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USTREAMで1万人以上を熱狂させた「KONAMI Arcade Championship 2012」最終日。スーパープレイ続出に湧いた東京会場レポート
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印刷2012/11/28 14:10

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USTREAMで1万人以上を熱狂させた「KONAMI Arcade Championship 2012」最終日。スーパープレイ続出に湧いた東京会場レポート

KAC2012関東エリアの会場となった「東京レジャーランドパレットタウン店」
 KONAMIの人気アーケードゲームの各タイトルで,全国No.1を決める公式大会「KONAMI Arcade Championship 2012」(以下,KAC)。そのトリを飾る3部門,「beatmania IIDX 20 tricoro」「SOUND VOLTEX BOOTH」「REFLEC BEAT limelight」の決勝大会が,2012年11月25日,東京・青梅にある「東京レジャーランドパレットタウン店」をはじめとした,全国各地のゲームセンターで開催された。
 全国5か所のアーケード店舗と,台湾会場を中継で結び,各BEMANIタイトルや,「麻雀格闘倶楽部 ultimate version」「スティールクロニクル」といったタイトルで熱戦が繰り広げられてきた本大会も,この日の3タイトルが最終決戦となる。1年のやり込みを見せるべく集結したランカー達により,さまざまなドラマが生まれ盛り上がった会場の模様を,本稿では写真とともにお伝えしていこう。関東エリア会場での進行を務めた,コンポーザーのL.E.D.氏TAG氏へのミニインタビューもあるので,両氏のファンは見逃さないようにしてほしい。

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会場内のスペースはBEMANIファンですし詰め状態。300人以上のプレイヤーが訪れ,戦いの行方を見守っていた

KONAMI Arcade Championship 2012 公式サイト



白熱のエリア代表選抜予選。決勝にコマを進めるのは誰か?


 この日最初の競技種目となったSOUND VOLTEX BOOTH部門。6つのボタンと2つのアナログデバイスを使い演奏していく同作は,音楽に合わせて画面が揺れたり回転したりと,派手なエフェクトがスピード感満載のリズムゲームだ。収録楽曲はBEMANIシリーズのREMIX曲を中心に,人気同人ゲーム「東方Project」のアレンジ楽曲やボーカロイド,ダンスミュージックのアルバムを発売しているレーベル「EXIT TUNES」の版権曲が収録されているのが特徴となっている。

 2012年初頭に稼働を開始した同作は,今回が初の全国大会。エリア代表選抜予選は予選3位のLAYNTS選手が予選2位のHI7GI9選手を,予選4位の1048選手が予選1位のGUEST-01選手を抑えて決勝戦へと勝ち上がる。決勝では課題曲「TYCOON」「幻想のサテライト」が指定され,ハイレベルなプレイの応酬に会場も大盛り上がり。僅差でLAYNTS選手が勝ち上がり。全国決勝の舞台へとコマを進めた。

beatmania IIDX 20 tricoro
LAYNTS選手(左)vs.1048選手(右)によるエリア選抜戦決勝。ギリギリの勝負を制したのはLAYNTS選手だった
beatmania IIDX 20 tricoro
関東会場にゲストにはL.E.D.氏とTAG氏が訪れており,軽快なトークと応援で会場を盛り上げてくれた
「SOUND VOLTEX BOOTH」関東エリア代表プレイヤー。左からCASPER選手,GUEST-01選手,HI7GI9選手,LAYNTS選手,1048選手,FM選手

 続いて行われたbeatmania IIDX 20 tricoro部門。同作は音楽に合わせて降ってくるノーツを,鍵盤やスクラッチを操作して演奏するタイトルとなる。音ゲーとして歴史の長いタイトルだけあって熟練したプレイヤーが多く,なかでもオンライン予選の関東枠は,非常に高レベルの内容となった。

beatmania IIDX 20 tricoro
オンライン予選を2位で通過したNYANTA選手。健闘するが惜しくもTANMEN選手には届かず
beatmania IIDX 20 tricoro
「恋する☆宇宙戦争っ!!」をプレイするF.A選手。BPMが早いため,高スコアを出すためには譜面を高速で押すスキルが必要となる

