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【PR】ゲーマー向けPCブランド「OMEN」が提唱する,ゲーマーの新たなライフスタイルとは。アンバサダーの二人に,リブランディングの狙いを語ってもらった
日本HPのゲーマー向けPCブランド「OMEN」(以下,OMEN)が,大幅なブランドイメージの刷新を発表したのが2019年9月2日のこと。その後に開催された東京ゲームショウ2019でも,白を基調としながらも,オレンジや赤,ピンクのグラデーションという,およそこれまでのゲーマー向けブランドでは使わない配色のブースで,ひときわ異なる雰囲気を作り出していたのは記憶に新しい。
今回は,そんなOMENのアンバサダーを務める,ゲームキャスターの岸 大河氏と,OMENのスポンサードの元,「レインボーシックス シージ」PC / PS4 / Xbox Oneなどのタイトルで活躍するプロゲームチーム「野良連合」のオーナー・Kizoku氏お二人のインタビューをお届けする。
これまでの画一的なゲーマー向けPCブランドのイメージ戦略やスペック偏重に異を唱え,「Achieve Gamefulness ゲームフルネス その才能には続きがある」なるキャッチコピーを掲げたOMENが何を目指すのか。両氏に話を聞いた。
「OMEN」ブランドページ
「OMEN」のTwitterアカウント
“多様性”にフォーカスしたOMENのリブランディング
4Gamer:
本日は,先日発表されたOMENのリブランドについて,アンバサダーのお二人にお聞きできればと思います。がらっとイメージが変わりましたが,第一印象はいかがでしたか?
Kizoku氏:
カラフルになったので,以前の赤と黒より老若男女に受け入れやすくなったかな,とは思います。
岸 大河氏(以下,岸氏):
僕はむしろ,これはゲーマーに受け入れられるだろうか,という心配が先に立ちましたね。ゲーマー向けPCのイメージって,基本的にベースがブラックで,そのうえにイルミネーションとかってパターンが多くて,皆それに慣れちゃってるので。
4Gamer:
確かにそうですね。
岸氏:
そんな中で,オレンジや赤,ピンクのグラデーションカラーっていうのは,良くも悪くも大きな変化です。宣材写真の撮影でも,僕自身が普段あまり着ないような服を着ましたし,新鮮な経験でした。
Kizoku氏:
ファッションブランドの撮影みたいでしたよね。僕はふざけてPCを持ってみたんですけど,あれが採用されてびっくりした(笑)。
岸氏:
ストリート系のファッションや,オーバーサイズの服なんかもたくさん用意されてて,「え,これがゲーマーなの?」みたいな。だいぶカジュアルというか,ポップで明るい感じで,これまでとは違うゲーマーのイメージを発信できたのは,僕としてはすごくうれしかったです。
4Gamer:
キャッチコピーの「Achieve Gamefulness ゲームフルネス その才能には続きがある」には,どういう印象をお持ちですか。
Kizoku氏:
ゲームで培った能力をゲーム以外のことにも活かすとか,そういうイメージですよね。実際,ゲーマーってゲーム以外はできないって思われてそうだけど,そんなことないですから。プロゲーマーって,実際はゲーム会社で働いていたり,頭の回転が早かったりするわけですから。
4Gamer:
岸さんはゲームでの経験が飲食店で働いたときに役に立った,という話をTGS 2019のステージでされていましたね。
岸氏:
ええ。やっぱり共通するところってあると思うんです。例えばRPGの「クエストを受けて,お金をもらって,経験値が溜まって……」という流れって,実際の仕事でも同じじゃないですか。何かの仕事をこなしたら,それが評価されて報酬や経験として積み上がっていく。でもレベルが上がっていくと,能力の向上幅も少なくっていって「全然レベル上がらねえなあ」って思えてくるみたいな(笑)。
4Gamer:
分かります(笑)。
岸氏:
「スタークラフト」では,プレイヤーの能力の指標としてAPM(Action/Minute)っていう,「1分間でどれだけ操作できるか」という数字があるんですが,その考え方が当時働いていたパスタ屋で役に立ちました。どうやって効率よく店を回せるかを突き詰めて考えていったら,これ「スタークラフト」やってるみたいだなあって。
4Gamer:
今現在のお仕事,キャスター業には活かせてますか?
