連載
懐かし系と思いきや……。スマートフォン向けアクション「校庭に犬w」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第361回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
校庭に乱入してきた野良犬を追いかける生徒,そこへ飛ぶ先生の声,それを眺める校舎内の生徒……。学校が一つになる(?)そんな突発性イベントを体験した人は案外多いのではないだろうか。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「校庭に犬w」(iOS / Android)は,あの滅多にないお祭りイベントを見事にゲーム化した作品だ。子供の頃に犬乱入イベントを体験できなかったという人にも,この機会にどんなものかを味わってもらいたい。
iOS版「校庭に犬w」ダウンロードページ
Android版「校庭に犬w」ダウンロードページ
ゲームがスタートしたら,まずは犬が校庭に乱入してくるまで1分ほど放置。アプリを閉じていても時間はカウントされるうえ,犬が勝手に校庭から出ていくこともないので,数時間放置しっぱなしでも問題ない。
と,ここまではのんびり遊べる放置ゲームのように見えるのだが,校庭に来た犬をタップすると,犬が吠えるとともに「捕獲モード」が発動! 子供の頃のように窓から眺めるのではなく,逃げ回る犬を追いかけるパートに突入する。
犬を捕まえるには主人公が触れるだけでOKなので簡単……と思いきや,犬の走る速度は主人公よりも上。角に追い詰めても,華麗なターンで主人公の横をするりと抜けて逃げてしまう。
しかも捕獲モードには画面上に表示される制限時間があり,このゲージがゼロになると犬が帰ってしまう。そうなったら犬がまた校庭に来るまでリベンジはお預けだ。
犬が帰ってしまった場合,捕獲に成功するまで主人公の足がちょっと速くなる救済措置が発生することがあるので,全10種類の犬は,挑み続ければいつかは捕獲できるはず。
10種類の犬をすべて捕獲しても,ゲームは終わらない。ある意味本作はここからが本番で,犬がランダムで出現するようになり,犬に逃げられたときに主人公の足が速くなる救済措置もなくなるのだ。
犬ごとに最初に隠れる場所は決まっているので,それらをすべて覚えて来た犬ごとに対応し,さらに足の速さに頼れないぶん,どう追い詰めるのかも考えないといけない。ここまで来ると小学生の思い出というより完全なハンティングとなるので,のんびり遊びたいという人には,オススメしない。
ノスタルジックな犬との触れあいと,難度高めのハンティング,2つの要素が1本で楽しめる本作。童心に返るもよし,大人ゲーマーとして記録にチャレンジし続けるもよし,好みの遊び方で楽しんでほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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