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キャスト陣が意気込みを語った,舞台「ダンガンロンパ THE STAGE 〜希望の学園と絶望の高校生〜」の制作発表会をレポート
発表会には,本郷奏多さん(苗木 誠役),岡本 玲さん(霧切響子役),小澤亮太さん(十神白夜役),NON STYLEの石田 明さん(葉隠康比呂役)ら出演陣が登場し,舞台への意気込みを語った。本稿では,出演陣のコメントと質疑応答を掲載しよう。
「ダンガンロンパ THE STAGE 〜希望の学園と絶望の高校生〜」公式サイト
「ダンガンロンパ THE STAGE 〜希望の学園と絶望の高校生〜」への意気込み
本郷奏多さん(苗木 誠役):
僕自身,原作のゲームがすごく好きなので,お話をいただいた時は嬉しかったです。素敵な舞台になるように尽力させていただきます。よろしくお願いします。
岡本 玲さん(霧切響子役):
今回のお話をいただいてからゲームをプレイして,アニメも観させていただいて「こんなに面白い作品を舞台にするなんて!」という驚きと同時にプレッシャーも感じましたが,それ以上に楽しみな気持ちでいっぱいです。ミステリアスな霧切響子ちゃんを演じきれるように,役作りを頑張っていきたいです。
小澤亮太さん(十神白夜役):
僕が感じた「ダンガンロンパ」のスリルを舞台で表現できるのが嬉しいです。本番では,皆さんに良いものをお見せできればと思っております。
大沢ひかるさん(腐川冬子役):
(腐川冬子は)クセや味のあるキャラクターなんですけど,たくさん研究して,さらに稽古ではいろいろな発見をして,皆さんと一緒に素敵な舞台を作り上げられたらと思っています。よろしくお願いします。
八神 蓮さん(大和田紋土役):
大和田紋土はケンカっぱやくてすぐに怒っちゃうところがあるんですけど,男気や人情,約束を大事にするキャラクターです。役からも影響されたいですね。熱く頑張っていきたいです。
高木万平さん(石丸清多夏役):
石丸は,天才と呼ばれながらも努力をしている人間です。僕は天才ではありませんが,努力をして石丸に命を注いで,最高の舞台にしたいと思っています。
藤江れいなさん(朝日奈 葵役 / Wキャスト):
朝日奈 葵ちゃんは,元気で友達想いの女の子です。その部分を勉強して,少しでもファンの方に認めてもらえるよう頑張っていきたいです。よろしくお願いします。
大島なぎささん(朝日奈 葵役 / Wキャスト):
超高校級のスイマーということで,楽しんで演じられたらいいなと思ってます。精一杯演じさせていただきますので,よろしくお願いします。
石田晴香さん(不二咲千尋役 / Wキャスト):
「ダンガンロンパ」は原作ゲームから好きだったので,舞台化にあたり出演することができて嬉しいです。自分なりの不二咲千尋ちゃんを演じて,認めていただけるように頑張ります。未熟な私ですが,よろしくお願いします。
奥仲麻琴さん(不二咲千尋役 / Wキャスト):
今回,初めての舞台出演でとても緊張しているんですが,不二咲千尋ちゃんになりきれるように頑張りますので,よろしくお願いします。
池端レイナさん(セレスティア・ルーデンベルク役):
今回,このような素晴らしい共演者の皆様と同じステージに出演することができ,とても嬉しく思っています。原作ファンの方にはもちろん,舞台で初めて「ダンガンロンパ」を知るという方にも楽しんでいただける,素晴らしい舞台を作り上げていきたいと思っています。
山口ゆきえさん(大神さくら役):
私は177センチあるんですけど,この役(大神さくら)をいただけて,初めてデカくて良かったなと思いました。でも大神さくらちゃんは192センチありますので,本番までにもうちょっと大きくなれるように頑張ります。
宮下雄也さん(桑田怜恩役):
皆さんが喜んでくれるような,情熱的な舞台を作り上げていきたいと思っています。よろしくお願いします。
松風雅也さん(葉隠康比呂役 / Wキャスト):
(葉隠風に)「お〜い,苗木っち,今日はいい日だから特別価格で占ってやるぜ!」って僕が言うと,「似てる」って言われます。僕は本物なので(笑)。実はカツラを合わせたところ,共演の皆さんに完全に苦笑いされてしまいました。なので本番までにカツラがしっくりくるよう,カツラ作り……じゃくて,役作りを頑張ります。
神田沙也加さん(江ノ島盾子役):
ゲーム,アニメともに「ダンガンロンパ」が大好きなので,舞台化やっときたな! という感じです。私と「ダンガンロンパ」の世界が交わることがあれば,舞台しかないと思っていました。私自身,ギャルだったことはないんですけど,ギャルの雑誌とか街など,データベースから作っていこうと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。