岸氏:
そうですね……人から学ぶとか,研究する能力っていうのは,やっぱりゲームで培ったものだと思いますね。先人をトレースすることで見えてくるものがある,というような。
Kizoku氏:
僕はオーナー業なんで,そういうのはあんまりないなあ。ああ,でも人材の配置なんかは,「三國志」や「信長の野望」で培ったものがあるかもしれない。適材適所に人を配置するっていう部分は。
4Gamer:
Kizokuさんは,TGS 2019のステージで“プロゲーマーの腕組みポーズ”の話をされていて,それがすごく印象に残っています。「腕組みなんて,今どきラーメン屋かプロゲーマーしかしないよ!」みたいな。
Kizoku氏:
しましたね(笑)。日本に限らず世界的にもそんな印象ですし,たぶんそっちのほうが強く見えるってことなんでしょうけど。やっぱり華奢な人が多いですからね。あえてそれをなくしたOMENのリブランディングは,僕はすごく評価してます。
4Gamer:
岸さんは,腕組みはあまり嫌ではないですか?
岸氏:
否定派ではないです。ただ以前にも言ったことはあるんですけど,カメラが回ってるときに,ディレクターがステージの下から「腕組んで!」って指示して,選手が慌てて腕を組むっていう,アレはないと思う。事前の打ち合わせでオーダーしておくならまだしも。
4Gamer:
ああ,ありますね,そういうの。
岸氏:
人間には,それぞれ個性があって,得意な分野があれば,もちろん不得意な分野もあるわけで。そういう多様性も認めていくのが今回のOMENの狙いだと僕は思います。だから,新しいOMENはトッププレイヤーを目指す人だけでなく,色々な人に使ってもらいたい。
Kizoku氏:
個人的には,普段スマホゲーを遊んでるような人達,とくに子供達にOMENを触ってみてほしいですね。キャズム理論でいうところの,アーリーマジョリティってやつ。今までのOMENってアーリーアダプター向けというか,eスポーツやってる僕らのような人達の方を向いていたのかなと思うんですけど,これから「PCゲームを始めるならOMEN」みたいな印象になっていくならいいなと。
4Gamer:
それは,例えば「Minecraft」とかを遊ぶのにとか?
Kizoku氏:
……とかでもいいんです。僕の知り合いにも「クラッシュ・ロワイヤル」(iOS / Android)や「ブロスタ」(iOS / Android)からゲームにハマって,PCで「フォートナイト」とか「PUBG」をやってる子がいるんですけど。そういうステップアップのときに,OMENが選ばれるようなブランディングができれば面白いんじゃないですか。
岸氏:
それこそトップ層まで行けば自作に手を出すようになるのかもしれませんけど,入口としてOMENはすごくいいと思いますよ。コストパフォーマンスのいい製品が揃っていますし,作りや排熱もしっかりしていて,カスタマーサポートの「Café de OMEN」※も24時間体制です。初心者には,すごく安心感のあるブランドだなって思います。
※Café de OMEN……OMENのゲーマー向けPC購入者を対象とした,1年間の無償カスタマーサポートサービス。ゲーム用語にも精通した担当者が,操作方法や技術的な質問に答えてくれるという。
4Gamer:
岸さんご自身も,普段からOMENでゲームをプレイされていると思うんですが,とくにどんな人にオススメしたいですか?
岸氏:
そうですね……ちょっと話がそれてしまうかもしれませんが,週1回しかゲームをやらない人とか,最近は実況プレイ動画を見るほうが好きって人,今は少なくないじゃないですか。僕としては,そういう短い時間しかゲームに触れない人にも,その中でベストな体験をしてほしいって,常々思っているんですよ。
週1回のプレイが「なんか重い……カクカクするなあ」って体験になるより,せっかくの週1プレイなんだからいい環境で気持ちよく遊んでほしい。なんというか,週末バーに行って飲むみたいな。
4Gamer:
なるほど。
岸氏:
あと,OMENがHPのゲーマー向けPCブランドってことは,もっと伝えていきたいですね。世界のPCブランドの中でHPがどういう立ち位置なのかってことから,ゲームへの取り組みまで。「オーバーウォッチ」の大きなリーグ戦を,HPがスポンサーになって2年連続開催してるんですから!
