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印刷2023/06/12 13:18

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4K/144Hz/VRR映像パススルーが可能なHDMI 2.1対応キャプチャデバイスをAVerMediaが発表。国内ではTGS2023で披露の予定

AVerMedia Technologyの展示ブース
画像集 No.002のサムネイル画像 / 4K/144Hz/VRR映像パススルーが可能なHDMI 2.1対応キャプチャデバイスをAVerMediaが発表。国内ではTGS2023で披露の予定
 ゲーム実況向け機器でお馴染みの台湾AVerMedia Technologyは,COMPUTEX 2023において,HDMI 2.1に対応するビデオキャプチャ機器計2製品を披露した。発売時期はいずれも今秋で,日本市場向けには2023年9月に開催予定の東京ゲームショウ2023にあわせて,発表や発売を検討中とのことだ。
 早速,実機をチェックしていこう。


USB接続タイプのGC553G2


 外付けタイプのUSBビデオキャプチャデバイスが,「Live Gamer ULTRA 2.1」(型番:GC553G2,以下 型番表記)だ。

GC553G2。USB接続で利用する外付けユニット型のキャプチャ機器だ
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 本製品は,USB Type-C接続により,4K解像度で最大144fps,HDR,可変リフレッシュレート(VRR)の映像と音声信号を,ディスプレイへパススルー表示しながらの録画が可能となる。解像度が2560×1440ドットや1920×1080ドットであれば,最大240fpsの映像をパススルー表示しながら,60fpsでの録画が可能だ。

 本体カラーはグレーで,カラーLEDによるイルミネーション機能を備える。会場には,参考展示としてホワイトやピンク,レッドといったカラーバリエーションもあった。基本的にはグレーでの展開となるが,昨今の配信映像では,配信環境も含めた「映え」が求められることから,カラーバリエーション展開の必要性は強く感じている,とのことだ。

参考展示のカラーバリエーションモデル
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PC内蔵型のGC575


 PCI Express(以下,PCIe)拡張カードタイプの「Live Gamer 4K 2.1」(型番:GC575,以下 型番表記)も,4K解像度で最大144fps,HDRおよびVRR映像のパススルー出力が可能と,スペック上はUSB接続のGC553G2と同等の製品だ。
 接続インタフェースには,PCIe 4.0×4スロットを用いる。

ガラスパネル越しなので見にくいが,GC575の実機。デモ機はライザーボードを用いて,垂直に設置している
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 こちらも基板を囲むカバーにカラーLEDイルミネーションを搭載している。本体カラーはグレーで,やはり参考展示として,ホワイトとピンクのモデルも展示されていた。

GC575におけるカラバリ候補のひとつ,ホワイト
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 外付けのキャプチャデバイスほどではないにせよ,白一色でコーディネートされたPCも珍しくないことから,ホワイトモデルは真剣に検討中だという。

会場に展示されていた配信環境のイメージ。PlayStation 5の4Kゲーム映像をキャプチャーしつつ,パススルー表示しているのが左側のディスプレイだ。キャプチャ映像と配信者映像を,右側のPCでミキシングして配信する。中央のディスプレイは配信の制御画面だ
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 そのほかにも,マイク製品では,指向性を切り替えられるUSB接続型コンデンサマイク「LIVE STREAMER MIC 350」(型番:AM350,以下 型番表記)が出展されていた(関連記事)。こちらは,6月16日に国内発売の予定だ。

AM350。手前に付いたポップガードは別売りである
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 底面のスイッチで集音の指向性を切り替えられるほか,遅延のない音声モニター機能などが特徴であり,PC接続時専用ソフトウェア「VibeEngine」を用いることで,AI処理によるノイズ抑制機能を利用できるという。PCとの接続は,USB Type-Cだ。

2021年5月に国内発売したUSB接続型オーディオミキサー「LIVE STREAMER NEXUS AX310」も,筐体色を白に,ツマミなどをカラフルにカスタマイズしたバリエーションモデルを検討中だという
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