プレイレポート
[TGS 2011]世代交代がテンポよく体験できる。PSP用「俺の屍を越えてゆけ」プレイレポート
知っている読者も多いだろうが,このPSP用俺の屍を越えてゆけは,1999年にPlayStation用ソフトとしてリリースされた同名タイトル「俺の屍を越えてゆけ」のリメイク版だ。
主人公の一族には,通常の人間よりも何十倍もの早さで成長する呪いがかけられていて2年以内に死んでしまうのだが,今回出展されていたプレイアブル版では,死ぬ間際の1か月間がプレイできるようになっていた。この1か月はゲームの序盤に当たる部分で,「一族の呪いを解く」という悲願を次の世代に託すのが目的だ。
迷宮内のマップ上には鬼のシンボルがうろついていて,接触すると戦闘が始まるのだが,[×]ボタンを押しながらアナログパッドを操作すれば出撃隊が走るので,鬼を振り切って先に進むこともできる。ただ,走っている間は,体力を消耗していくので,適宜体力を回復しておかないとあとで大変なことになる。
最初に筆者は上記した「走ると体力が減る」ということに気がつかなかったのだが,進言のおかげでメンバーが瀕死になっていることに気付いた次第だ。
また,戦闘中は,各職業固有の術や奥義を使うこともできる。ゲーム序盤ということで,エフェクトもそれなりだったが,なかには派手なものもあるそうなので,いろいろ試してみたいところである。
ちなみに,戦闘開始時には「戦利品スロット」というものが表示される。これは敵が所持している宝物を示すもので,3リール仕様のスロットマシーン風になっていて,停止したときに表示されている宝物が戦闘終了後に入手できる。
戦利品スロットで図柄が3つ揃った場合には,ボーナスが入る仕組みになっているのだが,今回のプレイでは,筆者の運がいいのか,それともそういう設定なのかはわからないが,50%くらいの確率で3図柄が揃っていた気がする……。
と,ここまでで今回のプレイは終了。約15分という短いプレイ時間で,なかなか慌しい印象もあったが,ゲームの流れがひととおり体験でき,テンポよく作られていることが十分理解できるものだった。
なお,SCEブースでは,2011年9月15日に制作決定が発表された俺の屍を越えてゆけの続編を紹介するムービーが披露されているので,会場でに出向く人はこちらもぜひチェックしてほしい。
「俺の屍を越えてゆけ」公式サイト
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俺の屍を越えてゆけ
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