4Gamer:
では,そんなお二人のオススメPCを教えていただけますか。
岸氏:
僕はデスクトップになっちゃいますけど,新しく発売された「OMEN Obelisk 875」がオススメです。ゴツゴツした感じがなくて,すっきりしたオブジェ感があるのでいいと思います。設計もシンプルで,メンテナンスもしやすい。初心者にもオススメの筐体かと。
4Gamer:
性能的にも,母艦としての機能は揃っているイメージですね。
岸氏:
それとディスプレイの「OMEN X 25」もオススメです。NVIDIA G-SYNC対応の24.5インチディスプレイで,リフレッシュレート240Hz対応モデルがようやくOMENから出た。これでPCからディスプレイまで,OMENで揃えることができるようになりました。OMENのディスプレイはデザインもすっきりしてて,スタンドの部分にも煩わしさがないのが好みです。
Kizoku氏:
自分はまだObeliskを触ってないので分かんないですけど,デュアルディスプレイのノート,アレすごくよくないですか?
岸氏:
「OMEN X 2S 15」,いいですよね! 最初に話だけ聞いたときは,うわーヤバいのが来たって思ったけど……。
(一同笑)
岸氏:
正直,思いますよね(笑)。「ノートでデュアルディスプレイ? 何に使うんだよ!」って。でも実際に触ってみたら,これは意外と使い道があるな,と。
Kizoku氏:
僕らの場合,海外の大会に持って行くのにいいんすよ。ホテルからノートPCで配信したりするんですけど,今はPCで配信しつつ,コメントはスマホで読むみたいな感じです。でも,これならPCだけでできちゃう。
岸氏:
コメントを読む以外にも,ゲームをしながら情報サイトを見たり,便利に使えますよね。この配置なら,無理なく2画面が視界に入りますし。
僕の場合は「ファイナルファンタジーXIV」をプレイするときに役立ちそうだと思っています。メインディスプレイの一部をミラーリングできるので,バフやデバフ効果が表示されるところを拡大表示させると,状態が確認しやすくなるんじゃないかと。
4Gamer:
なるほど。そういう使い方もあるんですね。
岸氏:
さっきの誰にオススメかという話に戻りますが,ゲーマーといってもデスクトップでバリバリ遊ぶ人ばかりではないですし,ノートパソコンで配信したい人もいれば,どうしてもデュアルディスプレイが必要だって人もいる。そういう人にとって,本当に便利な機能になると思います。
4Gamer:
PC以外はいかがですか。バッグやチェア,アパレルなんかもありますが。
岸氏:
バッグ! これいいですよ。こっちの大きいの(OMEN X Transporter バックパック)は持ってるんですけど,小さめの二つ(OMEN Transporter 17.3 ダッフルバッグとOMEN Transporter 15.6 バックパック)がいい感じです。大きいのは海外で数泊するのにはベストなんですが,普段使いには厳しかった。マウスやキーボード,ヘッドセットを持ち運ぶには,専用のスペースがあっていいんだけど……。
Kizoku氏:
これいいですね。僕らも遠征で使わせてもらってますけど,新しいのも欲しいなあ。
岸氏:
僕も欲しい(笑) 。デザイン的にも,黒字のOMENロゴがいいですよね。これが赤でガッと主張されてたら,「うーん……」ってなっちゃうんだけど(笑)。
4Gamer:
PCもですけど,新しいブランドイメージに合わせて,グラデーションカラーのバリエーションがあるといいですよね。
岸氏:
ねぇ(笑)。結局赤と黒じゃんって思う人も多そうですし。チェアもだけど。
Kizoku氏:
そこは不思議ですよね。
岸氏:
ホワイトやピンクがあったら,女の子も手に取りやすくなるでしょうね。PCもあのカラーだと……インテリアとして考えたときどうなんだろう。でも,定番カラーと好きな方を選べればいいんじゃないですか?
