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2013年10月22日,Futuremarkは,PC総合ベンチマークアプリケーションソフトの最新版,「PCMark 8」の,無料版である「Basic Edition」と,個人向け有料版「Advanced Edition」をリリースした。対応OSはWindows 8.1/8/7。Advan
●2014年1月20日:Version 2.0.191が公開されました
●2014年2月5日:Version 2.0.204が公開されました
●2014年3月13日:Version 2.0.228が公開されました
●2014年6月30日:Version 2.1.274が公開されました
●2014年10月2日:Version 2.2.282が公開されました
●2014年12月1日:Version 2.3.293が公開されました
●2015年4月2日:Version 2.4.304が公開されました
●2015年9月9日:Version 2.5.419が公開されました
●2016年1月19日:Version 2.6.512が公開されました
●2016年2月10日:Version 2.6.517が公開されました
●2016年4月18日:Version 2.7.613が公開されました
●2017年12月15日:Version 2.8.704が公開されました
●2018年5月7日:Version 2.9.811が公開されました
●2018年6月21日:Version 2.10.901が公開されました
4Gamerの公式ミラーでもBasic Editionのインストーラを公開したので,最新のベンチマークソフトでPCの性能を計測してみたいという人は,ぜひ利用してほしい。
PCMark 8はデスクトップPCからタブレット端末まで,あらゆるPCでの性能計測を可能とするように設計されたベンチマークアプリケーションだ。ノートPC向けのバッテリー駆動時間計測テスト「Battery life testing」や,SSDやHDD,ハイブリッドストレージの性能を計測するストレージテストなど,PCの構成要素それぞれに対するテストと,Adobe Systemsの「Adobe Photoshop」や「Adobe In
4Gamerではすでに,Professional Editionを性能計測に使用している。しかし,今回は読者も気軽にテストできるBasic Editionを使い,どのようなテストが実行され,どういう結果が示されるのかを簡単に説明したい。
まずBasic Editionで実行できるテストは,家庭での一般的なPC使用シーンを想定した7種類のWorkload(ワークロード,「処理」や「仕事」の意味)を組み合わせる「Home」テストだけだ。
ただし,測定結果を表示する「Result」の画面では,オフィスでの事務作業を想定した「Work」テストの結果も表示されていた。これは,HomeとWorkで共通するワークロードがあるためで,結果として,1回の実行で2種類のテスト結果が得られるわけだ。
実行するテストを選ぶ画面では,OpenCL対応デバイス(一般的にはGPUだろう)を使用して一部の処理を行う「Run Accelerated」と,OpenCLを使わない「Run Conventional」という2つの動作モードから,いずれかを選択するようになっている。OpenCLデバイスがない場合,「Run Accelerated」を選んでも該当するテスト項目は処理されないだけで,スコア自体は正常に算出される。
筆者が今回テストを実行したノートPCは,OpenCL対応デバイスがないと判定されたのだが,OpenCLを使うテスト項目があるワークロードは,実のところ1つだけだった。Basic Editionで実行できるテストでは,OpenCLの処理性能に重きを置いていないということだろうか。
Homeで測定されるワークロードは以下のとおり。テストを開始すると,7種類のワークロードがそれぞれ3回ずつ実行されて,そこで得られた結果を,複雑な計算によって総合スコアとして算出している。この仕組みなら,測定結果のブレを気にする必要は,あまりなさそうに思える。
Web Browsing - Amazonia
性能が結果を左右する主なPCのコンポーネントとしては,CPUとストレージが挙げられている。オフラインでのテストであるため,ネットワークの処理速度は計測されない。
Web Browsing - JunglePin
このテストも,CPUとストレージの性能で結果が左右される。
Photo Editing
Technical Guideによれば,このテストでは,Windowsのグラフィックサブシステム「GDI+」を描画処理などに使用するとのことで,CPUとGPU,およびGDI+の処理性能が結果を左右するそうだ。
Writing
これもCPUとストレージの性能が結果を左右するとのことだ。
Video Chat encoding・Video Chat playback
