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[TGS 2011]20周年を迎えた「ぷよぷよ」のステージは豪華絢爛! 午前は人気声優陣,午後はぷよぷよアイドリング!!!が登場したステージの模様をレポート
午前の回にはゲームに起用されている声優陣,午後の回には本作のために結成されたスペシャルユニット「ぷよぷよアイドリング!!!」がゲストに呼ばれているとあって,入場整理券を求めるファンが朝早くから列を作っていたようだ。
午前の回には,「アルル」役の園崎未恵さん,「アミティ」役の菊池志穂さん,「りんご」役の今井麻美さん,「ウィッチ」役の佐倉 薫さんの4人が登場。ステージを進行した本作プロデューサーの細山田水紀氏は,「こんなに豪華なメンバーが一堂に会するなんて,感無量で泣きそうです!」と話していた。
次に,それぞれの声優さんが,本作の収録時にどのようにオーダーされていたかを振り返った。
園崎さんはアルルだけでなく,「クルーク」と「あやしいクルーク」の3役を演じていたそうだ。そのうち,あやしいクルークの収録にあたって,どれくらい怪しい雰囲気を出すか,そのさじ加減を本作のディレクターに判断してもらったと明かした。
また細山田氏は,3役分の収録だったにもかかわらず,短時間で終了したと付け加えた。
菊池さんが演じたアミティは,これまでと異なり,「ちょっとおバカ系のキャラ」だったとのこと。菊池さんは,「今までのアミティとは違う路線なので,自分のキャラなのに自分じゃないように演じました」と振り返った。細山田氏は,「『ちょっとアホな感じで』なんて,ムチャぶりしてすいません(笑)」と頭を下げていた。
リンゴ役の今井さんは,ぷよぷよシリーズには「ぷよぷよ7」から起用されているが,それとは別に,細山田氏のプロジェクトに参加したことがあるという。「それ,ここで解禁しちゃっていいですか?」と今井さんに確認を求められた細山田氏が,「言っちゃダメですね。すいません,忘れてください」と取り消す一幕も。
その今井さんはリンゴについて,「思春期の絶妙なラインにいる女の子なので,収録のとき,毎回そのラインにたどり着くまでが逆に楽しいですね」と語った。
さてここから,ゲスト全員によるぷよぷよ大会に。園崎さん&菊池さんチーム対今井さん&佐倉さんチームの対決となった。ゲームは和やかな雰囲気に包まれてスタートしたが,両チーム共にペア連鎖を交互に決めるなど,バトルは少しずつ白熱していった。
中でも今井さんはディスプレイに顔を近づけ,コメントする細山田氏に対して「話しかけないで!」と抗議(?)するほど集中していた。その甲斐あってか,1本先取されたものの,そのあと3本取り返し,今井さん×佐倉さんチームが勝利を決めた。
ぷよぷよ対決の熱も冷めやらぬうち,ステージはファンお待ちかねのライブパートに突入。「ぷよぷよのうた」を声優陣全員で歌うバージョンが初披露され,会場は大いに盛り上がりを見せていた。
午後の回では,本作のために結成されたスペシャルユニット,ぷよぷよアイドリング!!!全20名のメンバーのうち,10名がステージに登場。彼女達は今回も,9月15日のステージイベント同様,りんごをイメージして作られた衣装を身に着けていた。
また,東京ゲームショウ2009のセガブースで開かれたイベント(レポート記事)で“ぷよぷよリーダー”に任命された河村 唯さんがとくに強いそうだが,ほかのメンバーも上達しており,中でも橘 ゆりかさんはめきめきと腕を上げているという。
両チームとも,クイックドロップを使いつつ,連鎖を決めていくハイレベルな戦いとなったが,河村さん&朝日さんチームが,ペア7連鎖を決めておじゃまぷよを送り込み,流れをつかんだ。その後,遠藤さん&橘さんチームも反撃したが,勢いに乗った河村さん&朝日さんチームが3タテで勝利をものにした。
ぷよぷよアイドリング!!!は,続いてのライブで,ぷよぷよ7の応援ソング「ラブマジック・フィーバー」と,ぷよぷよ!!の応援ソング「恋の20連鎖!!」の2曲を熱唱。一般公開日1日めの終了間際だったこともあり,多くの人々が詰めかけたステージ周辺は大盛り上がりだった。
ぷよぷよ!!はニンテンドーDSで発売済みだが,先日お伝えしたように,ニンテンドー3DS,PSP,Wiiで12月15日に発売されることが決定している。価格は各5040円(税込)で,予約特典として,音楽CD「ぷよぷよ!! アニバーサリーサウンドコレクション」が用意される。
また,ニンテンドー3DS版の数量限定パッケージとして,41種類のオリジナルピンズをセットにした「ぷよぷよ!! アニバーサリーピンズコレクション」が,8715円(税込)で同日発売される予定だ。
「ぷよぷよ!!」公式サイト
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