「デュエル エクス マキナ」，リーズナブルに揃えられる「アグロデッキ（イズモ篇）」を紹介

　ディー・エヌ・エーが配信しているスマートフォン向け対戦型デジタルカードゲーム「デュエル エクス マキナ（DUELS X MACHINA）」（iOS / Android）。本稿では，前回紹介した「ミッドレンジデッキ（オリンポス篇）」に続き，「アグロデッキ（イズモ篇）」を紹介する。
　今回のデッキは，レジェンダリーレアカードを採用しておらず，比較的安価で組めるのが魅力。資産が少なくてもデッキを組みやすいため，始めたばかりの人にもオススメできるデッキだ。

アグロイズモ（ツクヨミ）

ガーディアン	スキル
ツクヨミ	相手ユニット1体を横に１マス動かす（方向はランダム）。

カード名	種類	枚数
ゲンジの傀儡女	ユニット	2枚
怪異 ネコマタ	ユニット	2枚
風魔手裏剣の投擲	スペル	2枚
天狗隠し	スペル	2枚
忍者 乱波	ユニット	2枚
怪異 フウリ	ユニット	2枚
鬼切の誘引	スペル	2枚
山岳神 コノハナサクヤ	ユニット	2枚
忍者 くノ一	ユニット	2枚
ゲンジの荒武者	ユニット	2枚
小狐丸の反撃	スペル	2枚
占師 陰陽博士	ユニット	2枚
大国主の神米	スペル	1枚
八頭蛇 ヤマタノオロチ	ユニット	1枚
魔蝸牛 デーモンスネイル	ユニット	2枚
エルフの地術士	ユニット	2枚

イズモは☆3や☆4レアリティのカードに優秀なカードが揃っているので，リーズナブルなデッキが組みやすい

　このデッキは，ほとんどが軽量コストのユニットによって構成されており，序盤から攻勢に出ることができる。また，相手ガーディアンにダメージを与えることで能力を発揮するタイプのユニットが多いので，いかにガーディアンへ攻撃するかがキモとなる。

　基本は，対戦相手のユニットを1マス横に動かせる能力「威圧」や，同様の効果を持ったツクヨミのガーディアンパワーを使い，「忍者 くノ一」でドローしたり，「占師 陰陽博士」で対戦相手のユニットを手札に戻したりして，アドバンテージを取っていく。とくに「占師 陰陽博士」は，火力で処理されなければ，ずっとマウントをとることができるので非常に強力だ。

　また，相手の大型護衛ユニットが出てきても「鬼切の誘引」で手札に戻したり，「大国主の神米」で無力化したりすれば問題ない。

採用しているカードの解説

◯ゲンジの傀儡女
スペルを唱える度にATKがアップするユニット。素のスペックも1/2で及第点なのに，1度スペルを唱えるだけで2コスト相当の2/2になるため，十分すぎる働きを見せてくれる。後攻時であれば「恩恵のマナ」との組み合わせが強力だ。

◯怪異 ネコマタ
攻撃時のみATKが上昇する1コストユニット。ATKのアップ値はランダム（＋1〜2）だが，「キラーフィッシュ」（1コストで2/1）を超えると考えれば悪くない。イズモの優良低コスユニットの1つだ。

◯風魔手裏剣の投擲
ユニットに2ダメージを与えられる1コストの軽量スペル。ガーディアン本体には打てないが，オリンポスの2コストスペル「ハルパーの追撃」と比較すると破格の性能。「ゲンジの傀儡女」と組み合わせて使っていきたい。



◯天狗隠し
自分のユニットと相手のユニットを手札に戻す1コストの軽量スペル。こちらの軽量ユニットを対象にしつつ，相手の大型ユニットを手札に戻せれば，大きなリターンを得られるだろう。

◯忍者 乱破
2コスト2/1と基本スペックは低めだが，「相手縦列に1ダメージを与える」という能力を持っている。相手がHP1の1コスユニットを展開してきた返しにこのユニットをぶつけることで，一方的に盤面をとることができる優秀なユニットだ。

◯怪異 フウリ
相手ガーディアン本体にダメージを与えるたびに成長していくユニット。素の状態でも2コスト2/2という標準スペックを持っているため，最低限の働きはしてくれるはずだ。



◯鬼切の誘引
相手のユニット1体を手札に戻すことができる2コストの軽量スペル。どんな大型ユニットでも手札に戻せる優良カードだ。相手の大きな護衛持ちユニットが出てきた時は，これで手札に戻してしまおう。

◯山岳神 コノハナサクヤ
山岳に配置すればATKが2上昇したうえで「隠密」が付与される3コスト2/3のユニット。素のスペックでも標準レベルだが，条件さえ満たせば3コスト4/3隠密という破格のスペックになる。「エルフの地術士」と組み合わせて山岳の上に召喚していこう。

◯忍者 くノ一
相手ガーディアンにダメージを通すことでカードを1枚引ける3コスト2/2のユニット。このデッキ唯一のドローソースなので，うまく活用して手札のリソースを増やしていきたい。



◯ゲンジの荒武者
正面の相手ユニットを1マス横に移動させる「威圧」を持った3コスト3/2のユニット。単体でも最低限の働きをするが，ガーディアン本体にダメージを与えることで能力が発動するユニットとの組み合わせが強力だ。

◯小狐丸の反撃
相手ユニットに4ダメージを与え，自ガーディアンに2ダメージを与える3コストスペル。基本的に自分が攻め側に回ることが多いので，自身のガーディアンがダメージを受けるデメリットはあまり気にしなくていいだろう。

◯占師 陰陽博士
相手ガーディアンにダメージを通すことで，ランダムな相手ユニットを手札に戻す4コスト2/3のユニット。「威圧」やツクヨミのガーディアンパワーを使えば，相手ガーディアンにダメージを通すことはそれほど難しくなく，相手の動き次第ではこのユニットで半永久的に攻撃を続けられる非常に強力なカードだ。



◯大国主の神米
どんなユニットでも0/1の大国主のネズミに変えて無力化できる4コストの除去スペル。相手に大型の護衛持ちユニットが出てきて，「威圧」やガーディアンパワーを使ってもダメージを通せない場合などに有効だ。

◯八頭蛇 ヤマタノオロチ
召喚時に相手の手札の数に応じてガーディアンへ直接ダメージを与える能力を持った6コスト4/3のユニット。手札が多くなりやすいルクソールなど，遅めのデッキを相手にしたときに有効で，トドメの一撃を決めるフィニッシャーとして有効に働いてくれる。



◯魔蝸牛 デーモンスネイル
1コスト2/2はどのデッキにでも入ってくる優良スペック。デメリットもさほど影響しないことが多いので，ぜひとも1ターン目に召喚したいユニットだ。

◯エルフの地術士
2コスト2/2という標準スペックを持ちつつ，地形も作れるユニット。このデッキの場合はそこまで地形シナジーは強くないが，「魔蝸牛 デーモンスネイル」の酸溜まりを上書きしたり，「山岳神 コノハナサクヤ」と組み合わせたりすることで活躍させられる。

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