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「PUBG JAPAN SERIES」Season6 Grade1 Day3レポート。逆転劇のPhase1最終日,PCS2 ASIAへの出場権はSSTとE36の手に
シーズン前半戦Phase1の最終日となるこの日,地域別国際大会「PUBG CONTINENTAL SERIES 2 ASIA」(以下,PCS2 ASIA)に出場する日本代表2チームと,Grade2への降格4チームが決定しました。
Day2終了時点のランキングでは,DetonatioN Gaming White(131ポイント)が2位に17ポイント差をつけて首位に浮上。2位にSunSister(114ポイント),3位にSengoku Gaming(108ポイント),4位にELEMENT.36 JAPAN(100ポイント)が続き,この4チームによる国際大会への出場権をかけた戦いが大きな見どころとなっていました。
また,昇格チームの躍進も止まらず,Grade1で長く活躍を続けてきたチームが降格圏に沈むなど,Grade1残留をかけた争いにも注目が集まりました。ランキングの上位と下位,どちらも最終Roundの決着まで目が離せない激戦となった,Season6 Grade1 Day3の模様をお届けします。
- Crest Gaming Xanadu(CGX)
- ELEMENT.36 JAPAN(E36)
- SunSister(SST)
- Rascal Jester(RJ)
- Sengoku Gaming(SG)
- REJECT(RC)※元All Rejection Gaming
- Zoo Gaming / Penguin(ZOO)
- DetonatioN Gaming White(DGW)
- V3 FOX(V3F)
- Crazy Cats Cosmo(CCC)
- いろはにぽぺと侍ゲーミング(ISG)
- Lag Gaming(LAG)
- Ace1(A1)
- Gaming Team SELECTOR(GTS)※元Detre.R
- 3R gaming Lotus(3RL)
- GrimNight REDCELL(GNR)
MiramarのRound13では,やや振るわない結果が続いていたV3 FOXがドン勝。V3 FOXは周囲の敵を制圧しながら安全地帯中央の稜線を確保し,最後はパルスに追われて丘を下るSunSisterの2名を迎え撃って勝利しました。
Round14では,Gaming Team SELECTORがドン勝。Gaming Team SELECTORは,GrimNight REDCELLとRascal Jesterが戦闘をしているところに見事なタイミングで介入し一掃します。最終局面では人数的にもポジション的にも有利な状況を作り上げ,大胆かつ慎重に各個撃破していき,そのままドン勝を手にしました。
Miramarの最終戦となるRound15。最終局面はいろはにぽぺと侍ゲーミング,Sengoku Gaming,Rascal Jesterの1対3対3の状況になりました。ここで1人生き残っていたMasashi選手(ISG)は,車両で突撃するという誰もが想定しなかった行動を取り,gabha選手(RJ)を道連れにして倒れます。
Rascal Jesterが考えていたはずの最終局面での勝利の道筋が泡と消える中,その混乱に乗じてSengoku Gamingが攻勢を仕掛け,そのままRascal Jesterを壊滅させてドン勝となりました。
ErangelのRound16では,V3 FOXが再びドン勝を獲得。安全地帯内に4人で広く展開し,人数の欠けた敵チームを追い込むように制圧しました。V3 FOXはこの2度めのドン勝で,国際大会へのチャンスが見える位置まで順位を上げます。
そして残すところ2試合となったRound17は波乱の幕開けになりました。試合中盤までに,DetonatioN Gaming White,Sengoku Gaming,SunSisterの上位3チームが脱落。最終局面ではELEMENT.36 JAPANが,戦闘をしていたGrimNight REDCELLとLag Gamingを包囲して掃討,ドン勝を獲得しました。これによりELEMENT.36 JAPANは,2位のSengoku Gamingと同点の141ポイントまで追い上げます。
この時点で,1位はDetonatioN Gaming White(149ポイント),2位はSengoku Gaming(141ポイント),3位はELEMENT.36 JAPAN(141ポイント。キルスコア差で下位),4位はSunSister(139ポイント)となっており,4位から1位の差はわずか10ポイントに。国際大会への出場権をかけた戦いは,最終Roundにすべてが委ねられる展開となりました。
そしてRound18では,DetonatioN Gaming WhiteとSengoku Gamingが,ほとんどポイントを稼げないまま脱落してしまいます。一方,SunSisterとELEMENT.36 JAPANはしっかりと生き残り,最終局面は両チームによる直接対決へ。ここで2対1の有利を勝ち切ったSunSisterが,14キルでドン勝を獲得しました。
最終Roundでドン勝と2位に輝いた,SunSisterが総合ランキング1位,ELEMENT.36 JAPANが同2位となり,国際大会「PCS2 ASIA」への出場権を獲得しました。
17Round終了時点まで首位をキープしていたDetonatioN Gaming Whiteは,惜しくも3位に転落。Sengoku GamingもDay2の失速を取り戻す追い上げを見せていましたが,あと一歩およびませんでした。
また,G2から昇格した4チームすべてがGrade1に残留を決めました。これはPUBG JAPAN SERIESで初めての出来事となります。Syuto選手(GTS)が2週連続でモストキル賞を獲得するなど,Grade1に新風を吹き込むことになりそうです。
一方で,Grade1で活躍を続けてきたREJECTとLag Gamingの降格が決定。前シーズンにGrade1へ昇格した,いろはにぽぺと侍ゲーミングとCrazy Cats Cosmoも,降格圏を抜け出すことができませんでした。なお,Season6 Phase2からは,Dandelion,CYCLOPS athlete gaming,CRUCIFIX,AnimationCafe InVeLzの4チームが,Grade1に昇格します。
SunSisterとELEMENT.36 JAPANが出場する「PCS2 Asia」のスケジュールは,下記の通り。前回大会とは異なり,1日4試合で6日間の計24試合が3週にわたって平日に開催されます。ぜひ日本代表2チームの活躍を応援しましょう。
「PCS2 Asia」スケジュール
8月27日(木)〜28日(金)
9月3日(木)〜4日(金)
9月8日(火)〜9日(水)
Round13 - Miramar
「V3 FOX」PJS公式サイト
Round14 - Miramar
「Gaming Team SELECTOR」PJS公式サイト
Round15 - Miramar
「Sengoku Gaming」PJS公式サイト
Round16 - Erangel
「V3 FOX」PJS公式サイト
Round17 - Erangel
「ELEMENT.36 JAPAN」PJS公式サイト
Round18 - Erangel
「SunSister」PJS公式サイト
モストキル
「PUBG JAPAN SERIES」公式サイト
「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」公式サイト
- 関連タイトル:
PUBG: BATTLEGROUNDS
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