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TITAN
  • NVIDIA
  • 発表日:2013/02/19
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印刷2014/02/18 23:00

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NVIDIA,Kepler世代の最上位GPU「GeForce GTX TITAN Black」を発表

画像集#002のサムネイル/NVIDIA,Kepler世代の最上位GPU「GeForce GTX TITAN Black」を発表
 2014年2月18日23:00,NVIDIAは新世代GPUアーキテクチャ「Maxwell」採用製品を発表したが,これにあわせてもう1つ,Kepler世代の新しい最上位GPU「GeForce GTX TITAN Black」(以下,GTX TITAN Black)も発表した。

 一言でまとめるなら,GTX TITAN Blackというのは,「GeForce GTX TITAN」(以下,GTX TITAN)のGPUコアを,「GK110」のフルスペック版に変更したGPUだ。GTX TITANでは,15基あるSMXのうち1基が無効化されていたが,GTX TITAN Blackでは15基すべてが動作するため,総CUDA Core数は2880基となる。

NVIDIAが示している「GPUクーラーのカバーを外した状態」と基板。搭載されるGPU上の刻印は「GK110-430-B1」だった。「Tesla K40」と同じく,「GK110B」と呼ばれる新リビジョン版GK110を搭載しているようだ
画像集#003のサムネイル/NVIDIA,Kepler世代の最上位GPU「GeForce GTX TITAN Black」を発表 画像集#004のサムネイル/NVIDIA,Kepler世代の最上位GPU「GeForce GTX TITAN Black」を発表

 GK110のフルスペック版GPUというと,2013年11月に登場した「GeForce GTX 780 Ti」(以下,GTX 780 Ti)を思い浮かべるかもしれない。ただ,GTX 780 Tiでは,倍精度浮動小数点演算プロセッサ(以下,DP)のフルスピード動作モードに対応していかなった。その意味では,DPのフルスピードをサポートし,“非公式Tesla化”のできる,初のフルスペックGK110版GeForceと紹介することもできるだろう。

GTX TITAN Blackのセールスポイント(左)とスペック概要(右)
画像集#005のサムネイル/NVIDIA,Kepler世代の最上位GPU「GeForce GTX TITAN Black」を発表 画像集#006のサムネイル/NVIDIA,Kepler世代の最上位GPU「GeForce GTX TITAN Black」を発表

 GTX TITAN BlackとGTX 780 Ti,GTX TITANの主なスペックはにまとめたとおりだが,GTX TITAN Blackでは,動作クロックもGTX 780 Tiより高められており,文句の付けようがないフラグシップモデルとなっているのも分かる。

倍精度浮動小数点演算性能値が1.3TFLOPSで揃っているのを不思議に思う人もいるだろう。この点だが,NVIDIAいわく「倍精度を要求するアプリは,一般的にワークロードの負荷が大きくなる。そのため,GTX TITANでもGTX TITAN Blackでも,温度と電力によって動作クロックが制限されることになる」。GTX TITAN Blackでは稼働するSMXの数が増えるため,発熱も大きくなり,いきおい動作クロックが下がって,その性能値はGTX TITANと揃うことになるのだという
画像集#007のサムネイル/NVIDIA,Kepler世代の最上位GPU「GeForce GTX TITAN Black」を発表

 なお,北米市場における搭載カードのメーカー想定売価は999ドル。これはGTX TITANのそれと同じなので,GTX TITAN Blackの登場をもって,GTX TITANは出荷終了になるものと思われる。

NVIDIAのGeForce製品情報ページ

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