インタビュー
「マブラヴ オルタネイティヴ」の新アバンテーマ曲を担当するJAM Projectにインタビュー。「Metamorphose」では“戦争に行きたくない”気持ちを表現
価格は,通常版が7140円(税込)で,「マブラヴ」「マブラヴ オルタネイティヴ」の2本がセットになった「マブラヴ -ツインパック-」が1万6590円(税込)。なおツインパックには,特典として「figma 鑑 純夏 強化装備ver.」が同梱される。
PCゲームとして人気を博した本作品は,今回が初の家庭用ゲーム機への移植となる。快適なプレイのための豊富なオプション設定(表示速度,バックログ,メッセージスキップ機能)や,おまけ機能(シーン達成数表示,BGM/ムービー鑑賞など)はそのままに,グラフィックスはHD画質に最適化されているとのこと。
そして,以前「こちら」の記事でお伝えしたように,「マブラヴ オルタネイティヴ」の新規アバンテーマ曲「Metamorphose」を担当するのは,アーティストのJAM Projectだ。
今回は,2011年6月27日に実施された,影山ヒロノブさん,遠藤正明さん,きただにひろしさん,奥井雅美さん,福山芳樹さんへのメディア合同インタビューをお伝えしよう。なお,インタビューにはネタバレも含まれているので,「マブラヴ」「マブラヴ オルタネイティヴ」を未プレイの人はご注意を。
――JAM Projectさんは,PC版「マブラヴ オルタネイティヴ」でオープニングテーマ「未来への咆哮」を担当していましたが,今回のXbox 360版でも新アバンテーマ曲を歌うことになりました。その率直な感想を聞かせてください。
影山さん:
以前,「マブラヴ」の吉田プロデューサーとお会いした際,「今度Xbox 360で『マブラヴ』と『マブラヴ オルタネイティヴ』を出すことになったので,また曲を作ってほしい」とお願いされたんです。
JAM Projectは10年間やっていますが,武道館などでもライブができるようになったのは,「マブラヴ」を担当させてもらったことが大きかったと思うんです。「マブラヴ」が進化していく中で,また僕達とやりたいと言ってもらえたことは,素直に嬉しかったですね。JAM Projectを応援してくださっている方々も「マブラヴ」は大好きなので,喜んでくれていると思います。
――今回の曲は「Metamorphose」というタイトルですが,どのようなコンセプトでこの名前になったのでしょうか?
奥井さん:
PC版「マブラヴ オルタネイティヴ」では,“戦いに行く人を送り出す側の目線”から歌詞を考えましたが,今回は,“戦いに行く側の立場”から歌詞を書いてほしいというリクエストがあったんです。
ゲームでは人類が追い詰められ,戦うことを選んでいくのですが,現実世界では考えられないような,すごいことになっています。狂気に近い恐怖を持って戦う人達の描写がすごく印象に残っていますね。
でも,キャラクターたちには「愛する人や未来を守りたい」という気持ちがあり,それが進化し変容していく様を,自分で書いた歌詞から漠然と受け取ったんです。それでタイトルを「Metamorphose」としました。
――その歌詞には,使命感のようなものがメッセージとして込められているんですか?
奥井さん:
今回は使命感よりも,「リアルな恐怖」「戦争に行きたくない」という気持ちを表現しました。
アージュさんのゲームは,人間のみっともない部分,弱い部分も描かれていると思います。そういうところを歌詞で表現できればいいのではないかと考えたんですが,歌詞を書くときは悩みましたね。
プロデューサーの吉田さんに相談したら,私の考えを理解していただきいて,「そこまで書いてください」とOKをいただいたので,歌詞は突っ込んで書いています。
――「Metamorphose」を作曲する際,以前のアバンテーマ曲と比べられることにプレッシャーはありましたか? また,制作時のアプローチや作曲のイメージを教えてください。
きただにさん:
「マブラヴ」の曲は名曲が多いので,プレッシャーはありました。
JAMの場合は影山さんがプロデューサーと打ち合わせて,「こういう内容で,こういう風にして」とメールをいただくんです。
先ほどまっくん(※奥井さん)が言ったように,今回は戦いに行く人の気持ちなので,テンポや切り口,サビの部分など,いろいろ考えましたね。サビの最後のところは何回かやり直したんですが,戦いに行くときの恐怖感を出すために,コーラスの部分をこだわって作りました。
――今回は奥井さんが作詞を,きただにさんが作曲を担当していますが,どういった経緯でお二人が担当することになったのでしょうか?
