プレイレポート
スマホ向けハクスラ系アクションRPG「レイヴン(RAVEN)」のファーストインプレッションを掲載
※本稿はCBT相当のテスト版アプリでのプレイをもとに制作しているため,正式版とは一部異なる場合があります
操作性はシンプルだが
決して単調ではないバトルシステム
まずはゲームの柱となっているバトルシステムについて説明しよう。
キャラクターの操作はバーチャルパッドで行うが,攻撃ボタンをタップすると近くの敵を自動的にターゲットしてくれるので,複雑な操作は要求されない。状況に応じてアクティブスキルを発動したり,ポーションを使ったりしながら,簡単に敵を撃破できる。
加えて,オート操作モードをオンにすると,移動と攻撃をプレイヤーキャラが自動で行うようになる。オート操作中は,片手でスマホを持ってスキルの発動やポーションの使用のみに集中できるため,より手軽にゲームを進められるようになる。
操作が簡単だからといって,ゲームの中身自体も単調ということはない。とくに,強力なボスモンスターとの戦闘では,繰り出される大技の発動をアクティブスキルで妨害したり,回避ボタンでかわしたりといったテクニックがほぼ必須になるゲームバランスなのだ。
ハクスラのゲーム性がリプレイアビリティを高める
ある程度ゲームが進むと,敵を倒して手に入れた経験値やレアアイテムでキャラを強化し,さらに強い敵が待つステージに挑んでいくという,ハック&スラッシュ要素の強いプレイサイクルが病みつきになってくる。
アイテムの中で重要なのは「武器」だ。レイヴンにおけるアクティブスキルは武器ごとに設定され,通常攻撃の性質も異なる。両手斧による豪快な戦い方を選んでもいいし,メイスと盾による堅実な戦い方を選んでもいい。新しい武器を手に入れたら戦い方が大きく変化することもあるため,新たな武器を求めて延々と高難度ステージに挑戦してしまうというわけだ。
通信環境に左右されない非同期型のオンライン要素
オンライン要素としては,ほかのプレイヤーのキャラクターと一緒に強力なボスに挑む「レイド」,1対1のPvP「アリーナ」といったコンテンツが用意されている。いずれも非同期型で自分以外のキャラクターはAI操作となるが,通信環境に左右されずにマルチプレイ気分を楽しめるのは嬉しいところだ。
韓国では配信から99日で累計約100億円の売上を記録
「レイヴン(RAVEN)」は日本でもヒット作となるか
オンラインゲームの本場と言える韓国では,配信から99日間で累計売上約100億円を記録したと発表されている「レイヴン(RAVEN)」(関連記事)。筆者が今回プレイさせてもらった限りでは,「簡単な操作」と「単調ではないゲーム性」を両立した良作という印象を受けたのだが,これが日本のプレイヤーにどう評価されるのか,実に楽しみである。
冒頭でも紹介したとおり,本作では現在クローズドβテストが実施中だ。正式配信は今秋が予定されている。ハクスラが好きな人には刺さるタイトルだと思うので,今年注目の一本として,正式配信を楽しみに待っていてほしい。
「レイヴン(RAVEN)」公式サイト
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Copyright (C) Netmarble Games Corp.
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