プレイレポート
[TGS 2011]俺の小宇宙ではアルデバランの角が折れなかった。「聖闘士星矢戦記」プレイレポート
本作は,「聖闘士星矢」アニメ化25周年を記念したタイトルで,原作の“聖域(サンクチュアリ)十二宮編”をモチーフに作られたアクションゲームだ。今回の試遊では,「金牛宮への道」「金牛宮」「獅子宮への道」という3つのステージが用意されている。
[□]ボタンの弱攻撃,[△]ボタンの強攻撃を適当に押しているだけでも十分に敵は倒せるが,やはりどうせなら必殺技をぶちかましたい。今回のプレイでは,[○]ボタンを押すとおなじみの「ペガサス流星拳」,[R1]ボタンを押すと「ペガサス彗星拳」,[○][R1]ボタンを同時に押すと「ペガサスローリングクラッシュ」が繰り出せた。
金牛宮では,引き続きペガサス星矢を操作し,黄金聖闘士「アルデバラン」と戦うことになる。アルデバランは戦闘中は腕を組んで構えており,攻撃する時だけその構えを解く。腕を組んでいる間はこちらの攻撃が無効化されてしまうので,アルデバランが攻撃する瞬間を狙わなければならないのだが,その攻撃は回避するだけでも難しく,反撃する暇がない。
そこでうまく使っていきたいのが,[L2]ボタンで発動する「セブンセンシズ」だ。セブンセンシズの効果中は,敵の動きがゆっくりになるので,アルデバランが構えを解いたタイミングで発動させれば,こちらに攻撃が届く前に接近し,必殺技をぶちかませるのである。
……と思ったのだが,残りの体力を4割ほどまで削ったところで,時間切れになってプレイは終了となってしまった。原作どおりの展開なら,この後アルデバランの角をへし折って,先に進めるはずなのだが。ううむ,さすがは黄金聖闘士,非常にくやしい。
獅子宮への道は大量の雑魚が出現するタイプのステージなので,黄金聖闘士の強さを存分に楽しめた。
以上が,今回の試遊版でプレイできた内容だ。今回筆者はプレス向けの試遊会で本作に触れてみたが,バンダイナムコゲームスブースでは一般向けにも本作がプレイアブル展示されているので,聖闘士星矢ファンはぜひプレイしてみてほしい。
ちなみに,ブースのスタッフに聞いたところ,うまくやれば試遊版の時間制限内にアルデバランを倒せるらしい。筆者に代わって,アルデバランの角をへし折ってもらえると幸いだ。
「聖闘士星矢戦記」公式サイト
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