2つのウインドウで,通話相手と話者自身のH.264ビデオ映像をそれぞれストリーミング再生。話者側は顔認識技術を利用して,顔の位置を特定する処理も行われている。なお,「Run Accelerated」を選択すると,この顔認識処理にOpenCLが使用されるとのことだ。
CPUやGPU,OpenCL,さらにMicrosoftのメディア処理用APIセット「Windows Media Foundation」を使ったビデオエンコード処理(対応するハードウェアがあればアクセラレーションが効く)など,多岐に渡る要素の性能計測を行うテストといえよう。
Casual Gaming
テストに使用されるのは,2006年にリリースされた「3DMark06」に含まれる「Firefly」テストだ。2006年当時はそれなりに重い処理だったのかもしれないが,7年後の現在ではカジュアルな3Dゲーム程度の負荷ということらしい。
Webブラウザに表示された測定結果。総合スコアやテストに要した時間,他のPCと比べてどの程度かのグラフなどが表示されている |
こちらはワークロード別の細目を表示したところ。どの処理にどれくらいの時間がかかったのかや,表示の速さなどを細かく確認できる |
Advanced Editionであれば,Basic Editionでは選択できない「Creative」や「Storage」,「Application」といったテストも実行できるほか,バッテリー駆動時間の計測も可能になる。Steamでは10月29日午前2時(太平洋夏時間10月28日午前10時)までの間,PCMark 8を25%割引価格で販売しているので,PCの性能を細部まで把握したいという人は,これを機会にAdvanced Editionを買ってみてもいいだろう。
■Version 2.0.191
フィンランド時間2014年1月18日,PCMark 8にとって初のメジャーアップデートとなるVersion 2.0.191(以下,v2.0)が登場した。なお,Steam版のPCMark 8は,自動でアップデートが提供される。
v2.0では,PCMark 8に用意されているテストのうち,「Home」と「Creative」,「Work」と「Storage」の4テストに修正が加えられた。Storageテストを除く3種類のテストでは,画像処理やビデオ編集,表計算などで,オープンソースソフトウェアを使った新しいテスト項目(ワークロード)が追加されている。
v2.0で重要なのは,v2.0で計測したスコアは,従来バージョンのスコアと比較すべきでないとされている点だ。新しいテスト項目が追加されたということは,スコアの算定基準が変わったということであるので,これは致し方ないだろう。
●Version 2.0.191の新要素(Advanced&Professional Editionのみ)
Compatibility Mode
- 過去の結果と比較が必要なユーザー向けに,HomeとCreative,Workで,Version 1.2.157準拠のテストを実行できるCompatibility Modeが用意された
●Version 2.0.191で解決した問題(特記がない限り,全エディションに共通)
Home
- テストがVersion 3.0にアップデート
- オープンソースのグラフィックス編集ソフト「ImageMagick」のライブラリと画像処理機能を使用した,新しい「Photo Editing」テストが導入される
- 「Video Chat」のテストは「OpenCV 2.4.7」を使用するように変更され,顔検出機能と性能が向上
Creative
- テストがVersion 3.0にアップデート
- Homeと同様に,ImageMagickを使ったPhoto Editingテストが導入される
- 「Video Editing part 2」は,4K(3840×2160ドット)解像度の素材を使うように変更
- 「Video Group Chat」は,OpenCV 2.4.7を使用するように変更され,顔検出機能と性能が向上
Work
- テストがVersion 2.0にアップデート。オフィスおよびエンタープライズ環境での使用を想定したワークロードが追加される
- オープンソースの表計算ソフト「LibreOffice Calc」を用いた,新しいスプレッドシートのテストが導入される
- Video Chatのテストを追加
Storage
- テストがVersion 1.1にアップデート。これのみ従来バージョンとの比較が可能
- 専門家がドライブ性能を分析できるように,2つのオプションが拡張された(Professional Editionのみ)
■Version 2.0.204
フィンランド時間2014年2月4日,Version 2.0.204が公開された。
マイナーアップデートとされるこのバージョンは,Professional Editionと,Steam版における問題の修正を行ったものとのことだ。主にバグ修正ということもあり,テストのワークロードに変更はなく,得られるスコアも(Version 2.0.191から)変わらないとされている。
●Version 2.0.204で解決した問題
