ウクライナ産サバイバルアクション「Survarium」の，初のインゲームシーンも確認できる開発者ダイアリー第3弾が公開

　「S.T.A.L.K.E.R.」シリーズの精神的な後継作とされるサバイバルアクション，「Survarium」を開発するウクライナのVostok Gamesが，開発者ビデオダイアリー第3弾を公開した。

「Survarium」公式サイト

　ウクライナに本拠を置くVostok Gamesは，開発が実質的に中断していると言われる「S.T.A.L.K.E.R. 2」に携わっていたGSC Game Worldの元開発スタッフで構成された新しいデベロッパであり，Survariumは最近の東欧ゲーム市場の動きに合わせ，Free-to-PlayのMMOFPSとしてリリースされる予定だ。
　ビデオダイアリーの後半部分には，チェルノブイリの原発事故によって立ち入り禁止区域に指定されたルドニャ村を再現したシーンが含まれており，インゲームシーンが公開されるのは初めてのことになる。S.T.A.L.K.E.R.シリーズと同じ，広大で美しく，どこか影の漂う風景を描いたグラフィックスは健在のようだ。


　SurvariumのグラフィックスはDirectX 11にも対応しているが，Vostok Gamesは最低環境のグラフィックスカードとしてGeForce 8800（グラフィックスメモリ：512MB）を挙げており，また毎秒64Kb程度の通信速度でも十分に楽しめるとダイアリーでコメントされている。殺伐とした世界を生き抜くサバイバー達の，リアルな生活や戦いが満喫できそうな本作の発売は，2013年内の予定だ。