影山さん:
曲はいつもコンペで決めていますね。今回も,プロデューサーに「どういう曲がほしいですか?」と聞いて,その要望をみんなに伝えたんです。いくつか候補が出てきて,完成した曲をプロデューサーに聞いてもらった結果,きただにさんの曲が選ばれました。
作詞に関しては,「マブラヴ」を全部最後まで遊んでいるのが奥井さんしかいないので,彼女以外ありえないということでそうなりました。
――実際に「Metamorphose」を歌ってみた感想を聞かせてください。
遠藤さん:
今回は自分の中になかったタイプの曲だったので,難しかったんですが,クールに熱く歌わせてもらいました。とても良いものができたと思うので,ぜひ聞いてほしいですね。
影山さん:
すごくストレートな曲ですが,ドラマチックな展開があり,「マブラヴ」らしいと思いました。アレンジは,以前から「マブラヴ」の曲を手がけてきた須藤賢一さんが担当していますが,「あの頃,一生懸命曲を作った匂いが出ればいい」という思いからお願いしたんです。曲はすごく良くなっていましたね。
奥井さん:
歌詞を書いて仮歌を入れたものを聞いたとき,「いい曲だな」って思ったんですが,やはり歌が入るとレベルが上がりますね。
歌詞を書いているときは,みんなが歌っているのを想像しているんですが,男性が中心になりますね。でもキーが高めなので,「サビの部分は私が歌わなければいけないかな」とか考えていました。
みんなの声が入ると,やはり「JAM Projectじゃん」ってなるし,曲だけ聞いても「きただに君の曲だな」って思います。手前味噌ですが,みんなの声が入ることで高級感が出ますね。
きただにさん:
すごくいい曲ができたと思います。2010年に発売したJAM Projectのアルバム「MAXIMIZER 〜Decade of Evolution〜」の中に「Elements」という曲があるんですが,これはコーラスが2人ずつハモっていくので,ライブでのステージングがかっこいいんです。
今回の「Metamorphose」もサビの部分が2人ずつなので,レコーディングをしているとき,そういう絵が見えましたね。
福山さん:
遠藤さんと同じく,歌うのはすごく難しかったですね。
あと,これまでやってきた「マブラヴ」の曲と,今回の曲は作者が違いますが,同じ匂いがしました。「マブラヴ」の曲には戦いに行く悲しさが描かれているけど,それが脈々と受け継がれていると感じましたね。ライブで披露したとき「こうなるだろうな」と予想ができたし,安心感を確認できたと思います。
――最後に,今後の活動とファンに向けてのメッセージをお願いします。
影山さん:
JAM Projectとしては,ライブツアーが今年の10月から来年1月にかけて行われます。今発表されているスケジュール以外では,韓国,台湾,中国にも行くと思います。
ライブでは「未来への咆哮」も歌うんですが,イントロが聞こえた途端,ファンのみんなのテンションが上がるんです。「Metamorphose」もそういう曲になればいいなと思います。
奥井さん:
ぜひゲームのほうもプレイしていただきたいです。そして「Metamorphose」もよろしくお願いします。
――ありがとうございました。
■チケット一般発売日
国内公演全国チケット一般発売日 9月10日(土) ※日本武道館公演を除く
日本武道館公演チケット一般発売日 11月12日(土)
http://jamjamsite.com/2011tour/index.html
■日程・会場・開場/開演時間・お問い合わせ先
10月22日(土) 東京・東京国際フォーラム・ホールA [17:00/18:00]
(H.I.P. 03-3475-9999)
10月23日(日) 東京・東京国際フォーラム・ホールA [15:00/16:00]
(H.I.P. 03-3475-9999)
11月6日(日) 高知・BAY5 SQUARE [16:30/17:30]
(夢番地(岡山) 086-231-3531)
11月12日(土) 栃木・黒磯文化会館 [16:30/17:30]
(インフォメーションダイヤル03-5793-8878 平日13:00〜18:00)
11月13日(日) 宮城・電力ホール [16:30/17:30]
(GIP 022-222-9999)
11月19日(土) 静岡・静岡市民文化会館・中ホール [17:00/18:00]
(サンデーフォークプロモーション静岡054-284-9999)
12月18日(日) 福岡・Zepp Fukuoka [17:00/18:00]
(キョードー西日本092-714-0159)
1月7日(土) 広島・アステールプラザ・大ホール [16:30/17:30]
(夢番地(広島) 082-249-3571)
1月8日(日) 愛知・愛知県芸術劇場 [17:00/18:00]
(キョードー東海052-972-7466)
1月14日(土) 兵庫・尼崎市総合文化ホール・アルカイックホール [17:00/18:00]
(キョードーチケットセンター 06-7732-8888)
1月15日(日) 兵庫・神戸国際会館こくさいホール [16:00/17:00]
(キョードーチケットセンター 06-7732-8888)
1月21日(土) 北海道・Zepp Sapporo [17:00/18:00]
(WESS 011-614-9999)
1月28日(土) 東京・日本武道館 [16:30/17:30]
(ちけっとぽーと03-5561-9001)
1月29日(日) 東京・日本武道館 [15:00/16:00]
(ちけっとぽーと03-5561-9001)
■チケット料金
東京, 名古屋, 栃木, 仙台, 広島, 兵庫, 静岡公演:全席指定 6,825円(税込)
札幌, 福岡, 高知公演:1F自由 6,000円(税込)/2F指定席 6,000円(税込)
(※高知公演は1Fのみ)
<札幌, 福岡, 高知公演について>
※1ドリンク代(500円)が別途必要になります。
※1F自由は整理番号付き
<備考>
3歳以上の方より有料となります。
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