- Steamの更新後にPCMark 8が起動しない問題
- Professional Editionのみで実行可能な「Expanded Storage test」において,空ではないドライブからパーティションテーブルを削除してしまう問題
■Version 2.0.228
フィンランド時間2014年3月12日,Version 2.0.228が公開された。
細かいバグ修正が入ったマイナーアップデートで,ハードウェアの検出周りにもアップデートが入っている一方,テストのワークロードは変更されておらず,ベンチマークスコアも影響を受けないとのことだ。
●Version 2.0.228の新要素
- ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.26に更新
- 「Expanded Storage test」にコマンドラインオプション「-randomdata」を追加(Professional Editionのみ)
●Version 2.0.228で解決した問題
- 「Photo Editing」で初期化エラーメッセージが表示される問題
- 「Video Editing」で「file is too small」(ファイルが小さすぎます)というエラーメッセージが表示される問題
- オンラインで測定結果を表示しようとしたときにエラーとなる問題(Steam版のみ)
■Version 2.1.274
フィンランド時間2014年6月30日,Version 2.1.274が公開された。
わずかなバグ修正とProfessional Edition向けの機能追加が入ったマイナーアップデートで,テストで得られるスコアは変わらないとのこと。ハードウェア検出にも若干アップデートが行われた。
●Version 2.1.274の新要素
- ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.29に更新
- Result画面から計測結果をPDFファイルと出力したり,コマンドラインでファイルに保存する機能を追加(Professional Editionのみ)
●Version 2.1.274で解決した問題
- PCMark.exeのプロセスがアプリケーション終了後も残る問題
■Version 2.2.282
フィンランド時間2014年10月2日,Version 2.2.282が公開された。
今回もバグ修正が中心のマイナーアップデートであり,アプリケーションテストでの互換性問題解消と,「Intel X99」チップセットとの互換性改善,Professional Editionのコマンドラインアプリケーションを仮想マシン環境上でも実行可能になった点がトピックとなっている。
例によってテストのワークロードは変更されていないため,ベンチマークスコアは影響を受けないそうだ。
●Version 2.2.282の新要素
- ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.30に更新
- コマンドラインアプリケーションは,実行環境のソフトウェア要件のみをチェックするように変更された。仮想マシン上でのテストを可能とするための修正で,たとえばDirectX 11をサポートしない仮想マシン環境でも,Storage testを実行可能になっている(Professional Editionのみ)
- コマンドラインオプション「--pass」を追加(Professional Editionのみ)
●Version 2.2.282で解決した問題
- 「Adobe Creative Cloud 2014」との互換性によりAdobe After Effectsのテストが妨げられていた問題
■Version 2.3.293
フィンランド時間2014年11月27日,Version 2.3.293が公開された。
Futuremarkによれば,今回,Professional Editionに含まれる「Storage Consistency」と「Storage Adaptivity」テストのバグ修正が入り,両テストのスコアは,従来のバージョンから若干よくなる可能性があるとのこと。そのほかにもいくつか修正は入っているが,それによってAdvanced EditionおよびBasic Editionのスコアが影響を受けることはないそうだ。
●Version 2.3.293の新要素
- ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.32に更新
- PDF reportに画面解像度とメモリモジュールの詳細が追加(Professional Editionのみ)
- コマンドラインオプション「--custom」を追加(Professional Editionのみ)
●Version 2.3.293で解決した問題
- Adobe After Effectsのテストが失敗する問題
- ストライピングやミラーリングを含む「ダイナミックディスク」上で実行された場合にStorageのテストが妨げられていた問題
