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[GDC 2014]ローマ時代の剣闘士をマネジメントする「Unannounced Gladiator Game」を,GDCの会場チェックしてきた
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印刷2014/03/22 12:23

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[GDC 2014]ローマ時代の剣闘士をマネジメントする「Unannounced Gladiator Game」を,GDCの会場チェックしてきた

 スウェーデンのDORADO ONLINE GAMESが,ブラウザー及びタブレット向けに開発を進める「Unannounced Gladiator Game」(仮称)のデモバージョンを,Game Developers Conference 2014(以下,GDC 2014)の会場で見せてもらう機会があったので紹介しよう。

画像集#001のサムネイル/[GDC 2014]ローマ時代の剣闘士をマネジメントする「Unannounced Gladiator Game」を,GDCの会場チェックしてきた
 
 本作は,プレイヤーが剣闘士の旅団を率いるマスターとなって,剣闘士の訓練を行いながらローマ帝国内のさまざまな闘技場を回り,他プレイヤーの剣闘士と戦わせていくという,育成シミュレーションとマネージメントの要素を掛け合わせたゲームだ。剣闘士は5段階に成長し,そのレベルに合わせてさまざまな武器や防具を与えられ,攻撃力だけでなく,防御力や俊敏性など複数項目を鍛錬できる。

画像集#002のサムネイル/[GDC 2014]ローマ時代の剣闘士をマネジメントする「Unannounced Gladiator Game」を,GDCの会場チェックしてきた
DORADO ONLINE GAMES チーフ・テクノロジー・オフィサーSimon Dotshuweit氏
 本作の大きな特徴となりそうなのが“死”の概念だろう。剣闘士は戦いに負けると,観衆のコールでフィニッシュを命じられた相手によって殺されてしまうこともある。死んでしまった剣闘士は二度とよみがえらず,お墓を作ってあげることぐらいしかできない。プレイヤーは死んでしまった剣闘士の代わりを奴隷市場でリクルートする必要があるのだ。なんともシビアな設定で“大人向け”な印象だが,開発者のSimon Dotshuweit(サイモン・ドッチュワイト)氏も大人を意識しているようで,「時間のない人でも自分の好きな風に,いつでもアクセスして遊べる」ことを念頭にデザインしていると説明していた。

 実際,戦闘は数秒から数十秒で終わるようであり,そのほとんどは自動的に決定される。観衆の要望によって特定のパラメーターが溜まることにより,特定の特殊ムーブを繰り出すように仕向けることは可能だが,一度闘技場に足を踏み入れると,死にそうになったキャラクターを救おうとゲームをオフにしてしまっても,もう後戻りすることはできないのだという。

 ゲームエンジンにはUnityが採用されており,今回のデモで行われていたWindows 8用タブレット機に映し出されていたグラフィックスも中々のクオリティだ。6月ごろにはβテストを始めるとドッチュワイト氏は話していたが,やり直しがきかないという,実に男らしい本作の正式な発表を,楽しみに待ちたい。

DORADO ONLINE GAMES公式サイト

  • 関連タイトル:

    Unannounced Gladiator Game(仮称)

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