あの「Goat Simulator」が，ついにPlayStationプラットフォームで展開。北米では2015年8月11日にリリース

　スウェーデンのCoffee Stain Studiosが2014年にリリースし，予想を超えた大ブレイクとなったPC向けヤギシミュレータ「Goat Simulator」。Sony Computer Entertainment Americaは北米時間2015年7月15日，そんな「Goat Simulator」をPlayStationプラットフォーム向けにリリースすると発表した。
　同社の公式ブログ「PlayStation.Blog」の発表によれば，同作はダウンロード専用タイトルとなり，対応機種はPlayStation4とPlayStation 3。北米での配信開始は8月11日が予定されている。

PlayStation.Blog：Goat Simulator Coming to PS4, PS3 on August 11th

「Goat Simulator」公式サイト

　妙に舌の長いヤギを操作し，街中を暴れ回ることでポイントを稼いでいく「Goat Simulator」は，もともとCoffee Stain Studiosの開発スタッフが物理エンジンに慣れるために作った，練習用のプロジェクトだった。しかし，2014年4月にPC版がリリースされるやいなや世界中の話題となり，現在までに世界累計で250万本のセールスを記録しているという。
　ファンタジー世界を背景にマルチプレイが楽しめる「Goat MMO Simulator」や，ゾンビをテーマにした「GoatZ」といったDLCもリリースされるなど，今もなお話題を提供し続けている。


　PlayStation版は，すでに配信されているXbox OneおよびXbox 360版と同様に，縦割りのスプリットスクリーンを使った2人でのローカルCo-opに対応しているが，PlayStation 4ではさらに画面を4分割したCo-opが用意されるとのこと。公式ブログを担当するSCEAのスタッフも，「GoatVRとしてデビューさせる」とノリノリのコメントをつづっており，この勢いのまま，日本語版の配信にも期待したいところだ。