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FPS黎明期の「Rise of the Triad」が,UnrealEngine 3で復活。Apogee Softwareが2012年内の発売を予定
「Rise of the Triad」公式サイト
Rise of the Triadは,id SoftwareがリリースしたFPSの元祖「Wolfenstein 3D」(1992年)の続編としてApogee Softwareに委託され,開発が進められた作品で,タイトルも「Wolfenstein 3D: Rise of the Triad」になる予定だったという。結局は独立した作品として制作されたが,ナチスに絡んだ設定や武器,敵の制服などのアートワークにWolfenstein 3Dの雰囲気を残している。
オリジナル版のゲームデザインは,id Softwareの創立者の1人でもあるTom Hall氏が担当しており,当時のFPSとしては珍しく,5人の異なる能力を持つキャラクターから1人を選んでプレイしたり,ゲーム中にさまざまなパワーアップアイテムやシークレットなどが仕掛けられていたりする。バイオレンス描写もどこかコミカルな雰囲気で,また,一度に5発のミサイルを発射できる「Drunk Missile」などのユニークな武器も数多く登場する。
そんなオリジナル版を「UnrealEngine 3」を使って再現したリメイク作品では,シングルプレイキャンペーンに20種類のマップが用意されているほか,「最大11人」という不思議な参加人数のマルチプレイモードもある。マップパックなどのDLCが予定されているほか,「Steam Workshop」に対応したMODツールも公開されるとのことだ。詳しくは公式サイトを参照してほしい。
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Rise of the Triad
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