このゲームの読者の評価
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完成度の高い次世代のメガテン 85 - 投稿者:シズ(男性/30代)
- 投稿日:2020/11/18
- 良い点
- ・従来の路線を行きつつも更に面白さが増した
真3・真4を経てさらにブラッシュアップされたプレスターンバトル。
同システム特有の緊張感がありつつも理不尽すぎない。
戦略・戦術・運が占めるバランスが絶妙。
ニヤリの仕様改善など、各所にテコ入れが入っている。
悪魔合体やスキルの継承などパーティ編成の奥深さと拡張性の高さは健在。
・メガテンとして新たな形のシナリオ
賛否両論はある。私はシリーズを全作遊んでいるが、良いのではないかと感じた。
4Fで復活したロウやカオスの概念がまた無くなった為、真シリーズのファンはシナリオに馴染み辛いかもしれない。
しかし、ペルソナシリーズに寄せジュブナイル風に味付けし、10代20代にも受け入れやすいと思われる雰囲気を出しながらも、シリーズが描いていた「凋落した悪魔の復権」や「悪魔に翻弄される主人公と人々」をしっかり描いているところは"女神転生"というタイトルを冠するにあたり抜け目なくやってくれたのだととても感心した。
本作のシナリオは過去作で言う「中庸」路線であるが、その中で更にLIGHT属性とDARK属性を描いている。
L-D軸を描いた作品はシリーズでは他に魔神転生2しかないので、こちらも新鮮だった。
既存のファンにおもねるだけでなく、こうやって若い世代ウケも狙っていって新たなファンを獲得していってほしい。
・BGM
BGMも素晴らしいものが揃っている。
街やフィールドは女神転生らしい落ち着いた曲調で、戦闘は緊張感を備えつつも踊りたくなるような躍動感がある。
特に多神連合戦のBGMは、いかにも強敵を感じさせるメロディでありながら様々な出自の神が入り混じったミクスチャーさが前面に押し出されていてシリーズを通しても素晴らしいボスBGMだと感じた。 - 悪い点
- ・トラップボール
マップ移動中に発生する「トラップボール」が単なるストレス要素と化している。
トラップボールを使った面白い仕組みや、打破時に褒美が貰えるなど、ギミックに捻りが欲しかった。
・特定のダンジョンのバランスが良くない
非常に道中が冗長で、かつ強く硬く倒すのがしんどい雑魚がバンバン出現するダンジョンが一つある。
・親切すぎるコンティニュー
元々それほど難易度が高くないにも関わらず、そのままゲームオーバーになっていた既存のメガテンと比べて優しすぎる。
せめてFC版女神転生2のように復活出来てもマッカ半減といったペナルティくらいは欲しい。
間口を広げるための施策としてはアリ。 - 総評
- 本作が女神転生として発売されてくれてとても良かったと思う。
単純にRPGとして見ても非常に面白く、素晴らしい作品。
言葉を繰り返して申し訳ないが、女神転生のシナリオが擁する
「凋落した悪魔の復権」「悪魔に翻弄される主人公と人々」
という濃ゆい二大要素はしっかり継承されている。
軽めのジュブナイルテイストになった感じは否めないが、
そんな雰囲気を差し置いても"女神転生に値する"良作である。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 3 4 4 -
3DSのRPGとしてはテンポよく楽しめる 75 - 投稿者:Sono(男性/40代)
- 投稿日:2017/04/23
- 良い点
- ・携帯機向けらしくテンポよくサクサク進められる
・合体を繰り返しても未登録が出てくるほど悪魔の種類が豊富
・スキル継承が容易で自分好みのパーティーを作りやすい - 悪い点
- ・ペルソナ5の後にやったので全体的に地味に感じる
・BGMがあんまり印象に残らなかった
・ラスト手前のダンジョンの盛り上がりに対してラストダンジョンはストーリー・探索ともに大雑把 - 総評
- 真IVシリーズは気になっていたのでDL版のセールで買いました。
真IVの無印をやらずにFINALでしたが、主要キャラ・ストーリーが一新されているのでFINALから始めても問題なく楽しめますね。無印やってたほうがより楽しめそうでしたが。
メガテンはもっと面倒くさい印象だったんですが、3DSだからか難易度を5段階中一番簡単にしたからか、ペルソナ5よりもテンポ良く感じました。
テンポが良くてサクサク進むのはもちろん長所ですが、演出的には全体的に地味でリリース順だと逆とはいえ、ペルソナ5をやった後だとストーリーやキャラクターの印象は薄く感じますね。
3DSのRPGと考えれば十分に楽しめるタイトルでしたが、ペルソナ5の出来が良かっただけに真Vがあるなら据え置きでガッツリ楽しみたいなというのも本音ではあります。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 4 3 3 -
ゲーム面の作り直し良。シナリオ普通。 85 - 投稿者:Takashi(男性/30代)
- 投稿日:2016/04/18
- 良い点
- 4とくらべてゲーム的に進歩しました。
敵にニヤリを故意に発生させるような4のパートナーという名の敵はいなくなり
仲間も『敵も』的確に弱点を突いてくれます。
武器攻撃によるエンカウントが小ダメージ+確実に先制から確実に先制+ランダムで仲魔がニヤリになった事でより有利になったり
逆に敵に背後をとられると敵がニヤリ状態に入ってターンが回ったり。
ニヤリの仕様変更他、4より遊びやすいようにリファインが行き渡っています。
ただし調整も入っているので、結果的にバランスも大幅に変わっているのでご注意。
