イベント
「The Order:1886」の新しいプレイアブルデモを体験。飛行船を舞台に反乱軍との戦いが展開する
「The Order:1886」は,1000年にもわたって,半人半獣の「ライカン」と戦い続けてきた騎士団の活躍を描くアクションアドベンチャー。ゲーム中にも重要人物として登場する科学者,二コラ・テスラの影響を受けたと思われるスチームパンクな兵器や,緻密に再現された19世紀末のロンドンの街並みなどが生む独特の雰囲気が特徴だ。プレイヤーは主人公のガラハッド卿を操作することになる。
今回のデモは,アガメムノン号と呼ばれる飛行船を舞台にしたミッションをプレイするもので,これまで紹介してきたバージョンとは違い,シューティング要素ではなくステルスアクションがフィーチャーされていた。ガラハッド卿,セバスチャン,ラファイエット,そして紅一点のイザビューという騎士団の4人が,反乱軍に乗っ取られた飛行船に侵入するという流れだ。
ちょうどその部分のダイジェストムービーが,12月6日に開催された「Game Awards 2014」で公開されたので,掲載しておこう。
ステルスアクションは,敵の背後からこっそりと近づき,[△]や[○]など,ゲーム画面に表示される指示通りにボタンをタイミング良く押していくQTE(クイックタイム・イベント)となっている。
4人が最初に向かった飛行船のコクピットには3人の反乱軍兵士がおり,そこではひじ鉄やキック,さらには近くのオブジェクトを利用するイベントがあったものの,そのほかの場面では,QTEに成功すると背後からナイフで敵の首根っこを一突きし,さらに仰向けに倒してもう一度刺すというシーンが繰り返されていた。
コクピットを制圧した後は,さらに何人かの警護を倒しながらボールルーム(舞踏会場)に向かうが,そこでイザビューの兄であるルーカンという貴族が偶然にも飛行船に搭乗していたことが発覚。彼を巻き込まないように気をつけながら,ボールルームにいる搭乗者に紛れ込んだ反乱軍メンバーを探し出すことになった。その方法は,反乱軍メンバーの証明である腕のバッジを,銃のスコープを使って見つけるというものだったが,結局は銃撃戦になり,反乱軍が引き起こした爆破によって,搭乗者たちは緊急脱出することになった。
ヘイシングという貴族風の男性に,今回のミッションは秘密裡に成功させる必要があったと愚痴をこぼされながら,ガラハッド卿とセバスチャンが,一緒に残って戦いたいというイザビューを脱出させ,2つ目の爆弾が設置されないよう,反乱軍のリーダーを追いかけていくという流れで今回のデモは終わった。
今回は,これまでのプレイアブルデモで騎士団の前に立ちはだかったライカンが出ることはなく,騎士団のもう一つの敵である反乱軍との戦いを体験できた。火力で圧倒するのではなく,ステルスをはじめとするテクニックで倒すという,本作の新たな一面を垣間見られたという感じだ。
Ready at Dawnの内製エンジン「RAD Engine 4.0」の出来も非常に良好のようで,眼下に広がるロンドンの街並みの細かさは必見。また,カットシーンとゲームプレイが切り替わる瞬間が,ほとんど判断できないほどナチュラルだったのが印象的だ。日本を含めて2015年2月20日に全世界でのリリースが予定されているが,続報にも要注目と言えるだろう。
「The Order:1886」公式サイト
- 関連タイトル:
The Order:1886
- この記事のURL:
キーワード
(C)Sony Computer Entertainment America LLC. Created and developed by Ready At Dawn Studios LLC.
- The Order: 1886 (初回生産限定 コスチューム3種、武器2種、戦闘アイテム2種をダウンロードできるプロダクトコード 同梱)
- ビデオゲーム
- 発売日:2015/02/20
- 価格:¥4,122円(Amazon) / 3480円(Yahoo)