日本一ソフトウェアは本日(2014年3月20日)付けで,同社が4月24日に発売を予定しているPlayStation 3用ソフト
「ハーレム天国だと思ったらヤンデレ地獄だった。」の最新情報を公開した。
今回は,物語の舞台となる町で次々と発生する事件の様子について紹介しよう。本作ではヒロインのルート分岐や,どの選択肢を選んだかによって
“ターゲット”が変わるが,
「犠牲者が一人も出ない」ルートは存在しない。つまり,プレイしていくうえで血が流れるのは避けられないのだ。また,凄惨な場面を連想させる
プロローグの前半部分が公開されている。
そのほか,本作のヒロインである
有末陽佳/尊海神無/宮主佐優理と,主人公の
如月優也との関係が明らかにされた。各ヒロインが優也との絆を築くきっかけとなった出来事,凶行に及ぶきっかけを,スクリーンショットと共に紹介しよう。なお,ゲームの性質上,画像はかなり刺激の強いものとなっているので,閲覧には十分注意してほしい。
プロローグ
最初はトマトジュースを派手にこぼしたんだと思った。
他の可能性なんて考えられないし、絵の具は置いていない。
だけど、鉄の臭いが違和感としてあった。
トマトとは似ても似つかない生臭さが充満し、思わず鼻を摘まんでしまった。
そして、視線は控え室の奥へと向けられた。
如月優也「…そんな…何故…」
日常から逸脱したものはそうと認識できない。
たとえ最悪の事態を想定していたとしても、俺たちには経験が足りない。
人の生き死になんて物語の中でしか見ていないんだから。
町で次々に起きる事件
ヒロインのルート分岐や選択肢によって“誰が”というのは変わるが、「犠牲者が一人も出ない」という道筋は存在しない。
犯人はヒロインのなかにいるのか、それとも別の誰かなのか、優也の心は疑心暗鬼の闇に飲み込まれる・・・。
体育館の壇上で見つかった生徒会長、静香。体中にある傷が非常に痛々しい。 |
何者かに刺されてしまう刑事、工藤。刺された腹部から血が溢れている。 |
ヒロインたちとの関係
ヒロイン達の過去と優也への思い
ヒロインたちは幼い時より、それぞれ家庭の問題を抱えていた。そんな彼女たちに手をさしのばしたのは当時の主人公、優也だった。故に優也とヒロイン達の絆は強すぎるといえるほどものに・・・。
過去に起きたある事件がその後の優也とヒロイン達の関係性を決定付けることになった。
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有末陽佳の場合
陽佳の中では優也は、時には叱り、時には甘やかしてくれる父親のような存在になっていた。それが、優也との絆であり、愛であった。
父親の暴力が原因で母子家庭に育った陽佳。男性恐怖症ではあったが、優也のおかげで克服した。
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しかし、強すぎる絆と愛は絶対的な存在である優也を独占したいという感情を生み出す。そして、どうにもならないとき、愛とは正反対の感情である憎悪に満たされ、自らの経験から暴力で束縛しようとしてしまう・・・。
暴走した陽佳によって惨劇が起きてしまうルートも。
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尊海神無の場合
神無にとっては、優也は家族そのものであった。欠点の多い自分を信頼し、必要としてくれる優也に絆と愛を抱かずにはいられなかった。
両親が仕事にしか興味が無く、放置されている時間が長かった神無。しかし、優也が声をかけたことで、その孤独から解放された。
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神無には信頼してくれる優也のことをより知りたいという気持ちと孤独を嫌う感情が常に渦巻いている。こうした思いは、疎外感を感じたり、疑念をかけられることで憎悪へと変わり、神無を凶行に走らせる。
血が滴る包丁を持つ神無。彼女が犯人なのか・・・。
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宮主佐優理の場合
佐優理にとって主人公は王子様。いつでもどんなときでも助けてくれる理想の存在であった。そんな優也に絆や愛といった感情を持つことは自然なことであった。
地元の名家の娘として生まれたため、人形のように育てられた佐優理。優也との出会いは彼女の生活と彼女自身を大きく変えた。
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佐優理には優也はどんなときでも自分の理想の存在であってほしいという強い思いがある。そのため、優也が自分の理想からはずれる場合は他者が悪いと考え、憎悪をむき出しにする。
鋏で人を刺しているのに、目に迷いのない佐優理。
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次回予告
次回は、物語に関する情報を中心に公開します。
プロローグの後半部分やゲームの一部イベントをイラストとテキストで紹介します。
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