プレイレポート
[TGS 2016]思考の瞬発力が試される「ラストグノウシア」(The LASTGNOSIA)のインプレッションを掲載
「こちら」の記事でお伝えしたとおり,本作は,「ロードス島戦記」などで知られる水野 良氏が世界観の設定を担当しているデジタルカードゲームだ。
公式サイトで確認できる「エブラール(ファイター)」「ソウジ(ニンジャ)」「アルテミア(エルフ)」「シャンティ(プリースト)」というヒーローのうち,プレイアブルバージョンでは「エブラール(ファイター)」または「アルテミア(エルフ)」の構築済みデッキを使用し,隣で試遊している人と対戦できる。
カードゲームといえば「俺のターン!」などと言いたくなるものだが,本作に“ターン”の概念はなく,リアルタイムでバトルが進行。時間経過でエネルギーが溜まり,手札のカードを場に出すには,その溜まったエネルギーをコストとして支払う必要がある。
場に出せるカードは最大3枚で,カードは召喚された場に留まっているあいだ,一定間隔で正面にある敵の場のカードを攻撃し,カードが存在しないなら敵ヒーローに直接ダメージを与える。
各カードに書かれた3つの数字は,左下が「攻撃力」,中央下が「コスト」,右下が「体力」を表しており,先に相手ヒーローの体力を削り切ることで勝利となる。タイムアップ(制限時間5分)を迎えた場合は,残っている体力が多いほうのヒーローの勝利だ。
一部のカードは特殊能力を発動でき,その効果は対象のカードをロングタップすると確かめられる |
手札は4枚。切った手札の分は常に補充される |
プレイアブルバージョンを試遊した限りだが,本作にはいわゆるマジックカードに相当するものはない様子。すべてがクリーチャーカードだった |
ヒーローはそれぞれ異なる「超必殺技」を持っており,発動する際に「SP」20ポイントを消費するが,戦況を一変させられるほど強い。SPは,場にカードを出したり,直接ダメージを受けたりすると溜まり,30ポイントまでチャージできる。超必殺技は必要なSPさえあれば任意のタイミングで何度でも発動できるため,奥の手として温存するかどうかはプレイヤー次第だ。
リアルタイムで進行するバトルシステムによって,カードゲームにおける戦術のセンスだけでなく,思考の瞬発力も試される「ラストグノウシア」。プレイアブルバージョンはバトルのみ体験できるという内容だが,シナリオを楽しめるモードも用意されるとのことで,そちらへの期待も高まること請け合い。
公式サイトでは現在,iOSとAndroidの両方を対象としたクローズドβテスターの募集が行われているので合わせて確認しつつ,東京ゲームショウ2016会場に足を運んだ人はぜひ試遊してみてほしい。
「ラストグノウシア」公式サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2016記事一覧ページ
- 関連タイトル:
カード&ダークネス ラストグノウシア
- 関連タイトル:
カード&ダークネス ラストグノウシア
- この記事のURL:
キーワード
(C)DAIDALOS INC./(C)bushiroad
(C)DAIDALOS INC./(C)bushiroad