ヒロインは100万歳!?　ババア相手に恋物語を楽しめるスマホ向け恋愛ADV「純愛ババア学園　〜転校生は100万歳〜」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第794回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　「ギャルゲー」や「恋愛アドベンチャー」といえば，プレイヤーが主人公となり，登場する女の子をあの手この手で攻略し，恋愛を成就させるというジャンルのゲームだ。同ジャンルにはさまざまな名作が存在するので，遊んだことがあるという人も多いのではないだろうか。
　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，そんなジャンルを愛するプレイヤーに衝撃を与えること間違いなしの「純愛ババア学園　〜転校生は100万歳〜」（iOS / Android）を紹介する。なにやらイヤな予感がしてきたという人も，気にせず読み進めてほしい。

本作は基本プレイ無料＋アプリ内課金制のゲーム。オープニングムービーが強烈なので一度は見てほしい

iOS版「純愛ババア学園　〜転校生は100万歳〜」ダウンロードページ

Android版「純愛ババア学園　〜転校生は100万歳〜」ダウンロードページ

　ゲーム内容は，4月から翌年3月までという限られた期間の中でヒロインの好感度を上げていき，告白を成功させればクリアという，この手のジャンルでは定番の作りになっている。ヒロインは4人おり，転校生/幼馴染み/クールな生徒会長/アイドルと個性豊かで選り取り見取り。ただし全員ババアだ。
　このババア達はいずれも筋骨隆々で，セーラー服にもんぺを組み合わせる個性的なコーディネートで決めているのだが，声は可愛いらしい（若々しい）という凄まじいギャップがある。プレイヤーは，いろんな意味で衝撃を受けてしまうこと請け合いだ。

　システムとして特徴的なのは，スマホアプリでおなじみのスタミナ（ハート）制が採用されている点で，物語を進めるにはハートが必要になる。消費したハートは，30分で1つ自然回復するが，イベントクリアや購入で入手できる「ババア石」で一気に回復させることも可能だ。

アドベンチャーパートでは，プレイヤーが選んだ選択肢によってヒロインの好感度が上がったり下がったりする王道のシステムが採用されている。相手がババアということを除けば一般的な恋愛アドベンチャーゲームと変わらない

　昨年，本連載の第679回で取り上げた「100万歳のババア」（iOS / Android）は，タップやフリック操作で“スタイリッシュ・ババアアクション”を楽しめたが，シリーズ最新作となる本作は，アクション要素を取っ払い，可愛らしいセリフや動きで魅せる方向にシフトしている。なお，本作のババア達は丁寧にモデリングされており，動きが実に自然だ。遊んでいると不覚にも萌えることがあり，特殊な性癖に目覚めかねないので注意したい。

生徒会長のババアとアイドルババアは攻略するのが難しい。なお，アイドルババアは緑色の肌を持ち謎の言葉を話す強烈なキャラだ。この子，初見プレイで攻略できるのだろうか

　先述した「ババア石」はスタミナ回復のほかに，ヒロインの好感度を増減させたり，ゲーム内の月を前後させたりする目的でも使える。とはいえ，あまり詰まることもなくサクサク進めるので，恋愛アドベンチャーゲームとしては非常にやさしい作りだ。
　ちなみに，ババア石は「フィギュアガチャ」を回すのにも使える。もちろん，ガチャから出てくるのはババアフィギュアのみである。

ガチャで引けるババアフィギュアはなんと100種類以上。誰得なんだこれ

　夏は海岸でスイカ割り，冬にはクリスマスと，月ごとにさまざまなイベントが用意されており，ヒロインがババアという点を除けば，一般的な恋愛アドベンチャーと同じような感覚で楽しめる本作。見た目のインパクトがとにかく強烈だが，ベースとなる部分はしっかりと作られているので，想像以上の遊びやすさに驚く人もいるのではないだろうか。さまざまなタイプのババアとキャッキャウフフできるアプリはそうそうないので，少しでも気になった人はぜひ本作をダウンロードしてみてほしい。

ゲーム内には心臓に悪そうなシーンがいくつもある。用法，用量を守って正しく遊ぼう

著者紹介：カイゼルちくわ
　ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング＆ガンシューティング好きだが，家に帰ればパソコンのFPS（ファーストパーソンシューティング）も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。

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