OMEN担当者:
検討してみます(苦笑)。
岸大河と野良連合がすすめるOMENの最新PC
OMEN X 2S 15
キーボード面に約6インチのフルHDタッチパネルを搭載したデュアルスクリーン対応のノートPC。使い方はあなた次第。
hp公式サイト内「OMEN X 2S 15」販売ページ
OMEN Obelisk 875
スタンダードにして高性能なOMENのデスクトップPC。
自分好みの最高のパフォーマンスを。
hp公式サイト内「OMEN Obelisk 875」販売ページ
5年後,10年後のeスポーツに向けて
4Gamer:
ここからは,お二方の今後の活動について聞かせてもらいたいのですが,まずは岸さん,いかがですか?
岸氏:
さっきの話ともつながるんですが,今一番考えているのは,ゲームの捉え方を変えていく活動をやっていきたいということですね。具体的に言うと,幼稚園や小学生向けのイベントを開きたいんです。
4Gamer:
それは事業として?
岸氏:
事業なのか趣味なのかは……どっちでもいいです。大事なのは,彼らに楽しんでもらうことなので。若いうちにいいゲーム体験をさせてあげたい。それもいいスペックのPCで,親御さんにも来てもらって,一緒にゲームで遊ぶ時間を作ってあげる。そういうイベントです。
4Gamer:
PCゲームで遊ぶ文化の普及を目指したい,ということでしょうか。
岸氏:
そうですね。僕はゲームでのコミュニケーションって,ものすごく価値のあるものだと思っていて。だから,若い頃にそういう体験をしたら,きっと大人になっても続けてくれる。バーチャルでネット越しであっても,そうした素晴らしい経験ができるんだってことを,親御さんと子供のどちらにも伝えていきたいんです。
4Gamer:
なるほど。eスポーツの本質にもつながるお話ですね。
岸氏:
はい。それから,その延長線上になると思うんですけど,まだお金がなくて良いPCを買えない若い世代に,ゲーマー向けPCを提供できたらとも思っています。自分でPCを買って配るのかもしれないし,それこそスポンサードしていただいているHPさんに協力していただけるなら,それだけで最強の装備が揃います。
4Gamer:
それはいいですね。HPとそういう取り組みが出来たら。
岸氏:
ですよね。僕も娘ができたので,そうした次の世代に向けたミッションが必要だと,強く思うようになりました。
4Gamer:
キャスターとしてはいかがですか?
岸氏:
純粋に実力をつけていかなくては,というのはありますね。もっともっと這い上がっていかないと。テレビとインターネットの橋渡しになるような仕事がしたいと思っていますし,それにはまだまだ力が足りていないと感じます。
キャスターの育成というのも課題の一つなんですが,そちらは人材の関係もあるので,じっくり取り組んでいけたらと思っています。
4Gamer:
分かりました。Kizokuさんにもお聞きしたいのですが,野良連合といえば,やはり2019年2月に行われた,「Six Invitational 2019」でのベスト4入賞が記憶に新しいところです。大きな実績を得たことで,周囲に何か変化はありましたか。
Kizoku氏:
変化はめちゃめちゃありましたね。Six Invitational 2019の準決勝って,日本だけで8万人ぐらいが見てたらしいんです。おかげでほぼ毎日,どこかかしらで声をかけられるようになりました。あとは企業さんからの問い合わせが増えたのと……野良連合自体のファンもものすごく増えました。
4Gamer:
声をかけられるというのは,道を歩いてたら話しかけられるみたいな?
Kizoku氏:
そうですそうです。昨日もラーメン屋に行ったら,お客さんの中に野良連合を知ってる人がいて「Kizokuさんですよね? マジでラーメン食べ歩きしてるんですね」って声をかけられたくらい(笑)。
岸氏:
急に声をかけられると,びっくりしません?
