ラッセルは本日(2013年4月25日),農業シミュレーションゲーム
「Farming Simulator」を2013年夏に発売することを発表した。対応機種は
PlayStation 3および
Xbox 360で,価格は6090円(税込)。CEROのレーティングは「審査予定」。
Farming Simulatorは,ドイツのGiant Softwareが制作する人気シリーズで,プレイヤーは広大なオープンワールドの一角に自分の農場を持ち,土地を耕して種を植え,作物を育てて出荷したり,家畜を育ててミルクを絞ったりすることになる。そして,得られた資金で新たな大型農業機械を買ったり,従業員を雇ったりして,農場を大きくしていくという,まさに夢の農場ライフを満喫できるゲームとなっている。
また,ゲームに数多く登場する農機のすべてが
実際にあるものをモデルにしており,ヨーロッパを中心にしたメーカーが製作する各種の農機が,精密かつ緻密に描き込まれたグラフィックスでゲームに登場してくるのだ。ゲームは基本的に一人称視点なので,これらの農機のディテールを心ゆくまで堪能することもでき,農機ファンはきっとたまらないだろう。
リアルなグラフィック
実在するメーカーの様々な農機の操縦がプレイの大部分を占めるこのゲームでは、こうした農機こそが事実上の「キャラクター」であると言えます。「ファーミングシミュレーター」では、ゲームの要である農機や農具を極限まで精密かつ正確に再現。
本物と比べても遜色ないほどリアルに仕上がっています。
いずれの農機も多彩な機能と豊かなアニメーションにより、新規プレイヤーを尻込みさせることなく、迫真に満ちたリアルワールドシミュレーションの醍醐味を伝えてくれます。
ファーミングシミュレーターには以下のメーカーの農機・農具が登場します。
注:実際のゲームには上記以外のメーカーも登場します。
ファーミングシミュレーターの主役は農業用車両や機械です。いずれも徹底的な描き込みとアニメーションによって、技術的に可能な限り実在のモデルに近づけています。
プレイヤーはゲームの世界を一人称視点で散策でき、どの機械も間近でディテールを観察できます。
どの乗り物も運転席視点にて農機の操縦系統や計器類を見る事ができます。
表情豊かなオープンワールド
ゲームの舞台は地続きになったひとつのオープンワールドです。
そこでは常に時間が流れており、昼から夜へとダイナミックに表情を変えていきます。影は太陽の動きに合わせて伸び縮みし、夜になると街灯に灯がともり、道路を走る車はライトをつけます。
時折、雨やひょうが降り、霧がかかったりして、オープンワールドのムードが一時的に変化します。
マップ内にはキャンプ場、川、巨大な穀物製粉所、小さな港、操車場、ゴルフコース、小さな街、宿屋、美しく描き込まれた農場、広大な畑など、特徴的な風景がいくつも広がっています。
建物の多くは、ドイツやオーストリア、スイスに実在する建物を基にデザインされています。
マップ内には海抜の異なる高原がいくつかあり、それらが複数の道によって結ばれています。そのため、プレイヤーがゲームの世界を一望できるような地点はひとつもなく、時折視線が遮られるので、景色をより巨大に、より複雑に感じられるようになっています。
自分だけの美しい世界
ゲーム世界のグラフィックは、作物の成長に合わせて劇的に変化します。以前は茶色い荒れ地でしかなかった畑が、収穫期には金色の小麦の海へと姿を変え、穂先がゆらゆらと風に揺れている様子を目にすることもできるでしょう。景色は、プレイヤーがまく種によっても変化します。どのプレイヤーも最初は同じマップからスタートしますが、最終的には自分だけのマップへと作り変えることができます。