- 「Storage Consistency test」において,「simple write」を行うべき局面で「read-modify-write」が発生することにつながるデータアラインメントの問題(Professional Editionのみ)
■Version 2.4.304
フィンランド時間2015年4月1日,Version 2.4.304が公開された。
Futuremarkによれば,今回もマイナーアップデートであり,Professional Editionに含まれるWorkテストで発生していたハングアップやクラッシュのバグが修正されたことがトピックである。
例によって,テストで得られるスコアは影響を受けないとのことだ。
●Version 2.4.304の新要素
- ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.36に更新
- オープンソースのオフィススイート「LibreOffice」をlibreoffice-4-2-milestone-7-2に更新
●Version 2.4.304で解決した問題
- 「Spreadsheet test」をAccelerated modeで実行した場合に,一部のハードウェアでテストがハングアップしたりクラッシュしたり,いつまでも終了しないといった問題
■Version 2.5.419
フィンランド時間2015年9月8日,Version 2.5.419が公開された。
細かい修正が中心のマイナーアップデートで,ノートPCにおけるバッテリー情報の表示が改善されたり,Storage testの結果がより詳細に記録されたりしているとのこと。
テストのワークロードは変更されていないため,ベンチマークスコアは影響を受けないとのことだ。
●Version 2.5.419の新要素
- ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.40に更新
- テストに要した時間とバッテリー消費量を表示するよう,ベンチマーク結果画面を刷新
●Version 2.5.419で解決した問題
- 旧バージョンのテスト結果を読み出したとき,「どのバージョンのPCMark 8でテストされたか」の表示が,テストに用いたバージョンではなく,そのとき導入されているバージョン番号になる問題
- SystemInfoモジュールが無効化されたとき,テスト結果の作成時に生じていた問題(※問題の詳細が何かは記載されていない)
■Version 2.6.512
フィンランド時間2016年1月18日,メジャーアップデートという位置づけのVesion 2.6.512が公開となった。
今回は,Adobe製ソフトウェア「After Effects」の最新版に対応し,また,NVMe SSDのサポートを強化したのがトピックで,対応の結果,After Effectsをテストに用いるワークロードと,ストレージベンチマークでスコアが影響を受け,従来のテストと結果を比較できなくなっている。ただし,今回のアップデートでも,HomeとCreative,Workのベンチマークスコアは影響を受けないとのことだ。
●Version 2.6.512の新要素
・Adobe製アプリケーションを用いたベンチマークの拡張
- Adobe製アプリケーションベースのベンチマークをバージョン2.0へ引き上げ。従来のバージョンとスコアを比較することはできなくなった
- 「After Effects」のテストは,Adobe Creative Cloudと同じように非圧縮のAVIファイルを出力するようになった。圧縮されたWMVフォーマットはサポートしない
- 過去のテスト結果と比較するにはPCMark 8を「Compatibility mode」で動作させる必要がある。この場合は古いバージョンのAdobe製ソフトウェアとWMVフォーマットのサポートが必要)
・ストレージベンチマークの拡張
- 「Storage」および「Expanded Storage」ベンチマークをバージョン2.0へ引き上げ。従来のバージョンとスコアを比較することはできなくなった
- NVMe接続型ドライブとの互換性が向上しており,NVMe接続型ドライブを用いた場合,いくつかのケースでベンチマークスコアが向上することがある。ドライブが高速であればあるほど従来比でスコア向上率は高くなる
- 従来の接続インタフェースを用いたドライブは変更の影響を受けない
・そのほかの新要素
- 安定性とエラー処理周りが改善
- ハードウェア互換性向上のため,「SystemInfo」モジュールをバージョン4.41へ引き上げ
- Professional Editionのコマンドラインからテンポラリフォルダのパスを選択可能に
- Professional EditionのXML出力に含まれるバッテリー駆動時間表示の単位「秒」から「分」に変更
●Version 2.6.512で解決した問題
- システムにサウンドデバイスがインストールされていないとビデオチャットテストが動作しない問題
- SystemInfoモジュールのエラーが原因でPCMark 8がクラッシュする問題
