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「Karateka」は,2012年11月14日に北米のXbox LIVEでリリース。ジョーダン・メックナー氏の名作アクションが現代風にアレンジされて蘇る
Xbox LIVE,ゲーム紹介ページ
「プリンス・オブ・ペルシャ」の開発者としても知られ,1980年代のゲーム業界でその才能を開花したメックナー氏については,Games Developers Conference 2011の基調講演レポートなどを参照してほしいが,そのメックナー氏が2012年2月に,Karatekaのリメイクを発表して大きな話題になった(関連記事)。ただし,開発状況についてはこれまで,ほとんど明らかになっていなかった。
公式サイトはまだオープンしていないようだが,Xbox LIVEの公式サイトで明らかになった情報によると,本作にはアニメ版「バットマン」キャラクターデザイナーであるジェフ・マツダ(Jeff Matsuda)氏が参加するほか,「Sid Meier's Civilization IV」でゲーム音楽史上初めてグラミー賞を獲得したクリストファー・ティン(Christopher Tin)氏がBGMを担当するなど,ハリウッドで脚本を手がけた経験を持つメックナー氏の人脈が光る,豪華メンバーになっている。
ゲームの開発は,アジアンテイストなアクションRPGとして多くのゲーマーに記憶される「Battle Realms」で知られるLiquid Entertainmentが担当し,販売はD3 Publisherという陣容だ。
ゲームの詳細についてはまったく語られてないものの,公開されたスクリーンショットから判断する限り,リメイク版Karatekaは1対1での戦闘を基本とする格闘アクションになり,3人のキャラクターの中から好きな戦闘スタイルのものを選べるようだ。
1984年版と比べてキャラクターデザインは大きく異なるが,恋人であるマリコ姫を誘拐したアクマを追って,彼の城に単独で乗り込んでいくという設定に変わりはない模様。鷹を肩に乗せた敵キャラクターもおり,ファンの思い出をくすぐる作品に仕上がりそうだ。
本作はXbox LIVEのほか,PlayStation Networkで販売されることも明らかにされており,日本での展開にも期待したい。