 そんな過酷なオンライン予選を抜けたTANMEN選手NYANTA選手F.A選手の3名で行われたエリア代表予選は,予選課題曲に「恋する☆宇宙戦争っ!!」と「天空の夜明け」が指定される。前作のボス曲「天空の夜明け」でも軽々と最高ランクのAAAを出す出場選手達だが,その中でもTANMEN選手は安定した内容で両曲ともに1位を獲得。去年は惜しくもエリア代表枠に残れなかったTANMEN選手が,雪辱を晴らす形としてエリア代表となった。

beatmania IIDX 20 tricoro
TANMEN選手。前回のKACにも出場した実力者であり,今回のオンライン予選を関東トップで通過
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「beatmania IIDX 20 tricoro」関東エリア代表プレイヤー。左からF.A選手,NYANTA選手,TANMEN選手

 そして最後に行われたREFLEC BEAT limelight部門。2人のプレイヤーが音楽に合わせてオブジェクトを弾き飛ばす,BEMANIシリーズでも対戦に特化したリズムゲームとして人気を博している。アニメやJ-POPの版権曲をはじめ,BEMANI機種の人気曲や豊富なオリジナル楽曲が収録されているタイトルだ。

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オンライン予選1位で通過したCAREZZA♪選手
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オンライン予選2位のAK・∀・NE選手(左)対オンライン予選3位のSIRON.選手の対決はAK・∀・NE選手が勝利

 エリア代表選抜戦はオンライン予選を勝ち抜いた4人がリーグ戦を行い,勝利には3ポイント,同点には1ポイントが与えられ,ポイント差で決着をつける。
 予選課題曲は,いずれも高難度の楽曲「量子の海のリントヴルム」「cloche」「VALLIS-NERIA」の三曲となり,ハイレベルな対戦が繰り広げられたが,オンライン予選を4位で通過したICE-MI選手が全勝。勝ち上がってエリア代表の切符を手することとなった。

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「REFLEC BEAT limelight」のプレイ画面。縦横無尽に跳びまわる無数のオブジェクト達を,ランカー達は軽々と捌いてハイスコアをたたき出す
beatmania IIDX 20 tricoro
「REFLEC BEAT limelight」関東エリア代表プレイヤー。左から,TENKA選手,SIRON.選手,ICE-MI選手,CAREZZA♪選手,AK・∀・NE選手


アジア代表の実力やいかに? 「SOUND VOLTEX BOOTH」決勝戦


 SOUND VOLTEX BOOTHの全国決勝は,エリア代表選抜選手が「1位/3位/5位」と「2位/4位/アジア枠」で2つのグループに分かれ,それぞれのグループでスコアを競う形となった。両グループを勝ち上がった選手が,さらに決勝で対決するというルールだ。

 この中での注目選手は,なんといってもアジア代表のREMILIA選手。オンライン予選の2回戦で,数回にわたり課題曲で満点を獲得し,わずが17分で予選を突破したプレイヤーとして,国内でも大きな話題となった選手でもある。
 そのREMILIA選手と競う相手は,関東代表のLAYNTS選手と,関西・中国代表のHAMATAN選手。指定曲は「Evans VolteX Pf arrange」「neu BSP style」「FLOWER REDALiCE Remix」の3曲に決定した。
 会場の誰もが固唾を呑んで見守った第1回戦。LAYNTS選手がneu BSP styleで高スコアを叩きだすも,REMILIA選手はそれを上回る満点を達成。さらに「FLOWER REDALiCE Remix」でもREMILIA選手が高得点を獲得して,圧倒的な強さで決勝へと駒を進める。
 
エリアを代表して全国の猛者達との戦うLAYNTS選手。REMIRIA選手を相手に好勝負を繰り広げてくれた

 そして迎えた決勝戦。REMILIA選手を迎え撃つのは,もう一方のグループを1位通過した中部代表のLAV1S.選手だ。互いの競技楽曲を指定できる決勝では,LAV1S.選手が11月22日に追加されたばかりの「Absurd Gaff」,REMILIA選手が同作で最高クラスの難度といわれる「Ganymede kamome mix」を選曲する。さらに,KAC2012オリジナル楽曲コンテストで最優秀賞を取った「Max Burning!!」を加えたの計3曲が,決勝の舞台を飾る楽曲に決定した。

KAC2012オリジナル楽曲コンテスト最優秀賞の「Max Burning!!」。開発側からプレイヤーに向けての挑戦という意味も込められており,最高峰の難度を誇る。左右に振り回すアナログデバイスの動きに,初見で対応しているREMILIA選手のプレイは圧巻の一言
beatmania IIDX 20 tricoro beatmania IIDX 20 tricoro

