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「レーシング娘。」R娘杯,メディア対抗カートレース大会開催,想像以上にガチな展開となったレース結果はいかに?
今回はその模様をレポートすることにしたい。
「レーシング娘。」とは?
「レーシング娘。」は自動車を擬人化した「R娘」を集めて,チューニングカーのようにカスタムしてレースに出場させ,プレイヤーはチームの監督になって勝利を目指す愛車擬人化シミュレーションゲームだ。
日本の自動車メーカーっぽいR娘が登場するのはもちろん,イタリアの跳ね馬スポーツカーメーカーのアソコとか,世界最安値カーを提供するインドのアソコとかを彷彿とさせるR娘も登場し,現代の車だけでなく1970年代前後の名車・旧車系R娘まで出てくるので,時空を飛び越えた世界観は,若い人だけでなくオッサンゲーマーの心もわしづかみすること間違いなしといった風情である。
そんな,R娘のiOS版がリリースされたことを記念して開かれたのが「ゲームメディア対抗のカート大会」というわけだ。
出場メディアは,アプリ★ゲット,アプリ学園,9Bit,Gamer,GAMEDeets,GAMEWatch,ファミ通APP,ファミ通.com,TAPPLI,電撃オンライン,ミートアイ,そして我々4Gamer.netだ。
クラス優勝チームには,メディア名入りの擬人化キャラのゲーム内登場権がプレゼントされ,2位にはメディア名入りの壁紙画像の配信権(予定)がプレゼントされるということで気合が入るわけである。
そこで,カート走行にそれなりの走行経験がある筆者,西川善司が出走することになったのだが(それでもカート走行は9か月ぶり),レースルールは耐久レース形式の周回数を競うタイプのもので,2名のドライバーの交代制で行われるとのこと。4Gamer編集部にはカートレース経験のある人がほぼいなかったこともあり,急遽,筆者も寄稿者として所属している自動車ブログメディアの「ワンダードライビング」の編集長,野間恒毅氏(以下,ワンドラ野間)に助っ人をお願いすることにしたのである。
そう,割と本気で勝つ気の体制を整えていたのである。
予選タイムは良好。2番グリッドを獲得!
最初に,スターティンググリッドと走行クラス決めを行う練習を兼ねた予選が1時間ほど行われた。
予想外だったのだが,初級クラスと上級クラスに別れてレースを行い,それぞれの優勝者に前述の賞品が渡されるというルールだ。賞品ゲットだけ目指すならば,わざと予選タイムを押さえて初級者組に属して本戦レースで1位をゲットするほうが得策だとは思ったのだが,予選の様子を見ているとそれほど速い走行車もいなかったようなので,姑息な手段を捨て,4Gamerチームは総合優勝を目指した。
ちなみに,筆者の予選結果は35.151秒,ワンドラ野間氏のタイムが33.850秒と,なかなかの好タイムだったのだが,なんとアプリ★ゲットチームの走者も共に良好なタイムを出しており,ドライバー2名の合計タイムではわずか約1秒の差で2番グリッドとなってしまった。
主催者側のDMM関係者に聞くと,アプリ★ゲットは,定期的にレーシングカート大会イベントを開催するほどの経験者チームで,今回のメディア対抗レースにも気合いが入っているようだ。
しまった,ガチ勢は我々だけではなかったのだ(笑)。
レースの結果は?
我々,上級クラスのレースが行われたのは,練習走行や初級クラスレースなどすべてが行われたあとで,夕闇となり気温もかなりの低くなった18時過ぎだ。ほとんどナイトレースである。
スタートドライバーは筆者が務め,筆者よりもさらに速いワンドラ野間氏をアンカーに据える作戦とした。
レース・スタート直後は,アプリ★ゲットについていき,ドライバー交代タイミングで勝負に出る作戦としたのだが,路面の冷え込みとスタート直後はタイヤが冷えていることを忘れていた筆者は,普通の走行時では普通に回れるヘアピンカーブでスピン。いきなり順位を落とすことに(笑)。
その後は,タイヤが暖まり,コース路面にも熱が入ったことで周回を重ねるごとに他車を追い抜いていき順位はみるみる上位へ。
ドライバー交代は,タイムロス,周回数を落としやすい状況であるが,今回のレースでは1ドライバーにつき2回コース走行をしなければならないルールだったので,ピットストップ(ドライバー交代)を3回もしなければならない。ただ,アプリ★ゲットと4Gamerのドライバーの周回タイムは1秒しかないので,この3回のピットストップをうまく立ち回れば十分勝てる見込みであった。ま,筆者のスタート直後のスピンは想定外だったが(笑)。
さて,その「立ち回り」とはこうだ。
レースでは,ピットロード内での追い越し禁止のルールがある。このことから,我々は,ピット内が空いているときにドライバーチェンジを心がける作戦をとったのだ。
案の定,レース時間を4等分して等時間区分でドライバーチェンジをしていた他チームは,ドライバー交代が集中して,コースになかなか戻れない渋滞にはまっていた。
すべてのドライバーチェンジを渋滞のない時間帯に行っていた我々はタイムロスを最小限にコースイン,これを3回繰り返したことによりアプリ★ゲットチームに追いついたものの,結局,周回数1周差で2位になってしまったのであった。
まぁ,振り返ってみれば,スタート直後のスピンで抱えたタイムロスを,ワンドラ野間氏の周回タイムとピット作戦の相乗効果で2位に食らい付いたというレース内容であった。
というわけで,4Gamerロゴ入り壁紙(予定)が近日中に配信されるはずなので,乞うご期待。
「レーシング娘。」公式サイト
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(C)DMM.com POWERCHORD STUDIO
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