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「GOD WARS 〜時をこえて〜」発売記念企画! アオメ役の原 由実さんとタクティクスRPG好きの結さんに,“和”つながりでキツネの飴細工に挑戦してもらった
美しく豊かな自然に恵まれ,人々と八百万の神々が共存していた「瑞穂国」に巻き起こる争いと,若きリーダー達の葛藤を描いた本作の発売を記念して,何か“和”をテーマにした企画をやりたい!
ということで,今回はゲームに登場する八百万の神々の一柱「九尾のキツネ」にちなんで,本作でアオメ役を演じている声優の原 由実さんと,タクティクスRPG好きの女優・タレントの結さんに,日本の伝統工芸の一つである飴細工でキツネの飴作りに挑戦してもらった。
さらに,本職の飴細工職人である浅草 飴細工 アメシンの手塚新理さんに,本作のモンスターデザイナー 竹安佐和記氏のイラストを完全再現した「ヤマタノオロチ」を製作していただいている。それぞれ,どのような出来栄えになったのか,ぜひチェックしてほしい。
「GOD WARS 〜時をこえて〜」公式サイト
浅草 飴細工 アメシン 公式サイト
原 由実さんと結さんが初めての飴細工に挑戦!
飴細工体験後,原さんと結さんに感想を聞いてみたので,その模様を以下に掲載しよう。
4Gamer:
初めて体験した飴細工は,いかがでしたか。
先生がお手本を見せてくださったときは,さっと作っていらしたので,簡単そうに思えたんですよね。でも,いざ自分でやってみると,時間が経つにつれて飴が冷えて固まってしまったり,間違った角度でハサミを入れてしまうと修復できなかったりと,なかなか難しかったです。
それでも,最終的にはキツネに見えなくもない子が出来上がったので,大満足の仕上がりとなりました。
結さん:
私は手先が器用じゃないので,飴細工に挑戦するのは楽しみだった半面,うまくできるか自信がなかったんです。でも先生が楽しく教えてくださって,原さんとも一緒に飴細工ができて,本当に楽しかったです。
4Gamer:
ご自身の作品で気に入っている部分や,作るのに苦労したところを教えてください。
原さん:
私のお気に入りポイントは,全体的なフォルムが子ギツネっぽいところです。丸みを出したことが,可愛らしさにつながったのかな,と思います。
私は,ついつい飴に触ってしまうんです。そうなると飴が冷えて固まり,ハサミが通りにくくなってしまうので苦労しました。でも先生方がやっているのを見ると,飴が粘土みたいに柔らかくて,ハサミがスッと通るんです。難しいことを簡単そうにやってみせるのは,さすが職人さんだと感心しました。
あとは自分が手をかけたと思うと,練習で作った子も含めて自然に愛着が湧きますね。最初はただの飴だけど,だんだん形になるにつれ,魂が宿っていくように感じられるんです。それは,物に魂が宿るという日本古来の信仰,ひいては日本神話を題材とした「GOD WARS」の根本にある部分と重なるんじゃないでしょうか。
4Gamer:
それでは,お互いの作品について感想をお願いします。
原さん:
結さんが作った子は,ちゃんと尻尾が九つに分かれているんですよね。やってみると分かるのですが,飴の絵付けは結構難しいんです。それなのに,きちんと九尾を再現しているので,すごいなと。あと,ちゃんと強くて怖そうな感じになっているところが,「GOD WARS」の世界観にも合っていると思います。
結さん:
嬉しいです。
原さんが作った子は,いわずもがな可愛いです。もう,ペットにしたい! ちゃんと首輪もしてるんですよね。
原さん:
傷口から血が出てるようにもも見えるけど(笑)。
結さん:
頭の模様とかにも,原さんのキツネ観がちょいちょい出ていて,総合的に可愛いです。「GOD WARS」の文字も入ってるし……なぜかアオメの名前が書いてあるのもポイント高いですね。
さて,それでは飴細工職人の手塚さんが本気を出すとどんな作品ができるのか。まずは写真を見てほしい。
まさに見事なヤマタノオロチの飴細工だが,手塚さんによると,製作中は苦労の連続だったとのこと。というのも「GOD WARS」のヤマタノオロチは,一般的にイメージされる「八つ頭の蛇」とはかなり意匠が異なっており,たとえば手ぬぐいを持った頭部があったり,着物を着た人物らしき姿が見られたりするからだ。
そもそも,これらのデザインにどんな意味が込められているのか……そんな疑問を抱えつつ,竹安氏の描いたヤマタノオロチのイラストとゲーム用に作られた3Dデータをもとに,手塚氏は頭の中で完成図を描いていったという。
また,実際に飴細工の作業に入ってからも,苦労は終わらない。ヤマタノオロチには当然,8つの頭部があるわけだが,頭の数が増えるほどハサミを入れるスペースが狭くなり,細かい作業がやりづらくなっていくのである。作業の後半では,手を加えようとして先に作った部分を壊してしまったりすることもあったそうで,かなりイライラさせられたそうだ。
ちなみに総製作期間は丸1日で,その大半は構想に費やされたとのこと。これだけ手の込んだ複雑な作品だけに,かなりの時間が必要なのではないかというのは素人考えで,実際にはほとんど一発勝負で作業を進めていくのだとか。
手塚さんの作品を目の当たりにした竹安氏は,「まさか立体作品になるとは」「すごい物を見ると笑っちゃいますね」と驚きを見せつつ,「作家にはそれぞれ個性があり,僕自身,物作りをしていますから独自の感性を持っています。それでも,ある一定のラインを越えたクオリティの作品は,その感性を超えて格好いいと思います」と絶賛。「本当にすごい。この作品から影響を受けた何かを作ってみたいですね」とも話していた。
今回,手塚さんが製作したヤマタノオロチは,浅草 飴細工 アメシンの浅草本店工房にて展示されている。興味があれば,実際に店舗へと足を運んで,その細工の見事さや細かさを実感してみてはどうだろうか。
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