 しかしここでもREMILIA選手の快進撃は止まらない。自身が選曲した「Ganymede kamome mix」では,難所といわれる高速連打を難なく接続。さらに初見の「Max Burning!!」でも大差をつけて圧勝という結果となった。オンライン予選で見せ付けた実力をいかんなく発揮したREMILIA選手が,KAC初の海外勢として,優勝の栄冠を勝ち取った。
 
beatmania IIDX 20 tricoro
海外勢で初の優勝に輝いたREMILIA選手。SOUND VOLTEX BOOTHをはじめたのは,なんと3か月前とのこと。台湾会場に駆けつけたSota Fujimori氏とQrispy Joybox氏も喜びを隠せない
beatmania IIDX 20 tricoro
SOUND VOLTEX BOOTH決勝戦の結果


名勝負続出。「REFLEC BEAT limelight」決勝戦


 REFLEC BEAT limelightの決勝は,予選通過1位と2位がシード権を得る,変則トーナメントで行われた。
 第1回戦は,関東代表のICE-MI選手と関西・中国代表のUTARO選手の1戦。課題曲は「VALLIS-NERIA」「天空の夜明け」の2曲で争われ,なんとICE-MI選手が「天空の夜明け」でフルコンボを達成して大勝を遂げる。会場からは拍手が巻き起こる盛り上がりを見せた。
 続く第2回戦は,そのICE-MI選手と四国・九州・沖縄代表A.N.C.B.選手が対決。本作の最難関曲である「HAERETICUS」でリードを奪ったICE-MI選手だが,「Red Goose」でリードを覆すスコア差をつけられてしまい,関東代表はここで惜しくも敗退。Aブロックを見事勝ち上がったのは,A.N.C.B.選手となった。

予選4位から駆け上がったICE-MI選手。準決勝で惜しくも敗れてしまったが,健闘を見せてくれた

 そしてA.N.C.B.選手を決勝で待ち構えるのは,アジア代表ARPA・∀・選手との激戦を制してBブロックを抜け,KAC2連覇を狙う北海道・東北代表N.E.X.T.選手。A.N.C.B.選手は初優勝を賭け,決勝へ望むこととなった。
 まずA.N.C.B.選手が指定した1曲目「TITANS RETURN」での戦いは,僅差でN.E.X.T.選手が勝利となる。万事休すと思われたA.N.C.B.選手だが,今度はN.E.X.T.選手が指定した「HAERETICUS」で逆転。お互い相手の指定曲で勝利をつかむという,白熱の試合展開となった。結果は総合点差でA.N.C.B.選手が優勝。新チャンピオンがここに誕生することとなった。

beatmania IIDX 20 tricoro
苦手だったという「HAERETICUS」で逆転し,優勝を掴み取ったA.N.C.B.選手。劇的な勝利に本人も感極まり,表彰時やコメントでは嬉し泣き
beatmania IIDX 20 tricoro
REFLEC BEAT limelight決勝戦結果


王者DOLCE.選手の連覇を阻止できるか。「beatmania IIDX 20 tricoro」決勝戦


 まさに大トリとなったbeatmania IIDX 20 tricoro部門の決勝は,予選通過者全員が1曲ずつ楽曲を指定するという形で行われた。そのすべての楽曲のスコアを合計して,優勝を決めるというルールである。
 選ばれた楽曲は「eRAseRmOToRpHAntOM」「Todestrieb」「Watch Out Pt.2」「灼熱Beach Side Bunny」「冥」「BITTER CHOCOLATE STRIKER」の全6曲。低速から高速へのBPM変化がある曲や,スクラッチが非常に難しい曲が多く,エリア予選での課題曲よりも,癖の強い楽曲が選出されたという印象である。これらの楽曲は,対策が不足していると大きく点差を離されてしまう傾向にあるため,日ごろの精進と対応力が問われることとなる。

TANMEN選手は,自身が選曲した「BITTER CHOCOLATE STRIKER」で全国トップを更新するスコアを叩き出す。会場で,この日1番の盛り上がりを見せた瞬間だ

 beatmania IIDX 20 tricoro部門の見どころは,昨年のKAC,そして第2回トップランカー選手権での優勝など,このところ1位を守り続けているDOLCE.選手を誰が止めるのか,というところ。そして連覇が期待されるDOLCE.選手に待ったをかけたのが,中部代表のMADOKA選手だ。
 5曲目の「冥」が終了した時点で,DOLCE.選手に23点の差をつけたMADOKA選手は,続く6曲目の「BITTER CHOCOLATE STRIKER」でも高スコアをたたき出す。結果リードを守りきったMADOKA選手が,DOLCE.選手に土をつけ,優勝をその手にすることとなった。

beatmania IIDX 20 tricoro
前回のKACでは惜しくも2位だったMADOKA選手。今年はDOLCE.選手を破り,見事優勝の座に輝いた。現地に居たdj TAKA氏やwac氏のテンションも最高潮に
beatmania IIDX 20 tricoro
beatmania IIDX 20 tricoro決勝戦結果


