スマホゲームのセルラン分析（2023年1月12日〜1月18日）。今週の1位は「モンスターストライク」。昨年における全世界のパブリッシャ別ランキングも

　データ分析を専門に行うSensor Towerによると，2021年におけるスマートフォン向けゲームの国内収益は約2兆3746億円に達している（※関連記事）。そんな世界有数のスマホゲーム大国となった日本で，現在最も売れているタイトルを始めとした，さまざまなデータを毎週お届けするのが，本連載「スマホゲームのセルラン分析」である。

スマホゲームのセールスランキング

（2023年1月12日〜1月18日）

順位	前週	タイトル	DL数の前週比	収益の前週比
1	5	モンスターストライク	46%	137%
2	4	パズル＆ドラゴンズ	-38%	18%
3	1	ウマ娘 プリティーダービー	-49%	-37%
4	3	勝利の女神：NIKKE	10%	-2%
5	29	アークナイツ	102%	845%
6	8	原神	2%	32%
7	7	ドラゴンクエストウォーク	-17%	3%
8	2	Fate/Grand Order	-20%	-62%
9	9	ONE PIECE バウンティラッシュ	20%	6%
10	10	Pokémon GO	-10%	6%
11	31	ドラゴンクエストタクト	64%	181%
12	19	メメントモリ	-31%	32%
13	11	パズルサバイバル	24%	-3%
14	22	あんさんぶるスターズ！！Music	-2%	39%
15	14	荒野行動	-3%	-22%
16	6	プロ野球スピリッツＡ	-30%	-66%
17	24	ガーデンスケイプ	8%	18%
18	20	放置少女	-7%	-28%
19	18	ブルーロック	-26%	-33%
20	12	ドラゴンボールZ ドッカンバトル	-8%	-52%
21	26	LINE ポコポコ	-32%	13%
22	23	リネージュW	-23%	-1%
23	28	にゃんこ大戦争	-10%	17%
24	136	崩壊3rd	21%	638%
25	33	ホームスケイプ	8%	18%
26	13	LINE：ディズニー ツムツム	-22%	-57%
27	17	eFootball 2023	-1%	-51%
28	15	プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク	-16%	-56%
29	32	ブルーアーカイブ	-39%	14%
30	35	マフィア・シティ	-5%	17%
31	145	櫻坂46・日向坂46 UNI'S ON AIR	-12%	563%
32	57	刀剣乱舞ONLINE	38%	70%
33	61	ディズニー ツイステッドワンダーランド	-6%	70%
34	25	信長の野望 覇道	-69%	-31%
35	48	Identity V	-20%	40%
36	52	実況パワフルプロ野球	51%	44%
37	54	陰の実力者になりたくて！マスターオブガーデン	-30%	46%
38	21	ヘブンバーンズレッド	3%	-59%
39	50	Age of Origins	-9%	28%
40	38	日替わり内室	-4%	1%
41	34	FFBE幻影戦争	-5%	-18%
42	55	プリンセスコネクト！Re:Dive	-15%	31%
43	37	フィッシュダム	0%	-14%
44	41	おねがい社長！	-10%	-5%
45	16	三國志 真戦	-4%	-73%
46	39	七つの大罪 光と闇の交戦	1%	-14%
47	36	アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ	-37%	-19%
48	40	ONE PIECE トレジャークルーズ	18%	-15%
49	111	獅子の如く〜戦国覇王戦記〜	-7%	160%
50	27	妖怪ウォッチ ぷにぷに	-8%	-49%

※掲載データはSensor Towerから引用したものです。データの無断転載を禁じます
※iOSとAndroidの収益の合計をもとにしたランキングです。マルチプラットフォーム展開を行うタイトルでも，PCや家庭用ゲーム機向けの収益は含まれていません

1〜25位の収益グラフ。縦軸（収益）の数値は非公開

　今週のランキング1位は，「モンスターストライク」（iOS / Android）である。
　期間中のモンストでは，1月14日に「ガンダム」シリーズとのコラボイベントを実施している。『機動戦士ガンダム 水星の魔女』をはじめとした各シリーズ作のキャラが登場しているほか，スターターパックの販売や，コラボクエスト等，さまざまな催しが行われており（※関連記事），2位以下に大差を付けての首位となった。

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　5位にはYostarの「アークナイツ」（iOS / Android）が，収益の先週比845％でランクインした。
　本作は1月16日に3周年を迎えており，これを記念するオフラインイベントが東京ビッグサイトにて開催されている（※外部リンク）。そうしてファンからの注目をあらためて集めたうえで，ゲーム内イベント「理想都市-エンドレスカーニバル-」や新キャラの追加等を含むアップデートを1月13日に行い，相乗効果で収益を大きく伸ばしている。

　
　

2022年における全世界のパブリッシャ別ランキング

　今回はSensor Towerが集計を行った，2022年における全世界のパブリッシャ別ランキングを紹介する。

順位	パブリッシャ名	収益の前年比
1	Tencent	-6%
2	Activision Blizzard	7%
3	NetEase	-20%
4	Playrix	-12%
5	Take-Two Interactive	-13%
6	miHoYo	3%
7	Playtika	-4%
8	バンダイナムコエンターテインメント	-8%
9	Netmarble	-24%
10	NCSOFT	4%
11	Supercell	-17%
12	Pixel United	-5%
13	Moon Active	-4%
14	Roblox	-12%
15	37GAMES	-2%
16	AppLovin	-26%
17	スクウェア・エニックス	-23%
18	FunPlus	-14%
19	Cygames	-29%
20	Alibaba	-1%
21	KONAMI	-22%
22	Electronic Arts	-19%
23	Lilith	-33%
24	Garena	-28%
25	Niantic	-25%
26	Scopely	-21%
27	アニプレックス	-26%
28	MIXI	2%
29	NEXON	15%
30	Long Tech	33%
31	Dream Games	142%
32	TOP GAMES	72%
33	Light and Wonder	6%
34	ガンホー・オンライン・エンターテインメント	-28%
35	NAVER	-15%
36	Kakao	2%
37	Ke Mo software	2%
38	River Games	-3%
39	セガ	-2%
40	Leiting	-7%
41	Stillfront Group	-20%
42	Yotta	-22%
43	IGG	-40%
44	Miniclip	10%
45	Happy Elements	1%
46	Yostar	-6%
47	Double Down	-9%
48	Moonton	-11%
49	Jam City	-24%
50	GAMEVIL Com2uS	-33%

昨年における全世界のパブリッシャ別ランキング

　1位は，「王者荣耀（アリーナ・オブ・ヴァラー）」や「PUBG MOBILE」等を擁するTencent（Level Infinite）だ。上のグラフも合わせて見てもらいたいが，2位のActivision Blizzardを大きく引き離しており，さすがにこの勢いは盤石のようにも思える。が，最近になって中国政府が同社の子会社の株式取得に向けて準備を進めるという報道もあり（※関連記事），今後の動向が気になるところ。

　日本のパブリッシャに関しては，8位のバンダイナムコエンターテインメントをはじめ9社がランクインしている（※表内で太字で表示）。その売上の多くは日本国内におけるガチャ（ルートボックス）で成り立っていることは言うまでもない。海外ではルートボックスへのさまざまな対策が進んでいるが，この流れに日本が追従するかどうかも要注目といえるだろう。

Sensor Tower 日本語公式サイト

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