Kizoku氏:
します。あと,いきなりサインを求められたりとかね。僕の場合,プライベートで頼まれたら「まあいいかな」ってサインすることもありますけど,イベントではファンクラブ会員や,グッズを買ってくれた人に限るって,そこは徹底しています。じゃないと選手が腱鞘炎になっちゃうんで。
4Gamer:
ええっ,そこまでですか。選手を守るためには,そういうルール必要なんですね。
ところで,ゲーム内で野良連合のロゴ入りアイテムも配信されてますが,そちらの反響はいかがでしょうか(関連記事)。
Kizoku氏:
世界で一番売れてるらしいです。野良連合って,日本より海外の方がファンが多いって聞いて,ビビりながらもありがたい話だなと思ってます。
4Gamer:
2019年11月には,「レインボーシックス プロリーグ シーズン10 ファイナル in Japan」が名古屋で開催されます。まだ出場が決まったわけではありませんが,初の日本開催ということもあって,野良連合の活躍に期待しているファンも多いのではないかと。
※「シーズン10 ファイナル」への出場チームを決める「APAC Finals」は,2019年10月19日と20日にオーストラリアのESL Studios Sydneyで開催される。
Kizoku氏:
出たいっすけど……出れなかったらしょうがないですよね。なんか,出るのが当たり前みたいな空気になっちゃってるのが困りものなんですけど(苦笑)。でも,出ないとダメっすよねえ。
4Gamer:
楽しみにしています(笑)。では,お二人が関わられているeスポーツというものが,5年後あるいは10年後にどう変化しているか,あるいはそこにご自身がどう関わられているかというあたりを聞いてみたいのですが,いかがでしょう。
Kizoku氏:
既存のスポーツ選手と同じように,eスポーツ選手が尊敬の目で見られるような世界になっていたらいいなと思います。教科書に載ったりとか,国民栄誉賞をもらってたりとか……それはさすがに10年じゃ無理かな。30年後とかには(笑)。
4Gamer:
なるほど(笑)。ちなみに野良連合はどうなってると思います?
Kizoku氏:
何かしらのゲームで,1度は世界一になっていたいですよね。世界一っていうのは,何かを盛り上げるうえで,一番手っ取り早い方法なので。海外発の,競技人口が多いタイトルならばなおのこと。それが身に染みて分かったので,がんばりたいと思っています。
4Gamer:
岸さんはどうですか?
岸氏:
10年後は,きっと芸能人の方がいろんな大会とかに顔を出すようになっていると思うんです。ここ最近でも,芸能人がそういった趣味を公にすることに抵抗がなくなってきているのを感じます。だから今後は,そういった番組的なイベントも増えていくんじゃないかと。
一方で,僕らのメインストリームである競技シーンも,テレビでどんどん中継されるとか,そういう未来もありえるかもしれない。ただ,今のままでは,そううまくは行かないだろうという危機感もあって,もうちょっとやり方を変えたりとか,観客へのアプローチを考えないといけない,とも思っているんです。
4Gamer:
それはキャスターとしての立ち位置ということですか?
岸氏:
キャスターもですし,チームも選手個人も,それから運営もですね。制作側がどんどん変わっていかないと,5年後10年後をいい形で迎えるのは難しいと感じます。
そうなった時に僕がどうしてるかっていうと……どうしてるんですかね? まだキャスターでいるのか,もっと制作寄りにいるのか,あるいは全然別の仕事をしているのか。ただ,ゲームをやっていることだけは間違いないと思うので,純粋にそのときのシーンを楽しんでいるんじゃないでしょうか。
4Gamer:
最後に,この記事を読んでいる読者に向けてメッセージをいただけますか。
Kizoku氏:
4Gamerさんの読者って,僕と同じでゲームを遊んでいると怒られた世代だと思うんですけど,僕らの子供達の世代へは,ゲームをしていても怒られない世界を,僕ら野良連合が届けたいと思っています。なのでさまざまなeスポーツ,それからOMEN共々,野良連合の応援をよろしくお願いします。お子さんには,自信を持ってゲームをやらせてあげてください!
岸氏:
eスポーツであれ,皆さんが普通に遊んでいるゲームであれ,その体験一つ一つを大切にしてほしいと思います。週に15分でも,1分でもいいので楽しんでもらって,そして思い出したら,その環境を作るのに関わった人達に,少しの感謝を感じてもらえたら,とてもうれしいです。ゲームの裏には,すべて人間がいるってことを忘れないでいただけたらと。
4Gamer:
本日はありがとうございました。
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