連載
ツッコミどころ満載のアクションに注目。スマホ向けタップアクション「カナちゃんのひみつ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第772回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ターゲットを監視すべく,気づかれないよう後をつける尾行は,刑事や探偵にとって欠かせない技術といえるかもしれない。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「カナちゃんのひみつ」(iOS / Android)は,そんな尾行を題材にしたタップアクションゲームだ。
「カナちゃんのひみつ」公式サイト
iOS版「カナちゃんのひみつ」ダウンロードページ
Android版「カナちゃんのひみつ」ダウンロードページ
主人公の男に課せられた任務は,カナちゃんという女性に気づかれないよう尾行することだ。名前や容姿から女性であることは分かるが,それ以外の情報が何もない。詳しい理由は分からないが,とにかくバレないよう後をつけよう。
ゲームがスタートすると,カナちゃんはどこかに向かって歩いて行き,目的地までの距離が徐々に縮まっていく。これがゼロになればクリアで,さまざまなエピソードを見られるようになる仕組みだ。
尾行中のカナちゃんは,足を止めて後ろを振り返るか,立ち止まったまま何もしないという2つの行動を取る。前者の場合は,主人公が姿を見られるとゲームオーバーになるので,その前に画面をタップしてアクションを起こそう。後者の場合はフェイントなので,ひっかかってタップするとそのまま逃げられてしまう。
「何のために尾行しているのか」という肝心な情報がないため困惑するかもしれないが,プレイを進めていくと,主人公がただ者でないことに気づくだろう。尾行をごまかすために主人公が取るアクションは,自撮り棒で撮影をしたり,ヘッドスライディングをしたり,電信柱に化けたりとツッコミどころ満載なのだ。ゲーム内で行ったアクションはタイトル画面の「COLLECTION」から確認できるので,コンプリートを目指す楽しさもある。
初回プレイでは,600メートルの尾行に成功すればクリアなのだが,これをノーミスで達成するのは至難の業だ。しかし,本作は進んだ距離がリセットされず,コンティニューすれば続きから遊べるので,粘り強くプレイすれば必ずゴールにたどり着ける。ぜひとも衝撃(!?)のラストをその目で確かめてほしい。
著者紹介:げっつ☆先生
ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが,隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。
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