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Qualcommが「xR」機器向けプラットフォーム「Snapdragon XR1」を発表。4K解像度のVR映像や6DoFのトラッキングに対応
Snapdragon XR1は,ARMアーキテクチャベースのCPUコアと,詳細不明のGPUコア,およびAI処理エンジンやモーショントラッキング機能などを統合したプロセッサだ。Snapdragon XR1を使うことにより,4K解像度で60fpsのVR映像表示や3Dサウンド,6軸自由度(6DoF)のトラッキング機能を有するxR機器を実現できるという。
ただ,今回の発表はプラットフォームのみで,実際の製品で使われるプロセッサ自体の詳細は明らかになっていない。Qualcommはすでに,VRヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)向けに「Sn
Qualcommの発表によると,HMDでお馴染みのVIVE(※HTCのことと思われる)のほか,AR HMDを展開しているMeta,Vuzixなどが,Snapdragon XR1を採用する製品を開発しているとのことだ。
QualcommのSnapdragon XR1 Platform製品情報ページ(英語)
タイトル:Qualcomm Reveals the World’s First Dedicated XR Platform - The Qualcomm Snapdragon XR1 Platform debuts at Augmented World Expo with several customers already on board -
プレスリリースURL:https://www.qualcomm.com/news/releases/2018/05/29/qualcomm-reveals-worlds-first-dedicated-xr-platform
製品情報サイト:https://www.qualcomm.com/products/snapdragon-xr1-platform
XR紹介サイト:https://www.qualcomm.com/invention/cognitive-technologies/immersive-experiences/extended-reality
要旨:
クアルコムは、世界初のXR(Extended Reality)向け専用プラットフォームQualcomm Snapdragon XR1 PlatformをAugmented World Expo (AWE) https://augmentedworldexpo.com/ に向けたイベントで発表しました。
- XR1は、ARMベースのCPU、ベクタープロセッサー、GPU、AI Engineを含むクアルコムのヘテロジーニアスコンピューティングアーキテクチャーを統合しています。
- また、XR1は先進的なXRソフトウェアサービスレイヤー、機械学習、Snapdragon XR SDK、通信やセキュリティなどの機能を提供します。
- Meta社、VIVE社、Vuzix社、Picoare社が既にXR1に基づく開発を行っています。
- クアルコムはAugmented World Expo (AWE)にブース番号213で出展します。
また、Augmented World Expo (AWE)では、ブース出展(ブース番号:213)に加えて、当社の者が講演を行いますので合わせてご案内申し上げます。
5月30日(水)12:10-12:30
- タイトル:Goertek’s Experience with the Qualcomm Virtual Reality (VR) Accelerator Program
- 講演者:Said Bakadir, Augmented/Virtual/Mixed Reality Product Management & Business Lead https://augmentedworldexpo.com/speakers/said-bakadir/
5月31日(木)9:30-10:00
- タイトル:The Making of an Ambient World: The Future of XR is Now
- 講演者:Hugo Swart, Senior Director, Product Management https://augmentedworldexpo.com/speakers/hugo-swart/
- 関連タイトル:
Snapdragon
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