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[TGS 2017]「Overwatch」公式大会の代表を中心としたドリームチームと,7th heavenが激突。e-Sports Xステージのスペシャルマッチをレポート
ドリームチームのメンバーは,Aktm選手(USG Iridata),ta1yo選手(無所属),CLAIRE選手(無所属),Yoz選手(RPG-KINGDOM),ろく6935選手(RPG-KINGDOM),DEXO選手(RPG-KINGDOM)の6名。急造ではあるものの,日本トップクラスの実力者達が集まった,まさにドリームなチームとなっていた。
対するChampionship Series優勝チームは,7th heavenだ。Sally選手,Yone選手,PkmN選手,ClutchFi選手,ちまちん選手に加え,今回はhotate選手(Libalent Supreme)が代理出場した。
試合のレギュレーションは,ゲームルールがクラン戦などをやっているプレイヤーにはおなじみの,JCGで採用されているスタンダードなもの。2本先取したチームが勝利となる。使用マップは,事前に行われたマップキック(両チームによる投票)により,1stマップが「HOLLYWOOD」,2ndマップが「KIG'S ROW」,3rdマップが「LIJIANG TOWER」だ。
第1試合のHOLLYWOODは,ペイロードを確保してから目的地点まで運ぶ「アサルト/エスコート」のマップだ。まずはドリームチームがオフェンス。ta1yo選手のトレーサーが後方に飛び込み,ヒーラーを守るプレイヤーを引き剥がす。それに乗じた攻勢により,試合開始後すぐにペイロードの確保に成功した。
その勢いで危なげなく第2ポイントも通過し,残るは第3ポイントのみ。ここでAktm選手が大会で世界を沸かせたマクリーを選択し,会場は大いに盛り上がる。一方,7th heavenも負けてはいない。劣勢かと思われた中,hotate選手のゲンジが龍撃剣を発動し,バッサバッサと3人斬り倒し,目的地点を前に持ちこたえる。
しかし,最終的にはドリームチームがペイロードを押し込み,1分27秒を残してラウンド1を制した。
次は,攻守交替して7th heavenがオフェンスに。ここでもhotate選手のゲンジが素晴らしい動きで敵陣を切り崩していくが,Aktm選手の見事なフラッシュバンで止められてしまう。最後の猛攻も,ろく6935選手のラインハルトによる鉄壁の守りにより阻まれ,ペイロードを確保できないまま,第1試合はドリームチームの勝利となった。
第2試合のKIG'S ROWも,アサルト/エスコートのマップとなる。第1ポイントはある程度広さがあるが,第2ポイントからは狭い一本道なので,各チームがどのように突破していくかに期待が高まる。
7th heavenのオフェンスからスタートとなったのだが,ドリームチームの守りの前に,なかなかペイロードを確保できない。そこで,hotate選手はメイを選び,アイス・ウォールで敵を分断する作戦に出る。さらに,ろく6935選手の攻撃にしっかりと気付いて対応した,ちまちん選手のファインプレーを起点に,第1ポイントを突破した。
第2ポイントは,進みにくい狭いトンネルは抜けられたのだが,ta1yo選手のドゥームフィストに進軍を阻まれ,途中で時間切れ。後半戦は,7th heavenにとって苦しい状況で,2回全滅すれば敗北といったところだ。
後半戦で見どころとなったのは,Yone選手の素晴らしいチームワーク。大暴れするhotate選手に対して,ろく6935選手がチャージを決めようとしたところ,Yone選手のルシオがプッシュで軌道を逸らすという,ナイスセーブを見せる。
しかし,さすがに前半戦でリードできなかったのが響いて,ドリームチームがペイロードを押し込み,今回のスペシャルマッチは,見事2試合先取したドリームチームの勝利となった。
「Overwatch」公式サイト
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(C)2015 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.
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