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Tilt to Live
  • One Man Left
  • 発売日:2010/02/24
  • 価格:250円(税込)
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端末を傾けて敵の間隙をすり抜ける。iOS向けシューティングゲーム「Tilt to Live」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第136回
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印刷2012/12/15 10:00

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端末を傾けて敵の間隙をすり抜ける。iOS向けシューティングゲーム「Tilt to Live」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第136回

画像集#012のサムネイル/端末を傾けて敵の間隙をすり抜ける。iOS向けシューティングゲーム「Tilt to Live」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第136回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 今回紹介するゲームは「Tilt to Live」。直訳すると「生きるために傾ける」という意味になるタイトルが示すように,端末を傾けて操作する一風変わったシューティングゲームだ。独特の操作に最初は戸惑うかもしれないが,操作に慣れるころにはどっぷりハマってしまう,そんな高い中毒性を持つ作品になっている。

通常は250円(税込)だが,現在無料キャンペーン中だ
画像集#002のサムネイル/端末を傾けて敵の間隙をすり抜ける。iOS向けシューティングゲーム「Tilt to Live」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第136回

「Tilt to Live」ダウンロードページ



 ゲームの舞台は画面いっぱいの四角く区切られたフィールド。矢印のアイコンが自機で,端末を傾けるとその方向へと移動する。傾ける角度で移動するスピードも調整できるので,まずはフィールドの中を動き回ってみよう。
 少し時間が経過すると,白で縁取りされた赤色の丸が沸き始める。これが「敵」で,プレイヤーはこの敵に当たらないように自機をコントロールするのだ。敵は自機を目指してゆっくりと近づいてくるので,逃げ道を塞がれないよう立ち回る必要がある。

 もちろん,避けるだけではなく,敵を武器で攻撃することも可能だ。武器はさまざまな種類の「オーブ」に触ることで使用できる。オーブは敵と同じように丸い形で表示されるものなのだが,敵より一回り大きく,中に記号が描かれている。色も違うので,敵と見間違えることはないはずだ。

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 どのような攻撃ができるかはオーブの種類によって変わる。オレンジ色のオーブは自機の周囲に爆風を起こして敵を巻き込む,紫色のオーブは自機の前方へ巨大なエネルギー波を放つ,といった具合だ。
 敵を一気に倒すとコンボとなり,高いポイントが獲得できる。ポイントを溜めていくと新たな武器が開放される仕組みなので,積極的に敵を倒していくといいだろう。

左が爆風のオーブ,右がエネルギー波のオーブを使ったところ。オーブはランダムで,フィールド内に次々と出現する
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 以上が基本操作だが,本作には5つのゲームモードが用意されており,それぞれで違った楽しみ方が可能だ。5つのモードの内訳は,基本となる「Classic」,敵が大量に出現する「Code Red」,懐かしの「電流イライラ棒」よろしく,精密な動作で敵たちの隙間にあるライフポイントを取り続ける「Gauntlet」,まず凍った敵が上空から降ってきて,落下すると氷が溶けて自機を襲い始める「Frostbite」,そしてマシンガンを使って敵を撃ちまくる「Viva la Turret Expansion」だ。
 最初はClassicで操作感覚に慣れ,その後に各種モードで遊ぶといいだろう。なお,Viva la Turret Expansionだけは170円(税込)の課金で開放される。

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Code Redは5つのモード中でも抜きんでた難しさ
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Gauntletに登場する敵は自機へ向かってくることなく,右から左へ一定速度で動く

 自機の当たり判定はかなり小さく,ゲームが進むと膨大な敵が幾何学模様のような隊列で出現するなど,弾幕シューティングっぽい側面も出てくる。慣れてくると敵を大量におびき寄せてから一気に武器で撃破できるようになり,かなり爽快だ。もちろん選択を誤ればチャンスが一転,ピンチへと変わってしまうのだが……。
 この「逃げ回りつつ反撃のチャンスを窺う」というプレイが実にクセになる面白さで,延々と遊び続けられる中毒性が潜んでいるタイトルだ。

やるかやられるかという駆け引きが,心地よい緊張感を生んでいる
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 なお,本作のiPad専用タイトル「Tilt to Live HD」も販売されている。こちらは大画面で楽しめるので,本作を気に入った方はあわせて遊んでみてはどうだろうか。

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著者紹介:トリスター/目代将規
 ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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