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瀬乃宮あき穂役の南條愛乃さんが大好きなキャラは? 「ROBOTICS;NOTES」発売記念トークイベントレポート
また,松原氏は前作「STEINS;GATE」のリリースから2年以上経っていることもあり,「やっとできたと感慨深いです」と述べ,南條さんが演じたあき穂については「最初はイラッと来るかもしれませんが,後半は可愛くなっていきます」と紹介した。
また,林氏は,STEINS;GATEが高い評価を得たことから,「次回作も期待しています」と声を掛けられる機会が増え,プレッシャーになっていたと話す。無事発売された今としては,肩の荷が降りたと感じているそうだ。
続いて松原氏により,シナリオの分岐に大きく関わるシステム「ツイぽ」の解説がなされた。このシステムでは,シナリオが進行していく中でほかのキャラクターが何を考えているかを表現したかったと企画意図を説明。
加えて,「仲よくなったキャラにツイぽで返信すると,さらに絆が深まります。分岐が分かりにくいという感想もありましたが,気になるキャラにおかしな返信をしなければ,自然にそのキャラのシナリオに入っていく仕様になっていますから,自然に遊んでいただくのがいいんじゃないでしょうか」と,攻略のヒントを語った。
ちなみに,南條さんはあき穂を演じたにも関わらず,主人公の海翔の立場になると,あき穂が何を喜ぶのかよく分かりませんと笑いながらコメントしていた。
シナリオについては今回,林氏は群像劇を描きたかったとのことで,海翔を比較的普通に,あき穂をぶっ飛び気味に描くという二人一組で表現することを意識したという。林氏は,「二人にはそれぞれ夢があり,ゲームを進めると,それが世界を救うレベルになっていきます」と,ネタバレにならないよう慎重に言葉を選びながら概要を説明した。
また,あき穂役に南條さんを起用した理由について,林氏は「可愛らしさと,ロボット好きという少年っぽさの両面を合わせ持つあき穂にピッタリ」だったからとのこと。
南條さんも,「あき穂はたぶん,クラスメイトの女子が話題にするような駅前のお店やコスメの話にはあまり関心がないと思います。私も自分が興味を持つことじゃないと覚えられません」と話し,「そのわりに,あき穂の部屋のグラフィックスからは,フィギュアのディスプレイに悩んでいるような様子も垣間見えて,共感が持てます」と感想を述べた。
そんなあき穂を演じるにあたり,南條さんが彼女の熱さをいかに表現するかに配慮したと述べ,「単純なところがすごく好き」と話すと,林氏は「単純と言うか,猪突猛進ですよね」と返答していた。
ちなみに南條さんは「あき穂は別枠」と前置きしてから,松原氏と同じくフラウが一番と述べた。続けて「キャスト一同,フラウが大好き。常に次のセリフはどうなるんだろう? という期待があって,それを裏切らない(フラウ役の)名塚佳織さんはすごいです」とも話していた。
さらに話題は,ゲームの舞台となった種子島に移る。松原氏は,種子島の美しい海と空を表現すべく“青”の表現を意識したと話し,林氏は「観光客向けの店がないので,逆にそこに住む人の生活と空気感が感じ取れました」と感想を述べた。また南條さんは種子島には行ったことがないとのことだが,ロケハン時の写真を見たそうで「ぜひ行ってみたいですね」とコメントしていた。
南條さん:
ボイス収録の時点から。「シナリオの続きが気になる」と,キャスト一同で話していました。私自身も。面白いと自信を持ってオススメできるタイトルです。種子島の爽快な空気感をぜひゲームで味わってください。やっと皆さんと同じ感想を共有できるようになったことが嬉しいので,ぜひ意見・感想をTwitterやブログなどに送ってください。一緒に語り合いましょう。
松原氏:
実は私はこういったイベントで,ファンの方と近い距離で直接話す機会は初めてだったのですが,とても楽しいと思いました。また,ぜひやりたいです。
林氏:
発売日直後の週末,ぜひ『ROBOTICS;NOTESを遊んでいただけると嬉しいです。攻略が難しい部分もあるかと思いますが,楽しんでプレイしてください。
「ROBOTICS;NOTES」公式サイト
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(C)MAGES./5pb./Nitroplus
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