石田 明さん(葉隠康比呂役 / Wキャスト):
原作がすごく面白いものなので,舞台に落としこむ時にガッカリされないようにしたいですね。僕は,経験した舞台の数は多いほうだと思うので,良い意味で期待を裏切って「ダンガンロンパ」の良さを受け継ぎたいです。「あっ,これはゲームにもアニメにもないな」という魅力を感じてもらえたら嬉しいですね。
そうそうたるメンバーなので何を演出したら良いか分からないんですが,僕もコントロールしにくい(相方の)井上ってやつをコントロールしてるんで,何とかなると思います。
小高和剛氏(シナリオ監修):
これだけ立派なキャストの方が揃っているので,放っておいても良い舞台にはなるだろうなと思っています。ただ,原作が10時間以上かかるゲームですので,それをどうやって舞台に落としこむんだろうと心配してらっしゃる方もいると思います。そこは自分が監修して,原作ファンの方と初めての方,両方が楽しめる舞台にしたいと思っています。
出演者によるコメントに続いて,質疑応答も行われたので,以下に掲載する。
――本郷さんに質問ですが,舞台ならではの見どころと意気込み,そして超高校級の幸運ということで,本郷さんのラッキーエピソードをお聞かせください。
本郷さん:
10〜20時間もあるゲームを舞台の尺にするのは難しいですし,ゲームは自分で考えるのが面白いので,それをこちらのペースで進めていくというのも,同じく難しいことだと思います。
ファンの方を置いてけぼりにしないで心を掴めるかという部分について,これから皆と話し合って作り上げていきたいですね。「舞台化? 人間がやるの?」って意見は絶対にあると思うんですけど,監修で小高さんに入ってもらっているので「ダンガンロンパ」じゃないものには絶対ならないと思います。スピード感のある,皆さんに納得してもらえる舞台にしたいです。ラッキーエピソードは……苗木くんを演じさせてもらえることですね。
――苗木くんは,ある意味特徴のないキャラクターだと思うのですが,どういう演じ方をしたいですか?
本郷さん:
苗木くんは才能という才能を持っていないので,最初は周りの皆に振り回されるんですね。でも学園生活で仲間を失っていくなかで,苗木くん自身が成長していって,皆を引っ張っていくようになるんです。それって,苗木くんにしかできないことだと思うんですよ。持ち前の前向きさを生かして,前の方向にベクトルを向けていく苗木くんを見せていきたいです。
――神田さんに質問なのですが,今回のご自身の役柄についてと,いち原作ファンとして,石田さんに何か言いたいことがあればお聞かせください。
神田さん:
(江ノ島盾子は)ギャルのカリスマと呼ばれてる女の子なんですけど,見た目も結構派手で,制服も着たりするので,個人的にはそれが楽しみです。石田さんとは同じ「ダンガンロンパ」ファンだと思うので,ファン談義に花を咲かせたいですね。原作ファンの方は舞台化されることに不安があったりとか,ゲーム/アニメならではの表現をどのように演出するのか気になると思うんですね。でも台本を読んで「なるほど,こう来るか!」ということがいくつもありましたので,ファンの方の納得の舞台になるよう監修をよろしくお願いします。
――今回,外では初めての舞台演出になると思うんですけど,石田さんが主戦場にしているお笑いの舞台と,「ダンガンロンパ」との違い,そして意識していることはありますか?
石田さん:
僕達(NON STYLE)の舞台はハイスピードな部分があるんですけど,「ダンガンロンパ」もスピードでどんどん論破し合う,高速キャッチボールの連続なんです。なので,その部分については,自分の漫才を生かせると思います。これだけの人数がいますので,それぞれのキャラクターを生かしながら,さらに漫才で培ったものも生かして,「ダンガンロンパ」の舞台を巧妙かつ面白くしていきたいですね。
――松風さんに質問です。ゲームからの出演ということもあり,ある意味,代表のような形での出演だと思いますが,改めて意気込みを教えてください。
松風さん:
先輩声優の方からも「楽しみにしてるよ」って言っていただいているので,自信を持って「ぜひ観に来てください」と言っています。石田さんと「ニューだべ」を開発しますので,日本青年館で繰り広げられるだべ合戦を楽しみにしていてください。
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