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[JAEPO2014]「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」の結城 晶はビームを放つ? 気になる話題満載だった「ALL.Net P-ras MULTI 格闘ゲーム開発者座談会!」の模様をレポート
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印刷2014/02/15 19:24

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[JAEPO2014]「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」の結城 晶はビームを放つ? 気になる話題満載だった「ALL.Net P-ras MULTI 格闘ゲーム開発者座談会!」の模様をレポート

 2014年2月14日,「ジャパン アミューズメント エキスポ 2014」のセガブースで「ALL.Net P-ras MULTI 格闘ゲーム開発者座談会!」と銘打たれたトークイベントが開催された。これは,セガが提供するアーケードの新システム「ALL.Net P-ras MULTI」において稼働が予定されている「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」(以下,GGXrd)と「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」(以下,電撃FC),そして現在稼働中の「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade」(以下,DOA5UA)の開発者達を招いて座談会を行うというもの。

このステージイベントは,セガ公式のニコニコ生放送でも配信されていた(6:00:00あたりから)。細かい内容が気になる人は,アーカイブをチェックしてみよう
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「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」公式サイト

「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」公式サイト

「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade」公式サイト


座談会では,ゲームファンにはおなじみの高橋名人がモデレータを務めた
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 ステージに登壇したのは,モデレーターである高橋名人のほか,GGXrdを開発したアークシステムワークスの石渡太輔ゼネラルディレクター,電撃FCを開発したセガの寺田貴治ディレクター,そしてDOA5UAを開発したコーエーテクモゲームスの早矢仕洋介プロデューサーの4名。
 以下,座談会の中から,気になった話題をピックアップしていこう。

写真左から,コーエーテクモゲームスの早矢仕洋介プロデューサー,アークシステムワークスの石渡太輔ゼネラルディレクター,セガの寺田貴治ディレクター。お互い,この座談会この座談会が初対面だったとのこと
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 トーク序盤では,それぞれのタイトルの紹介が行われた。
 “世界一可愛い女の子を出そう”というコンセプトで開発されたDOA5UAのグラフィックスをめぐる話題で,早矢仕氏が「DOA5UAでは,胸の揺れ具合をオペレータさんに決めてもらえるようにしてあります。もし物足りないときは,オペレータさんにお願いすれば,その場で変えてもらえるかもしれません」という驚くべき情報を明かすと,「揺れないモードもあるようですが,そんなの誰が選ぶんですか」と高橋名人がツッコミを入れた。
 このバストムーブと名付けられた設定項目は会社側の要望で入れた機能(家庭用の「DEAD OR ALIVE 5 ULTIMATE」には,同様の設定項目が用意されている)らしく,早矢仕氏としては「(揺れ方は常に)マックスで行きたかった」と話していた。
 ……さまざまな年代のプレイヤーが集うアーケードには,それなりの配慮が必要なのだろう。

石渡氏がゲーム業界を目指したきっかけとして,高橋名人の存在は非常に大きいそうで,「僕が子どもの頃は“ハドソン夏のキャラバン”があって,スターソルジャーのスコアが良ければヒーローになれた。そして,ゲームを題材にそんな世界観を作れることにすごく感動したんです」と語った。競い合う楽しさという意味では,スコアアタックも格闘ゲームの大会も,同じものと言えそうだ
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 まるでセルアニメのように滑らかに動く3Dモデリングのキャラクターが特徴的なGGXrdの話題では,寺田氏,早矢仕氏ともにグラフィックスにはかなり驚いたとのこと。寺田氏が「正直,未だにアニメなんじゃないかという疑惑があります」と笑いながら語ると,石渡氏は「実は,一つだけアニメのところがあります。……オープニングの一番最初に出てくるおっさんは,アニメなんです」と述べて,登壇者や観客の笑いを誘う一幕も。

 GGXrdのグラフィックスが他タイトルの開発者にどれほど大きな衝撃を与えたかが垣間見える,非常に興味深いトークだった。

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 「バーチャファイター」シリーズでおなじみの結城 晶が,ボスキャラクターとして参戦することが明らかになった電撃FCの話では,同じく晶がゲスト参戦しているDOA5UAの早矢仕氏から,「どうやって晶を2D格闘ゲームに落とし込んだのか,動いている姿がすごく見てみたい」という要望が出された。

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 寺田氏は,ここではまだ見せられないとしつつも,「情報だけ伝えると,崩撃雲身双虎掌のときに,ビームが出ます」と,かなり衝撃的な情報を明かした。
 電撃FCはいわゆる2D格闘ゲームであるために,ほかのキャラクターとのバランスを取るうえでそうしたアレンジが必要だったと寺田氏は述べ,「もちろん,晶のもともとの技はちゃんとカバーしたうえでアレンジを加えているので,バーチャファンの方も期待していてください」と続けた。
 なお,これを受けて早矢仕氏は,「僕らが晶を作ったときは,どうすれば原作の晶を再現できるかとても悩んだんです。まさかセガさん自らが,ぶっ壊してくるとは思わなかった」と,笑いを交えて感想を述べていた。

 最後に早矢仕氏は「13年ぶりにアーケードに戻ってきたDOAシリーズですが,今後はアーケードでもアップデートし続けることを,皆さんにお約束します。ぜひDOAシリーズを遊んでください」とまとめた。

 また石渡氏は「ALL.Net P-ras MULTIでいろいろな格闘ゲームが遊べるようになり,格闘ゲームの流れが来ていると感じています。これまで食わず嫌いだった人もいると思いますが,この機会に新しく格闘ゲームを始めていただいて,盛り上がっていけたらと思います」と挨拶した。

 そして寺田氏は「たくさんの格闘ゲームがALL.Net P-ras MULTIに集まってきたことで,ゲームセンターでコミュニティを作って遊ぶ面白さを感じてもらいやすくなると思っています。最終的にはDOA5UA,GGXrd,電撃FC合同の大会ができたら面白いですね。皆さんよろしくお願いします」と語り,座談会を締めくくった。

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  • 関連タイトル:

    GUILTY GEAR Xrd -SIGN-

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    電撃文庫 FIGHTING CLIMAX

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    DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade

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