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稲船敬二氏の「Mighty No.9」が実写映像化。ベックのビジュアルはどうなるのか
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印刷2015/07/08 00:15

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稲船敬二氏の「Mighty No.9」が実写映像化。ベックのビジュアルはどうなるのか

画像集 No.001のサムネイル画像 / 稲船敬二氏の「Mighty No.9」が実写映像化。ベックのビジュアルはどうなるのか
 Legendary Digital MediaとContradiction Filmsは本日(2015年7月8日),稲船敬二氏率いるcomceptが9月18日に発売予定の「Mighty No.9」PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360 / Wii U / 3DS / PS Vita)を,実写映像化すると発表した。

 Legendary Digital MediaとContradiction Filmsといえば,「Dead Rising」を実写化してデジタル配信した「Dead Rising: Watchtower」関連記事)が記憶に新しいが,今回も稲船氏原案の作品が実写化されるとのことで,今後の動向に注目が集まるところだ。
 それにしても,実写化されたベックの姿が想像できない……。

「Mighty No.9」公式サイト


Legendary Digital Mediaが稲船敬二の新作ゲーム「Mighty No.9」の実写映像作品制作を発表

米カリフォルニアにおいて現地時間2015年7日7日、Legendary Digital MediaとContradiction Filmsは、世界的に著名なクリエイター稲船敬二ひきいるcomceptが開発する新作ゲーム「Mighty No .9」のデジタル配信による実写映像作品の制作を発表しましたのでお知らせします。「Mighty No. 9」は、北米で本年9月15日、全世界では9月18日にDeep Silverより発売が決定しており、先月開催されたE3 2015におけるパフォーマンスでも大きな成功をおさめました。今回の発表はこれに続く新たなニュースとして今回初めて発表されたものです。

Legendary Digital MediaとContradiction Filmsの両社は、これまでに稲船敬二が生み出した世界的フランチャイズ「Dead Rising」を原作とした実写作品「Dead Rising: Watchtower」の制作・配給を手がけ、ハリウッド作品専門のストリーミングプラットホーム「Crackle」で配信されております。「Mighty No. 9」はこれに続く作品であり、同作の成功が稲船作品へのさらなるオファーを実現しました。

Legendary Digital MediaとContradiction Filmsは、ビデオゲームIPを実写シリーズ化し、世界に向けてデジタル配信するという独自の手法で成功をおさめてきました。Legendary Digital Media開発制作部門のシニアヴァイスプレジデントであるGreg Siegel氏は「我々の手で、稲船さんによる深い世界観、魅力的なキャラクター、アクション満載のゲームプレイを新たな解釈で実写作品へと変換し、ゲームファンはもちろんストリームビデオファンに対してもお届けできることを大変光栄に思います。」とコメントしています。

また、 Contradiction FilmsのTomas Harlan氏は「尊敬する稲船さんと「Mighty No. 9」で一緒に仕事ができることにとても興奮してます。そしてLegendary Digital Mediaのチームと、この特別なゲーム作品を実写映像化するためのヴィジョンを共有できていることを大変幸運に思います。」と述べています。

これを受けてcomcept代表の稲船敬二は、「今回、 Legendary Digital MediaとContradiction Films のコラボで「Mighty No. 9」の実写化が実現したことは、自分自身やゲームの制作チームだけでなく、このゲームを応援してくれる全てのファンのみんなにとって大変な驚きだと思います。そして彼らの手によって私たちが生み出した作品が世界中の人たちに届くとき、私たちの夢がまたひとつ叶います。私たちに対する全てのサポートに心から感謝します。」と語りました。

「Mighty No. 9」は、 9体のロボットからなる格闘競技チーム「Mighty Numbers」に所属する「Beck(ベック)」の冒険を描いた物語です。コンピューターウィルスによって突然暴走を始めた世界中のロボットと「Mighty Numbers」の兄弟たち。その中で末弟であるNo. 9「Beck」だけがウィルスに対抗し得る唯一の存在だった…「Beck」は、ウィルス感染を引き起こした犯人を突き止めるため、親友である「Call(コール)」とともに暴走する兄弟たちに立ち向かっていきます。

稲船敬二は、1987年にCapcomのデザイナーとしてそのキャリアをスタートし、以降、常にゲーム業界の第一線で活躍してきました。全世界で3,000万本以上のセールスを記録した「ロックマン」シリーズの開発を手がけ、2006年にはゾンビとの戦いを描いた「Dead Rising」シリーズが全世界で大ヒットを記録、その後、2010年にCapcomを離れcomceptを設立、2013年にkickstarterにおいて「Mighty No. 9」のクラウドファンディングキャンペーンを実施し、4億円余りの支援を集め、kickstarter史上もっとも成功したゲームのひとつとして大成功をおさめました。

今回、Legendary Digital Mediaとともに「Mighty No.9」を原作としたデジタル配信向け実写映像作品を制作するContradiction FilmsのTomas Harlan、Tim Carter両氏は、 Legendary Digital Media に対し「Mighty No. 9」や「Dead Rising」をプロデュースしたほか、Warner Brothersのデジタル作品シリーズである「Mortal Kombat」を手がけた実績を持っています。
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