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「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR- ストーリーモード上映会」レポート。石渡太輔氏と坂村英彦氏が開発時のエピソードを語った
このイベントは発売中の対戦格闘ゲーム「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」(PC / PS4 / PS3 / ARCADE)のストーリーモードを特別に編集し,劇場のスクリーンで上映するという催しだ。上映前には「GUILTY GEAR」シリーズのゼネラルディレクターを務める石渡太輔氏,同じくアートディレクターの坂村英彦氏によるトークショーが行われ,ストーリーモードに関する開発時のエピソードが語られた。
「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」公式サイト
「GUILTY GEAR Xrd REV 2」公式サイト
トークショーは夜も更けた22:30にスタート。石渡氏によると,ストーリーモードは「少数精鋭で制作された」とのこと。そもそも数時間にも及ぶボリュームのストーリーモードを制作したきっかけは「せっかく3Dでモデルを制作しているのだから,ちょっと動けばいいな,3D紙芝居みたいなものができればいいな,というのが始まりだった」(石渡氏)。
また,坂村氏は「GUILTY GEAR Xrd」を作り始めた当初,石渡氏から「ストーリーモードに半クール分のアニメを入れたい」と伝えられたエピソードを明かした。「最初,何を言っているんだろう」と思ったそうだが,徐々にエスカレートしていき,最終的に破格の内容になったという。
ちなみに,ストーリーモードは「キャラクター2人が左右に並んで話す」という従来のシリーズ作品のスタイルで制作する話もあったとのこと。しかし,石渡氏は制作しているうちに,キャラクターのグラフィックスを表示する枠が「邪魔だな」と感じたため,アニメーション形式に落ち着いたそうだ。
「GUILTY GEAR」シリーズにはさまざまな声優が参加しているが,石渡氏はほぼすべての収録現場に足を運んでいるという。収録時の思い出を尋ねられた石渡氏は,「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」において重要な立ち位置を占めるキャラクター,「聖皇」こと「アリエルス」役の皆川純子さんの名前を挙げて,「僕がいろいろと難しい注文をしているうちに,『分かった』と皆川さんが台本を置き,話の流れには沿いつつ,でも台本を読まずに収録したことがありました」というエピソードを明かした。
皆川さんに対し,「声優っぽい演技よりは,吹き替えっぽい演技をしてほしい」「生っぽい壊れ方をしてほしい」という注文をしたことで,あえて台本を読まない演技になったというわけだ。また,劇中のアリエルスがブドウを食べるシーンでは,実際にチョコレートを食べながら収録したとのこと。「すべての声優さんに,無茶な注文に応えていただきました」と収録時を振り返っていた。
続いて,「GUILTY GEAR Xrd」シリーズのLINEスタンプについて話題が移った。そこで,最も使用されているスタンプが「笑顔を浮かべているレオ=ファング」であることが告げられると,会場中からは笑いが巻き起こった。坂村氏によると「桁が一つ違うレベル」で圧倒的な人気があるとのこと。一度に複数まとめて使われる場合が多いそうだ。
5月25日にはシリーズ最新作「GUILTY GEAR Xrd REV 2」(PS4 / PS3)の発売が予定されている。パッケージ版だけでなく,前作「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」の購入者向けに「有料アップデートDLC版」も用意されているので,ぜひチェックしておこう。
「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」公式サイト
「GUILTY GEAR Xrd REV 2」公式サイト
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