プレイレポート
[TGS 2012]PS Vitaならではのタッチ操作を生かした「アサシン クリードIII レディ リバティ」プレイレポート
本作は,フレンチ・インディアン戦争の終結から2年後のニューオリンズを舞台に,フランス人とアフリカ人のハーフとして生まれた女性・アヴリーンが,格差社会での抑圧に苦しむ人々のため,戦いに身を投じていく姿を描いている。
本作の大きな特徴は,シリーズ初の女性アサシンをプレイヤーキャラクターに据えていることと,PS Vitaの機能を活かした操作方法である。
TGS 2012に出展されているプレイアブルバージョンでは,「忠実なる使徒」と「腐敗した兵舎」の二つのパートから,いずれか一方を選択して試遊できるのだが,今回は,PS Vitaの機能を生かした操作をフィーチャーしているという前者のパートをプレイしてみた。なお試遊1回あたりの制限時間は,約10分となっている。
このパートの冒頭のミッションではカヌーを使って目的地を目指すことになるのだが,カヌーのスピード調整にPS Vitaの背面タッチパッドを使うようになっている。カヌーのスピードを上げるには背面タッチパッドを下方向にスワイプ,逆にスピードを下げるには上方向にスワイプする。直感的に分かりやすく,快適ではあるが,調子に乗ってスピードを上げていると,方向転換時にカヌーがあらぬ方向に向かうおそれがあるのでご注意を。
また,前面スクリーンで敵をタッチして攻撃ターゲットを変更することができ,スクリーン右下をタッチすれば武器と道具のホイールを呼び出すこともできる。このホイールも,アイコンにタッチするだけで使いたいものに切り替えられるので,大変便利だ。このようなPS Vitaの機能を使った操作は随所に見られるのだが,全部試そうとするといくら時間があっても足りないので,試遊時間内に次々にミッションを進めたいという人はほどほどに。
目的地に到着してカヌーを降りると,その直後にはワニと格闘するミッションがあったり,まとめて敵を倒す技「チェインキル」を試してみろと言わんばかりにターゲットが密集しているミッションがあったりと,「忠実なる使徒」パートは,短い試遊時間でもさまざまな要素が体験できるよう工夫されている印象だ。
PS Vitaで,本格的なアクションアドベンチャーを期待しているTGS来場予定者は,ぜひ,このプレイアブルバージョンを遊んでみよう。
「アサシン クリードIII レディ リバティ」公式サイト
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アサシン クリードIII レディ リバティ
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