- 英語以外の言語がインストールされたWindowsで生じるいくつかの問題(※詳細は明らかになっていない)
■Version 2.6.517
フィンランド時間2016年2月9日,Version 2.6.517が公開された。
バージョン番号が末尾の一桁しか変わっていないことからも想像できるとおり,今回はマイナーアップデートだ。エントリークラスのCPU(※具体的なCPU名は未公開)を搭載する環境でVideo Editing testがで完了しないことがある問題に修正が入るなどしている一方,テストのワークロードは変わっていないため,ベンチマークスコアは影響を受けないという。
●Version 2.6.517で解決した問題
- CreativeテストをConventionalで実行したときに,エントリークラスのCPUを搭載する環境でVideo Editing testがタイムアウトしてしまい,テストが完了しないことがある問題
- Professional EditionにおけるExpand Storage testのコマンドラインオプションが抱えていた問題(※詳細は未公開)
●Version 2.6.517の新要素
- Professional Editionで,コマンドラインから「--submit」スイッチを付けて実行したとき,テスト結果の出力にあたってWebブラウザのウインドウを開かないよう更新
■Version 2.7.613
フィンランド時間2016年4月13日,Version 2.7.613が公開された。
今回もマイナーアップデートだが,フォルダ名に非ラテン文字――日本語も非ラテン文字だ――が含まれている場合に,Photo Editingテストが実行できないことがある問題が修正されているとのこと。テストのワークロードは変わっておらず,ベンチマークスコアは影響を受けないのはいつもどおりである。
●Version 2.7.613で解決した問題
- システムパスの名称(※Windowsのフォルダ名と思われるが詳細不明)に非ラテン文字が含まれていた場合,Photo Editingテストの実行に失敗することがある問題
●Version 2.7.613の新要素
- Professional Editionで,PDF形式で出力するシステム情報のレポートを改善。OSバージョンやストレージの詳細情報,書き込みキャッシュポリシー,電源プロファイル,メモリチャンネル数の情報を記述するようになった。
- ハードウェア互換性向上のため,「SystemInfo」モジュールをバージョン4.45へ引き上げ
■Version 2.8.704
フィンランド時間2017年12月13日,Version 2.8.704が公開された。
実に1年8か月ぶりとなる新バージョンは,コア数の多いCPUでPCMark 8を実行した場合に,Video Editing testで生じる問題を修正したマイナーアップデートである。
マイナーアップデートの通例どおり,ベンチマークスコアは影響を受けないとのことだ。
●Version 2.8.704の新要素
- ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン5.3に更新
●Version 2.8.704で解決した問題
- コア数の多いCPUで実行した場合,Video Editing testでメモリ不足が生じる問題。コア数の多いCPUで実行した場合,スレッド数は16に制限されるという
■Version 2.9.811
フィンランド時間2018年5月4日,ULとして初めてのリリースとなるVersion 2.9.811が登場した。マイナーアップデートで,スコアは影響を受けないとのことだ。
●Version 2.9.811の新要素
- ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン5.9に更新
●Version 2.9.811で解決した問題
- Ryzen搭載環境でスコア表示時に誤ったCPU定格クロックが表示される問題
■Version 2.10.901
フィンランド時間2018年5月30日,Version 2.10.901が公開された。
OpenCLに関する2つのアップデートがトピックとなっており,OpenCL対応ドライバの検出周りの改善と,結果表示時に「テストに用いたOpenCLデバイス」を正しく表示できない問題の改善が入ったという。
マイナーアップデートであるため,テストで得られるスコアは変わらないそうだ。
●Version 2.10.901の新要素
- ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン5.10に更新
- OpenCL対応ドライバの検出周りを改善
●Version 2.10.901で解決した問題
- 結果表示時に,Photo Editing testで使用した正しいOpenCLデバイスを表示しない問題
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