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「熱血硬派くにおくん」のドラマ化発表会で「くにお」と「りき」がタイマン!?
「くにおくん」といえば,1986年にアーケード向けにリリースされた「熱血硬派くにおくん」を皮切りに,50作品以上がリリースされている人気シリーズだ。8月8日には,シリーズ最新作となるニンテンドー3DS用ソフト「熱血硬派くにおくんSP 乱闘協奏曲」が発売されたばかりで,実に27年もの長期間にわたって根強い人気を保っている。
今回のドラマのストーリーは,その名の通り,初代「熱血硬派くにおくん」をモチーフにしたもので,白の学ランを身にまとった「くにお」と,「りき」をはじめとするライバルたちの熱い戦いが描かれるとのことだ。
発表会には,くにお役の大野拓朗さん,りき役の滝口幸広さん,ヒロインである「みさこ」役の高嶋香帆さんなどのキャストが登場し,収録時のエピソードなどを語った。
第1話ではいきなり「くにお」と「りき」の決闘シーンがあり,しかもゲームではおなじみとなっている,くにおの必殺技「マッハキック」が登場するとのこと。
大野さんは「CG合成のベースとなる映像を作るために,脚を上げたままポーズを固定しなければならなくて大変だった」と振り返っていた。
滝口さんはくにおくんシリーズの大ファンとのこと。友達4人ぐらいで交代しながらファミコンで遊んでいたという思い出を披露した。
高嶋さんは,衣装であるブレザーについて,「ちょっと古い感じですが,とても気に入っています」と笑顔で話していた。
くにお役 大野拓朗さん |
りき役 滝口幸広さん |
みさこ役 高嶋香帆さん |
「くにお」と「りき」の決闘シーン。左のくにおは「マッハキック」,右のりきは「マッハパンチ」を繰り出している |
CG合成のベース映像を作るため,このポーズを固定するのが大変だったと大野さん |
くにおの親友で,ゲームではいつも敵キャラクターから袋だたきに遭っている「ひろし」を演じる畠山航輔さんは,少し頼りなさげな感じで自己紹介。かなりの役作りをしてきたと思わせたが,MCから「素でも役と同じ感じですか?」と聞かれると「そうです」とあっさり返答。
濱田秀さん演じる「みすず」は,ゲームの「熱血硬派くにおくん」をプレイしたことがある人なら,その再現度に驚くこと請け合い。「デカくて怖いですね」というMCに対して「そんなことないわよぉ〜,アタシ優しいのよぉ」と,しわがれ声で応えていた。
土平ドンペイさんが演じる「田所」は,ゲームには出てこないキャラクターとのことで,土平さんは「映像でお楽しみください」とアピールしていた。
ひろし役 畠山航輔さん |
みすず役 濱田秀さん |
田所役 土平ドンペイさん |
キャストのトークに続いて,大野さんと滝口さんが「熱血硬派くにおくんSP 乱闘協奏曲」のバトルロイヤルモードで対戦するコーナーとなった。当初はシリーズのファンでもある滝口さんがうまく武器使って優勢だったが,大野さんは体力ゲージがほぼない状態から挽回,ドラマばりの逆転勝利を飾った。
発表会の最後には,ドラマ第1話の試写が行われた。熱血高校に転校してきた「くにお」が,登校初日に,学校に代々伝わる白ランに袖を通してしまったことから,全国の番長たちから狙われる存在になってしまい,花園高校の番長「りき」と決闘するというストーリー。
迫力の喧嘩シーンはもちろんのこと,コミカルなシーンもしっかり織り込まれているので,誰でも楽しめる内容となっている。登壇した原作者の岸本良久氏も,映像化の出来映えに「完璧」と太鼓判を押したので,「くにおくん」ファンなら一度は見ておきたいところだ。
ドラマ「熱血硬派くにおくん」公式サイト
「くにおくん」シリーズ公式サイト
- 関連タイトル:
熱血硬派くにおくんSP 乱闘協奏曲
- 関連タイトル:
超熱血高校くにおくん ドッジボール部
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(C) Million Co.,Ltd. / ARC SYSTEM WORKS
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