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これは覗かずにいられない。スマートフォン向けアクションゲーム「鶴の恩返し。この誘惑ヤバっ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第506回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,有名な昔話を題材にした「鶴の恩返し。この誘惑ヤバっ」(iOS / Android)を紹介しよう。
鶴の正体を見ないように我慢するゲームなんだろうなぁ,などと思いながらプレイしてみたら,あまりに予想外の展開が待っていた。
iOS版「鶴の恩返し。この誘惑ヤバっ」ダウンロードページ
Android版「鶴の恩返し。この誘惑ヤバっ」ダウンロードページ
ゲームはスクリーンショットを見てお分かりの通り,まさかの覗きまくり。鶴のシルエットが出ているときにタッチで豪快に障子戸を開け放って,正体を暴くという,昔話はどこへ行ったのかと言いたくなる仕様だ。
そして,鶴以外のシルエットが出ているときに障子戸を開けてしまうとゲームオーバーとなる。鶴以外のときは「次へ」をタップして見送ろう。
昔話を逆手に取ったルールもたいがいだが,本作の真髄は別の部分にある。プレイを続けているうちに,鶴以外のシルエットとして,あまりにも気になる形のものが出現するのだ。筆者は思わず「なんでやねん!」とばかりにツッコミ=タッチを画面に入れ,ゲームオーバーとなってしまった。すさまじい敗北感に包まれたことは言うまでもない。
本作には,30秒間の間に何回鶴を覗けるかを競う「30秒タイムアタックモード」と,開けるか見送るかの判断をわずか1.5秒の間に行い,ミスするまで繰り返す「1.5秒無制限モード」の2つのゲームモードがあるが,いずれのモードでもこの気になるシルエットの誘惑が強烈に押し寄せてくる。
さらに厄介なことに,このハズレの数々は100種類もあり,開けると図鑑に登録されるという仕様まで用意されている。つまり,100種類をコンプリートしようと思ったら間違えまくるしかなく,スコアがまったく伸びないのだ。
スコアを伸ばすかコンプ要素を取るか。並行して進められるのが当然となっているゲームがほとんどの中で,ひときわ異彩を放つ本作。コンプのためにわざと間違えていると,いざスコアを稼ごうと思ったときに思わぬミスとなるこのもどかしさを,ぜひ一度体験してほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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