連載
キュートな見た目で実は手ごわい。スマホ向けパズルゲーム「まるまるあにまる」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第600回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,丸い動物キャラを転がしてゴールまで導くという,ちょっと風変わりなパズルゲーム「まるまるあにまる」(iOS / Android)を紹介しよう。キュートな見た目と,ステージを進むにつれてギミックが増えて手ごわくなっていく難度とのギャップが特徴となっている作品だ。
iOS版「まるまるあにまる」ダウンロードページ
Android版「まるまるあにまる」ダウンロードページ
本作の目的は,コロコロと転がる丸い動物達を,ゴールである宝箱まで誘導することだ。プレイヤーはスワイプによって画面上に設置されている特定のオブジェクトを切断できるので,それによってゴールまでの道のりを作りあげていく。切断可能な回数はそれぞれの面ごとに決まっており,その回数内でクリアできなかったり,動物が画面外へ転がってしまったりするとミスになる。
本作は,1つのステージが15の面で構成されている。難しいと感じた場合は次の面へスキップできるが,15面すべてをクリアしないと,次のステージへは進めない。ステージを進むとギミックが増えていくので,続けてプレイしていても新鮮な気持ちで楽しめるだろう。
また,特定の面では,新たな動物達がまるでキーホルダーのように吊るされていることがある。吊るされた動物は,チェーンを切断して落下させるとプレイヤーキャラクターと同様に転がり始めるので,先に宝箱まで運んであげよう。その状態でクリアすると,次回からは助けた動物をプレイヤーキャラクターとして使えるようになる。
それぞれの面には3つずつ星が配置されており,集めていくと“何かよいこと”があるそうなので,全部回収したうえでのクリアを目指してもいいだろう。
一つだけ残念な点を挙げると,2ステージ目の難度がゲーム序盤としてはかなり高いこと。この15面さえ抜ければ,アクション要素が楽しいギミックが次々と出てきて,グッと面白くなってくる。興味がある人は,何とかこの2ステージ目を越えて,本作ならではの楽しさを味わっていただきたい。
著者紹介:げっつ☆先生
ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが,隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。
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