［TGS 2016］「BLAZBLUE」をスマホで手軽にプレイ。TGS 2016会場で，シリーズ最新作「BLAZBLUE REVOLUTION REBURNING」をプレイしてきた

　東京ゲームショウ2016の91Actブースに，2016年10月リリース予定のスマホアプリ「BLAZBLUE REVOLUTION REBURNING」（iOS / Android）がプレイアブル出展されていた。
　本作は，中国の91ActがBLAZBLUEのモバイル向けライセンスを取得して制作した作品。タップ＆スライド操作のみで爽快なコンボが繰り出せる，スマホならではのシンプルなゲーム性が魅力のタイトルだ。もちろん，ラグナやノエル，ジンといった，BLAZBLUEシリーズでおなじみの魅力的なキャラクター達が多数登場する。
　本稿では，「REVOLUTION REBURNING」を実際に遊んでみたインプレッションをお届けしよう。

　まずは，ゲームの基本的な操作性から紹介していこう。キャラクターの移動は，画面に表示されている方向キーをタップすることで行い，方向キーを素早く2回タップすればダッシュになる。攻撃アクションは，画面右側をタップするだけで繰り出せ，連続でタップするとコンボ攻撃が発動する。
　特殊技は，前方スライドでなぎ払い，上スライドで対空攻撃，下スライドで下段攻撃といった具合だ。


　BLAZBLUEシリーズの醍醐味である，個性豊かなキャラが登場するストーリーモードや，1対1のバトルが楽しめる対戦モードは，本作でもしっかりと用意されている。
　ストーリーモードは，本作オリジナルの物語が展開されるモードで，キャラクター同士の掛け合いを楽しみつつ物語を楽しめる。コンシューマ版「BLAZBLUE」のストーリーモードと比較的近い感覚で遊べるため，シリーズファンなら違和感なく受け入れられるだろう。


　もちろん，ストーリーモードでもバトルが発生する。ここでのバトルは横スクロールタイプのアクションゲーム仕立てとなっており，次々に襲いかかってくる敵を倒しながらゴールを目指す。基本的には，3回のバトルに勝利するとステージクリア。ラストにはボスが待ち受けており，ボスのみ対戦格闘ゲームスタイルで戦うことになる。
　ちなみに，キャラクターはストーリーを進めていくとアンロックされる仕組みになっており，筆者がプレイしたバージョンでは，ラグナ，ノエル，テイガー，バング，マコト，ジンでプレイすることができた。


　対戦モードでは，1対1で戦うガチンコの対戦格闘ゲームが楽しめる。とはいえ，本作はスマホ向けに最適化された作品なので，アーケード版やコンシューマ版のような複雑なコマンド入力を行う必要は一切ない。簡単なスライド操作やタップの組み合わせで，誰でも簡単に攻撃を繰り出せるよう簡略化されているのだ。


　筆者も実際にプレイしてみたのだが，必殺技はもちろん，コンボもサクサクと繰り出すことができ，遊んでいて非常に気持ちがよかった。スタッフとの対戦では，仕事を忘れて思わず熱中してしまったほどだ。
　ちなみに筆者は，スマホとタブレット（iPad mini）の両方でプレイしてみたのだが，個人的にはタブレットのほうがしっくりきた。スマホでも問題なくプレイできるのだが，手が大きい人だと多少窮屈に感じてしまうかもしれない。
　なお通信対戦には，ランダム対戦とフレンド対戦が用意されている。今回筆者が試してたのはフレンド対戦だが，待ち時間などはほとんどなく，快適に対戦を楽しむことができた。


　今回の試遊では確認できなかったが，ほかにもレイド，共闘，ギルド要素など，さまざまなコンテンツが用意されているようなので，興味のある人は正式配信を楽しみにまっていよう。

　キャラクターや世界観，音楽など，格闘アクション以外の部分にも魅力を感じる人が多そうなBLAZBLUEシリーズ。本作は，そんな人にこそオススメしたい作品だ。「『BLAZBLUE』の世界観は好きなんだけど，格闘ゲームは苦手……」と敬遠していた人でも気軽に遊べるはずなので，ブースに足を運ぶ予定のある人はぜひともプレイしてみてほしい。

「BLAZBLUE REVOLUTION REBURNING」ティザーサイト

4Gamerの東京ゲームショウ2016特設サイト