COMPUTEX TAIPEI 2018が開幕した台湾時間2018年6月5日,例年どおり台湾一高いビルであるTaipei 101にプライベートスイートを構えているGIGA-BYTE TECHNOLOGY(以下,GIGABYTE)は,AMDの未発表CPU“
Threadripper 2”に対応するという「X399」チップセット搭載マザーボード「
X399 AORUS EXTREME」を披露した。
X399 AORUS EXTREME
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M.2スロットヒートシンクの下に製品名のシルク印刷があった
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GIGABYTEによると,High-End DeskTop(HEDT)市場向けとなる次世代Ryzen Threadripperでは「
第1世代と比べてさらにCPUコアが増える」とのこと。それに向けて電源周りの強化を図ったのだそうだ。なおCPUソケットは,既存のRyzen Threadripperと同じ,コンタクト(≒ピン)数が4094の「Socket TR4」である。
それ以外の製品概要は明らかになっていないが,M.2スロットを最低でも3基搭載し,音質に定評あるESS
Te
ch
no
lo
gy製D/Aコンバータ「SABRE HiFi」を搭載していることは基板設計から読み取れよう。
大きなカバーがあるので分かりにくいが,電源部に寄ったところ |
2基ある8ピンのCPU用電源コネクタにはいずれも金属製カバーが付いていた |
最近のGIGABYTE製マザーボードではお馴染み,バックパネルが一体化したI/Oインタフェース部 |
本体背面はAORUSブランドのロゴイラスト入り補強板が覆っている。そのため板はけっこう重い |
また,LEDイルミネーションがさらに派手にもなっているようだ。
LEDを光らせてもらったところ。いろいろ光る
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AMDは現地時間6日にプレスカンファレンスを予定しているので(
関連リンク),
GIGABYTEの言う“よりCPUコア数の多いThreadripper 2”への対応はここで発表になるのかもしれない。楽しみに待ちたい。
GIGABYTEはもう1枚,AMDの「B450」チップセット搭載マザーボードとなる「B450 AORUS PRO WIFI」も見せてくれた。B450は「Store MI」対応版B350的な存在だそうだ
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