セガは本日(2011年4月15日),今夏発売予定のPSP用ソフト
「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS」(以下,サカつく7)で,
ゲーム開始までの流れをスクリーンショットと合わせて公開した。
また今回,新要素の一つ
「移籍オファー指定」や,
監督の能力に関する詳細な情報が公開されている。
ゲーム開始までの流れ
ゲーム開始時に,新たな監督を作成するか,ほかのセーブデータから監督のデータを引き継ぐか選択可能。ある程度成長している監督のデータがあれば,最初から欧州の強豪クラブの監督を務めることもできる
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以前お伝えしたように,本作の大きな特徴の一つは,Jリーグのクラブだけでなく,イタリア,イングランド,オランダ,スペイン,ドイツ,フランスという欧州6大リーグに属するクラブも指揮できることだ。
また本作には,シリーズ初となる
「監督自身の成長要素」も盛り込まれており,さまざまなクラブを渡り歩きながら高みを目指していく醍醐味も味わえる。
それでは,ゲーム開始までの流れを紹介しよう。
監督のエディット画面。ここでは名前,顔のグラフィックスを決め,初期能力値に影響を与える「前職」を選択。与えられた初期ボーナスポイントを消費してスキルを獲得する |
Jリーグや欧州リーグの実在クラブだけでなく,これまでのシリーズ作品同様,オリジナルクラブの指揮も執れる |
オリジナルクラブでゲームを始める場合,まず本拠地を選択し,クラブ名やエンブレム,ユニフォームを決定する
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コーチやスカウトとの契約を行う画面。コーチの能力は育成/采配面に,スカウトの能力は人事面に影響する
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クラブエディットがひととおり完了すると,右の最終確認画面が表示される。前作同様,任意のパートのみエディットし直せるようになっているほか,クラブの作成を中止し,一気にタイトル画面に戻れる新要素が追加されている。
実在クラブの監督としてゲームを始める場合は,最初に国を選び,続いてクラブを選択する。新たな監督を作成した場合,名声が低いため,欧州リーグを選んでも下位クラブからしか選択できない(左下の画面写真を参照)。
欧州リーグのクラブを選んだ場合も,クラブ名やユニフォームをエディットできる。これらはゲーム開始時だけでなく,途中でクラブを移籍したときもエディット可能だ。なお,クラブ名は9文字まで。Jリーグのクラブとは異なり,クラブ名に本拠地名を入れる必要はない
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Jリーグまたは欧州リーグのクラブでゲームを始める場合,最初に,初期資金を用いて各選手と再契約を行う。このあと,オリジナルクラブを選んだ場合と同様,コーチやスカウトと契約する |
Jリーグや欧州リーグのクラブでスタートする場合も,オリジナルクラブを作成する場合も,コーチ/スカウトとの契約に続き,同じ国のリーグ内からライバルクラブを選択することになる |
上から,イングランドのウェストハム,イタリアのチェゼーナ,スペインのサラゴサの編成画面。これまでのシリーズ作品と異なり,(当然ながら)海外選手のみで編成することも可能だ
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移籍オファー指定
「移籍オファー指定」は,サカつく7に盛り込まれている新要素の一つで,自分のクラブの選手を任意に移籍させられるシステム。プレイヤー自身が,クラブの所属選手を「移籍リスト」に載せられるのだ。
選手ごとに,「移籍オファー」を受けるか拒否するかを設定可能。「移籍オファー拒否」に設定すると,その選手に対するオファーが来なくなる。一方,「移籍オファー受付」に設定した場合は,オファーを受ける最低移籍金額を決定する画面に。ここで設定した金額よりも低い移籍金が提示されたオファーは,クラブに届かなくなる仕組みだ。ただし,移籍オファーを受け付ける状態にしたままにしておくと,その選手の忠誠度が低下する場合があるので,注意したい
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外国人枠などのレギュレーションはリーグごとに定められているため,EU枠やアジア枠の選手は,そのことが判別しやすく表示される
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監督の能力
上で説明したように,サカつく7には監督の成長要素が盛り込まれており,監督のプロフィール画面で,「基本情報」「コーチ能力情報」「スカウト能力情報」「特徴」が確認できる。
先日お伝えしたように,本作では,監督とコーチ/スカウトの各種能力を比べ,高いほうの値がクラブに影響を及ぼす仕組みだ。そのため,例えば,序盤においてはコーチ関連能力の向上に注力し,優れたスカウトを雇ってスカウト関連能力を補うなどの方法で監督自身を育成できる。
コーチ能力情報やスカウト能力情報の画面では,雇っているコーチやスカウトにより,それぞれの能力がどのように補われているかを確認可能だ。
「コーチ能力情報」画面。このコーチを雇っていることで,本来,監督が得意としていないフォーメーションが補正されていることが分かる(画面右)
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「スカウト能力情報」画面。選手獲得を得意とするポジションや,世界の各地域とのコネクションの強さなどが確認できる。このスカウトが監督よりGK,DF,MFの獲得に優れていることや,ロシアや日本,イタリアにより強固なコネクションを持っていることが分かる(画面右)
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右と下に掲載している計5点の画像は,「特徴」画面を写したものだ。右はゲーム開始時のもので,ほとんど特徴らしい特徴を備えていないことが分かる。プレイを通じて成長するにつれ,「育成」「采配」「交渉」「経営」の項目ごとに,クラブ運営に好影響を与えるさまざまな特徴が獲得可能だ。
下に掲載している画像は,かなりの成長を遂げた監督の「基本情報」画面だ。「優勝請負人」という称号を得ており,オファーも数多く寄せられているという。世界一の名監督を目指し,育成に取り組める日が待ち遠しい。