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GeForce NOWがワイヤレスVR&ARに対応し,RTXクラウドゲームサーバーはソフトバンクが2019年後半に国内展開――NVIDIAが発表
また,固定回線および5G回線を利用した低遅延のサービスを実現するため,「GeForce NOW Alliance」プログラムをNVIDIAが立ち上げたことも氏は明らかにしている。このアライアンスプログラムには日本のソフトバンクと韓国のLG Uplusが参加しており,ソフトバンクは2019年後半に日本でRTXクラウドゲームサーバーを展開することになるという。
新世代のGeForce NOWで採用するサーバーは「RTX Server」とされる。新発表となったRTX Serverは8Uサイズの筐体にTuring世代のGPUを40基搭載するブレードタイプで,「GeForce RTX 2080」相当の性能でレンダリングした映像をクライアント端末に対してストリーミングできるとのことだ。
また,最大32台のRTX Serverをまとめて「RTX Server Pod」化できるようにもなっており,その場合,総数1280基のGPUによって最大1万人へ同時にPCゲームやワイヤレスVR&ARを提供できるとのことである。
RTX Server。GeForce NOWだけでなく,リモートレンダリングサーバーやリモートワークステーション用途にも最適化できているという |
最大32台のRTX Serverを束ねられるRTX Server Pod。ストレージは(NVIDIAが69億ドルで買収する)Mellanox TechnologiesのカスタムインターコネクトおよびInfinibandで接続される |
GeForce NOW: The Cloud Gaming Service for PC Gamers(英語)
NVIDIA RTX Server Lineup Expands to Meet Growing Demand for Data Center and Cloud Graphics Applications(英語)
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