L.E.D.氏&TAG氏ミニインタビュー


BEMANI人気コンポーザーのL.E.D.氏(左)とTAG氏(右)
4Gamer:
 長かったKACの全日程が終了しました。最終日および,全体を通した感想をお願いします。

L.E.D.氏:
 どのタイトルも見どころ満載で,非常に熱かった最終日でした。とくにSOUND VOLTEX BOOTH部門は,初めての王者が誕生する大会ということで,僕らも凄く気になっていましたし,海外プレイヤーのレベルの高さに驚きました。
 REFLEC BEAT limelight部門では,2人が対戦してる画面が直接見られるので,リアルタイムに点数を追えて緊張感がありましたね。
 beatmania IIDX部門は長らく王者だったDOLCE.選手がMADOKA選手に敗れたことで,今後のシーンがどう変わっていくのかに注目です。

TAG氏:
 最終日のタイトルは,BEMANIシリーズの中でもマニアックかつ深いゲームが集まっていたこともあり,そのぶんドラマも多くて,見ていて楽しかったですね。KACは今回が2回目ですが,前回のチャンピオンが連覇するのか,それとも前回優勝を果たせなかったプレイヤーが雪辱を晴らすのか,そういう部分も含めて見ているのが面白かったです。
 全体で見れば,「DanceEvolution ARCADE」ではゲームのスコア以外の部分――パフォーマンスの審査を盛り込んだ特殊なルールを採用していたので,果たして試合が成り立つかどうか,不安な部分がありました。ですが結果は初の女性チャンピオンが生まれたということで,歴代のBEMANIシリーズの中でも,新たな歴史を刻むタイトルになったと思っています。

4Gamer:
 アジア代表が優勝を果たしたSOUND VOLTEX BOOTH部門はもちろんのこと,今回は海外勢の活躍も目立っていましたね。今後の活躍にも期待がかかります。

L.E.D.氏:
 驚異的ですね。向こうはアジアというグループで結束力があるみたいです。各国へのタイトルの普及が今後進んだら,国別で枠を設けられればいいなと思います。

TAG氏:
 SOUND VOLTEX BOOTHは,初代チャンピオンが海外の選手になったので,国内のプレイヤーはリベンジすべく,頑張ってほしいですね。

4Gamer:
 最後にBEMANIシリーズファンの方へメッセージをお願いします。

L.E.D.氏:
 今回でKACとしては2年目ですが,プレイヤーの皆さんおかげで,凄く盛り上がる大会になりました。今後もこの調子で続けていきたいと思いますので,ぜひよろしくお願いします。KAC以外でも,ラビートカップなど幅広い層に向けた企画もありますので,こちらも参加していただけると嬉しいです。

TAG氏:
 USTREAM配信を見てくれた方,会場に見てくれた方の中には,プレイはしたことがないけど,面白そうだなと興味を持った機種があるんじゃないかと思います。KACの戦いはトップランカー達によるハイレベルなものですが,彼らも最初は初心者で,練習を積み重ねることでここまで来れたわけです。ぜひこれをきっかけに,新たなプレイヤーとして挑戦してもらえたら嬉しいですね。

4Gamer:
 はい。本日は,ありがとうございました。

大会終了後はお二人からファン抽選会としてプレゼントが配布された


海外勢の活躍,新王者の誕生など,さまざまなドラマが生まれたKAC2012


 DanceEvolution ARCADEやSOUND VOLTEX BOOTHなど,新機種が加わることで,より一層の盛り上がりを見せたKAC 2012。なかでも,女性プレイヤーや海外枠からチャンピオンが生まれたことは,今までのBEMANIシリーズでは初の出来事でもあり,次回のKAC,そして今後のプレイシーンにも,大きな影響を与えることになるのではないだろうか。
 全国のアーケードをつなぎ,全国的な盛り上がりを見せるKONAMIのアーケードタイトル。次のKACでもきっと見られるであろう,トップランカー達の美技と白熱した戦いに期待しよう。


KONAMI Arcade Championship 2012 公式サイト

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    beatmania IIDX

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    SOUND VOLTEX BOOTH

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    REFLEC BEAT limelight

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