シリーズ久々の最新作となる「The Bard’s Tale IV」のティザームービーが公開。Unreal Engine 4やフォトグラメトリー技術による美しいグラフィックスが堪能できる

　inXile Entertainmentは，1985年から続くファンタジーRPGシリーズの最新作となる「The Bard’s Tale IV」のティザームービーを公開した。


　2015年7月にKickstarterでのクラウドファンディングに成功した「Bard’s Tale IV」は，前作のリリースが今から25年前の1991年という，実に久しぶりの最新作だ。
　複数のキャラクターたちと共に行動するパーティベースのRPGだが，主人公は吟遊詩人という役どころで，さまざまメロディで仲間を勇気づけたり，相手を錯乱させたりしてゲームを進めていくのが特徴となる。
　また，自由にゲーム世界を探索したり，クラフトを楽しんだりできるほか，パズル要素も導入されているとのこと。

　今回公開されたムービーは，ゲームの舞台となるカイスの風景を紹介するもので，Unreal Engine 4や，写真からテクスチャを作り上げるフォトグラメトリー技術による美しいグラフィックスが確認できる。
　ゲール民謡の歌い手であるジュリー・フォウリスさんが手掛けるBGMも秀逸で，ゲームの中に引き込まれていくような感覚になるはず。


　「The Bard’s Tale IV」の発売は2017年10月の予定だが，公式サイトではまだ資金募集が続けられており，27ドルからDRM（デジタル管理ツール）フリーのPC及びMac版が入手できる。本作に興味がある人は，こちらに参加しておくのもいいだろう。

「The Bard’s Tale IV」公式サイト