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4K/144Hz/VRR映像パススルーが可能なHDMI 2.1対応キャプチャデバイスをAVerMediaが発表。国内ではTGS2023で披露の予定
早速,実機をチェックしていこう。
USB接続タイプのGC553G2
外付けタイプのUSBビデオキャプチャデバイスが,「Live Gamer ULTRA 2.1」(型番:GC553G2,以下 型番表記)だ。
本製品は,USB Type-C接続により,4K解像度で最大144fps,HDR,可変リフレッシュレート(VRR)の映像と音声信号を,ディスプレイへパススルー表示しながらの録画が可能となる。解像度が2560×1440ドットや1920×1080ドットであれば,最大240fpsの映像をパススルー表示しながら,60fpsでの録画が可能だ。
本体カラーはグレーで,カラーLEDによるイルミネーション機能を備える。会場には,参考展示としてホワイトやピンク,レッドといったカラーバリエーションもあった。基本的にはグレーでの展開となるが,昨今の配信映像では,配信環境も含めた「映え」が求められることから,カラーバリエーション展開の必要性は強く感じている,とのことだ。
PC内蔵型のGC575
PCI Express(以下,PCIe)拡張カードタイプの「Live Gamer 4K 2.1」(型番:GC575,以下 型番表記)も,4K解像度で最大144fps,HDRおよびVRR映像のパススルー出力が可能と,スペック上はUSB接続のGC553G2と同等の製品だ。
接続インタフェースには,PCIe 4.0×4スロットを用いる。
こちらも基板を囲むカバーにカラーLEDイルミネーションを搭載している。本体カラーはグレーで,やはり参考展示として,ホワイトとピンクのモデルも展示されていた。
外付けのキャプチャデバイスほどではないにせよ,白一色でコーディネートされたPCも珍しくないことから,ホワイトモデルは真剣に検討中だという。
そのほかにも,マイク製品では,指向性を切り替えられるUSB接続型コンデンサマイク「LIVE STREAMER MIC 350」(型番:AM350,以下 型番表記)が出展されていた(関連記事)。こちらは,6月16日に国内発売の予定だ。
底面のスイッチで集音の指向性を切り替えられるほか,遅延のない音声モニター機能などが特徴であり,PC接続時専用ソフトウェア「VibeEngine」を用いることで,AI処理によるノイズ抑制機能を利用できるという。PCとの接続は,USB Type-Cだ。
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AVerMedia
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