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「PUBG JAPAN SERIES」Season4 Grade1 Day6レポート。世界大会への切符を手にしたのは「Rascal Jester」と「SunSister」
Season4の最終戦となるこの日,Phaseごとに決まる降格4チーム,そして2019年11月にアメリカで開催される世界大会「PUBG Global Championship 2019(PGC 2019)」に出場する日本代表2チームがついに決定します。
世界大会への出場権を獲得するのは,Season4を通した総合ランキングの上位2チームです。Day6を迎えた時点ではRascal Jesteが127キル230ポイントで1位をキープし続けており,2位争いが最も見どころでした。
終盤に向け追い上げを見せるCrest Gaming Xanadu(189ポイント)が2位,わずか1ポイント差でSengoku Gaming(188ポイント)が3位,続いてBLUE BEES(178ポイント)が2位との差が20ポイント以上開いた4位となっていました。5位のAll Rejection Gaming(168ポイント),6位のSunSister(165ポイント)が,2位争いに食い込むのはやや厳しい状況でした。
しかし,最後の最後まで勝負がわからないのがPJSの面白いところ。新たなドラマが生まれたSeason4 Grade1 Day6の模様をお届けします。
Rascal Jester(RJ)
Sengoku Gaming(SG)
BLUE BEES(BB)
Crest Gaming Xanadu(CGX)
All Rejection Gaming(ARG)
SunSister(SST)
Lag Gaming(LAG)
V3 FOX(V3F)
DetonatioN Gaming Black(DGB)
Zoo Gaming / Penguin(ZOO)
Crazy Cats Cosmo(CCC)
DetonatioN Gaming White(DGW)
Team RAYZE(RAY)
JUPITER NOVA(JUN)
GrimNight REDCELL(GNR)
野良連合(NR)
Round11 - Miramar
最終日の初戦は,なんとSunSisterが22キルで勝利。中盤以降,安全地帯に恵まれない状況が続いていたSunSisterでしたが,積極的にファイトを仕掛け,周囲のチームを壊滅させつつ進み,その勢いのままにドン勝を手にしました。
SunSisterは,このRoundで32ポイントを獲得し,上位チームをごぼう抜きにして,一気に2位へ躍り出る展開となりました。なお,22キルはSeason3においてSengoku Gamingが達成した記録と並ぶチームキル数となります。
fiachan選手:https://www.twitch.tv/fiachan
gabha選手:https://www.twitch.tv/gabha999
kendesu選手:https://www.twitch.tv/kendesu
CrazySam選手:https://www.twitch.tv/crazysam4
Round12 - Miramar
続くRound12も,2位の座を争うチームが後半まで残る熱戦となりました。残り4チームの時点で,家屋を確保するZoo Gaming / Penguinに対してBLUE BEESが戦闘を仕掛けるも,双方削り合う形となり全滅。
最後は,Lag GamingとAll Rejection Gamingが3対3の戦闘となり,数少ない遮蔽物を使った駆け引きの末,All Rejection Gamingがドン勝を獲得しました。この勝利により,All Rejection Gamingが6位から順位を上げるかと思われましたが,5位のBLUE BEESもポイントを稼いでおり,順位は動きませんでした。
albert選手:https://www.twitch.tv/fpser_albert
Maron選手:https://www.twitch.tv/maronjp
osakana選手:https://www.twitch.tv/osakanamuamu
Suzukipoke選手:https://www.twitch.tv/suzuki_poke
Round13 - Sanhok
Round13のSanhokは,Crest Gaming Xanaduが勝利。残り7チームの時点でCrest Gaming Xanaduの3名が安全地帯の北側を広く確保し,最後は南側に残った敵を制圧する展開となりました。
Crest Gaming Xanaduは,ここまでの2試合で思うようにポイントを稼げていませんでしたが,このRoundで17ポイントを獲得して2位を奪還します。しかし,2位のCrest Gaming Xanaduが212ポイント,3位のSunSisterが210ポイントと,その差はわずか2ポイント。まったく勝負の行方が読めない状況の中,残り2試合に突入しました。
Rio01選手:https://www.twitch.tv/rio_taro
Aries選手:https://www.twitch.tv/aries_dota2
kurad選手:https://www.twitch.tv/kurad2
Dep選手:https://www.twitch.tv/dep_ow
Round14 - Erangel
Round14では,Day5と同じく安全地帯がGelorgopol南東に位置する山を含むエリアになりました。山の麓にある家屋を守り抜いたV3 FOXは,4名生存で終盤の戦闘へ突入します。人数有利を活かし,残るJUPITER NOVA,そしてLag Gamingを倒してV3 FOXの勝利となりました。
なお,山頂での戦闘が続いていたCrest Gaming Xanaduはキルを重ね,このRoundで15ポイントを獲得。これにより,3位のSunSisterとの差を16ポイントまで引き離し,最終Roundを迎えました。
poly選手:https://www.twitch.tv/interact_poly
Manju選手:https://www.twitch.tv/global_manju
tomus選手:https://www.twitch.tv/tomus
whitejack選手:https://www.twitch.tv/whitejack_21
Round15 - Erangel
これまでも数々のドラマを生んできたシーズンの最終Round。Season4の最後に,驚くべき快進撃を見せたのはSunSisterでした。
最終戦は,1ポイントでも多く獲得したい各チームの思惑がぶつかり合い,序盤から戦闘が多発します。最初にDep選手が欠け,やや不安なスタートとなったCrest Gaming Xanaduは,2ポイントしか稼げず,14チーム目で脱落となります。
一方,SunSisterは2名ずつにスプリットした状況での戦闘により,残り2名で終盤を迎えると,人数不利にも関わらず,突っ込んできたLag Gamingを見事に捌き切るなど,さらにキルを重ねていきます。
そして最後は,2名が車両を活かして大きく展開し,野良連合との2対2を勝ち切り勝利しました。この劇的な16キル26ポイントでの勝利により,SunSisterが世界大会への切符を手にしました。
fiachan選手:https://www.twitch.tv/fiachan
gabha選手:https://www.twitch.tv/gabha999
kendesu選手:https://www.twitch.tv/kendesu
CrazySam選手:https://www.twitch.tv/crazysam4
Season4の優勝に輝いたのは,圧倒的な強さで首位をキープし続けたRascal Jester。そして準優勝は,最終日に驚異の追い上げを見せたSunSisterとなり,今シーズンも最後の最後まで展開の読めない熱戦が繰り広げられました。
なお,この2チームが出場する世界大会「PGC 2019」は,11月8日から3週間に渡って開催されることが発表されています(関連記事)。
各地域での戦いを勝ち抜いた32チームが,アメリカ・ロサンゼルスのOGNスーパーアリーナで行われるグループステージに挑み,24チームが翌週の準決勝に進出。さらに,準決勝を勝ち抜いた16チームが,アメリカ・オークランドで開催されるグランドファイナルのステージへと進みます。
日本代表チームが,世界の舞台でどのような活躍を見せてくれるのか,その熱い戦いをぜひお見逃しなく。
「PUBG JAPAN SERIES」公式サイト
「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」公式サイト
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