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客の愚痴に付き合う一風変わった経営シミュレーション「おでん屋 人情物語」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第872回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,シミュレーションゲーム「おでん屋 人情物語 〜今宵 キセキの起きる店〜」(iOS / Android)を紹介しよう。
iOS版「おでん屋 人情物語 〜今宵 キセキの起きる店〜」ダウンロードページ
Android版「おでん屋 人情物語 〜今宵 キセキの起きる店〜」ダウンロードページ
本作の主人公・オヤジが営むおでんの屋台には,サラリーマンや上京してきたばかりの若い女性,職業不詳のおじさんといった個性的な面々が客としてやってくる。彼らはオヤジに対して仕事や家庭に関する愚痴をこぼしていくので,吹き出しで表現される愚痴をタップして聞いてあげよう。一定時間が経過すると,客は支払いを済ませて帰るので,こうして売り上げを稼いでいくのだ。なお,愚痴は同じものを何回も聞かされることになるので,気長に付き合ってやろう。
ちなみに,お店を営業してから現実時間で3時間が経過するとおでん種がなくなり,客が愚痴をこぼさなくなる。画面下部にある「仕入れ」メニューで補充可能だが,客にはそれぞれ好みの種があるので,同じく画面下部にある「お客さん」メニューで好みを把握しておき,うまく調整するといい。
客の愚痴を何度も聞いていると,それぞれの「常連度」が上昇していく。これにより店の滞在時間が長くなり,売り上げもアップする仕組みだ。さらに,所持金が一定額を超えると新たなおでん種を仕入れることができるようになるので,品揃えを充実させて,新たな客を呼び込もう。
また,「オヤジ」というメニューでは,客の愚痴の中で店主が気になったものに対する反応を閲覧できる。これを集めていけば店主の素性が明らかになるのかもしれない。
客の愚痴に付き合い常連を増やしていくと売り上げがアップし,それに伴い,新たなおでん種を仕入れられるようになると,新顔がやって来る……という流れがユニークな本作。すべての客と彼らがこぼす愚痴をコンプリートするには,かなりの時間が必要になるので,ぜひじっくりと楽しんでみてほしい。
著者紹介:H.H
ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーで,日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と凌ぎを削っている。コンシューマやスマホアプリでは,ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。
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おでん屋 人情物語 〜今宵 キセキの起きる店〜
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