連載
クレイジーな世界観にハマる。iOS向けパズル「Million Onion Hotel」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1555回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,ユニークなドットグラフィックスと脱力系サウンドがクセになる,iOS向けパズルゲーム「Million Onion Hotel」を紹介しよう。本作は「勇者ヤマダくん」でお馴染み,OnionGamesが開発した作品だ。
iOS版の本体価格は480円。Android版は年内のリリースが予定されている |
面からヒシヒシと伝わる“ラブデリック感”はファンでもなくとも要注目だ |
「Million Onion Hotel」ダウンロードページ
本作では,5マス×5マスで構成された画面内で,ランダムに生えてくる「オニオン」を横,縦,斜めのいずれか一列に揃えていく。オニオンをタップするとマスの色が赤に変わるので,これを繰り返して色と列を揃えていこう。要はビンゴのようなものだ。
オニオンを一列揃えると「シングル」,縦+横など二列揃えると「ダブル」となる。列を揃えた際には「タイマーオニオン」が出現し,タップで入手すると制限時間が延長される。
序盤は制限時間が厳しいので,ひたすらシングルを作って,タイマーオニオンをゲットしよう |
縦・横・斜めを同時に揃えれば「トリプル」,四列同時だと「ミラクル」となり,ボーナスもアップ |
ダブル以上の列を揃えると「フィーバーベル」が出現し,ベルを取るとボーナスステージに移行できる。ここでは通常のオニオンに加えて,高得点オブジェクト「フルーツ」も登場するので,積極的にフィーバーを狙って,ハイスコアを更新していこう。
ゲームが進むに連れてステージのレベルが上昇していき,お邪魔キャラたちも出現するようになる。数回タップしないと倒せないものや,マスの状態を戻してしまうものなど,いずれもいやらしい能力を持っているので積極的に排除しよう。
ゲーム中は10ステージ進むごとに「オニオンタイム」が発生し,ちょっとしたストーリーが展開する。表示されるのは絵だけなので,話の流れはなんとなく理解するしかないが,ブラックジョークであることは分かりやすいはずだ。
また,ステージを進めていくと突入するボス戦では,オニオンを使ってボスのHPを減らしていくほか,「オニオンナイト」で一気に攻撃するといった要素も備わっている。
細かなルールはまだたくさんあるものの,いずれもプレイを続けながら徐々に覚えていける作りだ。見た目以上にせわしないゲーム展開なので,最初はすぐにゲームオーバーになってしまうかもしれないが,慣れるとアレコレ戦略を考えられるようになるので,リプレイ性は一気に上がっていく。パズル好きはもちろん,ラブデリックファンはぜひとも遊んでほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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(C)2017 Onion Games K.K.
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