パートナーが敵ターンスキップや毎回追加アクション等、共闘感が在ると同時に難易度をかなり下げている感は有りますが、
高難易度戦闘のDLCでは使用できない様になっているので自力でやりくりする必要があるなど締める所は締まってます。
新規追加サウンドも没入感を上げてくれて大変結構。 - 悪い点
- 追加DLCで開放される難易度の『終末』で敵の回避率が異常に高い事にはイライラさせられましたがまぁそれぐらい。
ただドミネーター版でも悪さをしてくれた有らんとして在る誰かさんの祟りなのか、今作でもそこそこバグが有ります。
修正パッチも配布されましたが、それでも謎のフリーズが起きるようなのでセーブはこまめに。 - 総評
- 中庸の道も一つではない、というスタンスで話が作られています。ロウカオスも一応あるけどほぼおまけ。
シナリオは……それまでのメガテンとはちょっとテイストは違いますが
メガテンではよくあることです。
4の理解があればより楽しめる作品ですが、
二度作ったことでゲーム面も良くなっているので、新規の方が手を出しても楽しめるゲームではないかと。 - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 5 3 5 -
単純に面白くなった 85 - 投稿者:23:36(男性/40代)
- 投稿日:2016/04/08
- 良い点
- ・無印での不満点の多くが改善、解消されている
・戦闘バランスも向上し、純粋にプレイしていて楽しい
・スキルの適性により悪魔の個性が向上
・ネットすれちがいの実装
・やりこみ要素の深さ
・居住空間の描写などの細かい作り込み
・パートナーが戦術的に個性を持ち、戦力として計算できる - 悪い点
- ・ロウ/カオスの要素が実質なくなった
・シナリオとキャラが若干破綻気味 - 総評
- 前作は一周クリアしたところで飽きてしまったものの、今作は難易度を変えて何周もプレイしている。
単にバランスの良いRPGはそれだけで楽しいという事を実感できる。
悪魔合体も適性という要素が加わったことで奥行きが劇的に広がり、前作の平坦さとは一線を画している。
悪魔ごとの専用スキルも多く、専用スキルの多くは正規の手段で引き継げないため、「レベルが物足りなくなってきたけどスキルが強力で手放しがたい…」という葛藤が楽しい。
前作不評だった異質デザインの悪魔も書き下ろされている。
造形に不満はあるが、前作ほど他の悪魔から浮いてはいないと言える水準に。
シナリオも前作キャラを巻き込んでしっかり完結する形になっており、後味が良い。
ただし大団円に向かうための繋ぎに違和感のある箇所がちらほらある。
「絆」がテーマになる部分があるが、出会って数日の主人公にそれまでの生活を捨ててついてくる、というパートナーが多く、「絆」という言葉をかえって薄っぺらくしてしまっている。
また、ロウ/カオスの対立軸がシナリオ上には存在するものの、主人公がどちらかを選んで属する展開は事実上存在しない。
主人公の周囲全員が大なり小なり「どちらも選ぶ価値なし」と断じてしまっているため、属する理由もない。
属性の偏りによって編成できる仲魔に制限が加わるシステムもない。
総じてロウ/カオスという概念自体が主人公となんら関わりのないものになっている。
シナリオにやや不満は残るものの、それ以外はDLCを含めてほぼ文句のない出来。
前作のクライマックス時点から開始するため、新規で始めるにはややハードルが高いと思われるが、前作に不満があった人にこそオススメできる作品だった。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 4 3 5 -
バージョンアップされた「完全新作」 55 - 投稿者:花音邦(男性/30代)
- 投稿日:2016/02/19
- 良い点
- すれ違い通信がインターネット接続でのアクセスが可能になったおかげで外出せずともすれ違い通信が可能になった。
イベントのテキスト高速化のおかげで周回プレイやゲームオーバーになった時の戦闘前イベントの処理がとても楽になった。
悪魔たちのスキル適正は各スキルごとの威力や消費MPが変化し、いくらかは個性化された。
パートナーが切り替えられるようになり、自分の好きなキャラを戦闘に参加することができるようになった。 - 悪い点
- 悪魔デザインの使いまわしは本当にどうにかして欲しかった。前作よりも期間が空いてるのだからイラストの塗り直しはしてもらいたかった。また今回のキャラクターデザイナーによる新規悪魔や前作で登場した悪魔のリファインされたデザインの出来もイマイチ。
前作よりオート戦闘のスピードが落ちている。ダメージが表示されたのは良いが通常攻撃の連打とほぼ同等のテンポになってしまい、オート戦闘というシステムの意味がなくなっている。
過去作と違いプレイヤーが入力した名前はハンドルネームで、主人公の名前は固定されている。そのためどんな名前を付けようが他のキャラはハンドルネームで呼ぶのに対し、幼馴染キャラから主人公の名前で呼ばれるのでプレイヤーと主人公との一体感がわかない。
あるクエストに登場する過去の悪魔の大量出現の元凶に当たる人物の目的を聞かされ、ゲームから一気に現実へ引き戻される。
メニュー画面のハンターメモで作中の人物や事柄についての情報を更新されるが、その大部分が前作のネタバレに相当する。 - 総評
- シナリオはともかくゲーム性としては前作よりも進化しているので風変わりなゲームをやりたいという方にはお勧めできると思います。
- プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 2 2 3 2 4
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