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頭を使ってゴールを決めろ! スマートフォン向けスワイプゲーム「こんなフリーキックはイヤだ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第483回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
サッカーの魅力といえば,華麗なパス回しや豪快なドリブルなどが思い浮かぶが,ボールをセットして行うフリーキックも見せ場のひとつ。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんなセットプレーを題材にした「こんなフリーキックはイヤだ」(iPhone / Android)を紹介する。
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本作のルールは,壁となる相手DFやGKに当たらないように,セットされたボールをゴールに向けて蹴り込むというもの。プレイヤーは,画面をホールドして左右にスワイプすることでボールの飛ぶ角度を変えられ,指を離したタイミングでその方向に向かってボールを蹴り出せる。
ここまでの要素なら普通のフリーキックゲームだが,本作では壁となる相手DFの守り方がちょっと変わっている。左右に動いたり,ゴールを持って移動したりするほか,大勢で自転車に乗って横切ったり,ゴールそのものを縮めてしまったりと,実にバリエーション豊かなのだ。
どうすればDFにボールが当たらないようにキックできるか,と考える面白さはもちろんだが,本作には,ボールを蹴った後に状況が変化するギミックがあり,小さなヒントからどうなるかを予想するなど,推理的要素も用意されている。
たとえば,ゴールがDFに埋め尽くされている場合,どこへ蹴っても弾かれてしまいそうなのだが,よく見るとDFの1人の靴紐がほどけている。もしやと思いそこへボールを蹴り込むと,そのDFは靴紐を結ぶためにしゃがみ込み,そこからゴールが決まる,といった具合だ。見事に謎を解いてゴールを決められたときの嬉しさは格別だ。
本作では,5つのステージをクリアするたびにレベルが上がっていく。ゲームの目的は「ハートがなくなる前にどれだけのゴールを決められるか」というものだが,前述したように用意されている仕掛けが多いので,ハイスコアを狙うことよりも,新しい仕掛けを知るためにステージを進めたくなる。
また,ゲームオーバーになった場合,トップ画面に戻ってしまうとレベル1からやり直しとなるが,リトライであれば,到達したレベルの最初のステージから挑戦できるので,「とにかく最後までプレイしたい」という人は,失敗したとしてもリトライを繰り返し,少しずつ先へ進んでいくといいだろう。
ゴールを狙うというシンプルなゲーム性ながら,「もう少しだけだけ……」と,ついついプレイを続けてしまいたくなる本作。すべてのステージをクリアすると,ハートがなくなるまでプレイできる「Endless」モードが解禁される。ここでしか見られないギミックがあるなど,やり込み要素も十分なので,サッカーだけでなく,幅広い層にオススメできる作品だ。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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