「Arma 3」がいよいよ販売開始。新型ゲームエンジンの性能が確認できるローンチムービーも公開に

　Bohemia Interactiveは2013年9月12日，ミリタリーFPSシリーズの最新作「Arma 3」を発売した。Steamでの販売価格は通常版が59.99ドル，サウンドトラックや戦術ガイドなどの特典が付属する「Digital Deluxe Edition」が64.99ドルとなっている。　また，発売に合わせてローンチムービーとなる2分ほどの映像が公開された。


　「Arma 3」のシングルプレイ用キャンペーンは，2030年代に急激な成長を遂げたイラン軍が，NATOが地中海の拠点としていた，ギリシャに実在する2つの島を占拠してしまったという世界設定になっている。
　プレイヤーは，潜入作戦に失敗したNATO軍精鋭部隊の生き残りとして，各地に散らばった仲間たちを集めながらプレイを進めていく。陸，海（海中を含む），空と，さまざまなシチュエーションでの戦闘が楽しめるサンドボックス型のゲームプレイであり，20種を超える搭乗兵器や40種に及ぶ武器を駆使し，潜入や破壊などのミッションを達成していくのが目的だ。


　今回リリースされたムービーは，解説やセリフが挿入されていない，コアゲーマー向けタイトルらしい荒削りなものだが，Bohemia Interactiveの新型ゲームエンジン「Real Virtuality 4.0」による美しいグラフィックスや高いシミュレーション性が実感できる内容。「PhysX 3」に完全対応し，乗り物やキャラクターの動きなもども随分と洗練されたものに仕上がっているのが分かるはずだ。映像の後半では夜戦の様子もじっくり楽しむことができるだろう。

　本作の日本語版はズーから9月27日に発売予定となっており，自分でミッションを作成することもできるシナリオエディターが同梱される。こちらの価格は8190円（税込） になるとのことだ。

「ARMA 3 日本語版」公式サイト